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君を俺に引きずりこんで溶かしたい これはΩの本能なのか?
omega allergy
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
↓ネタバレ含みます!
イズミハルカ先生は商業デビュー前の創作BLから作品読ませていただいて、そちらが面白かったので商業デビュー作も楽しみにしていました!こちらの作品独自の設定が最後まで生かされていて面白かったです。内容も良かったですがコマ割り?表現の仕方?もとても良かったです。
フェロモンアレルギーの御堂は抑制剤のおかげで今や普通では感じとれない発情期のフェロモンでラットに陥ってしまいます。初めて見た独自の設定ですが実際にオメガバースの世界だったらたしかにそういうアレルギーありそうだな…と思いました。持つ人が少ないようなアレルギーの場合合う薬剤の研究等も進んでいないだろうし辛いですね…。珍しい症例なら抑制剤で抑えているはずのフェロモンでまさかラットに陥ってるとは思われないでしょうし、いつ自分が性犯罪を犯すかと苦しむ日々は辛かっただろうなと思います。実際はかなり優しい子みたいですし。この独自のアレルギーの設定を最初に番になるきっかけに用いるだけでなく終盤でも生かしていて、素敵な設定が生きていて良かったです。緋山は最初の印象はドライクールな感じでしたが、御堂の言う通り実際は根はお人好しで書き下ろしの7話はとても可愛かったです。本誌で全部読んだ方にも可愛い書き下ろしエッチ(書き下ろしは20Pあります!)での緋山を見てみて欲しいです。緋山は尻で抱くタイプの受けどころかいつか実際に御堂のこと抱きそうな受けで(今作ではリバってないです)、普段リバはあまり読まないですがこの2人でなら見てみたいと思いました。
2人の性格や書き下ろしでの恋人となった様子を見ると安心できますが、たくさん傷ついてきた分(特に緋山)これから先共に楽しく幸せに過ごして欲しいと思います。
フェロモン過敏症でαの御堂がΩの緋山に取引を持ちかけられるところから始まります。
御堂とΩの女子との事後描写があるので苦手な方はご注意下さい。
義兄に犯され首を噛まれそうになり自らカッターで首を傷付けた緋山の過去は読んでいて胸が痛くなりました。
しかし、αだからと決めつけて御堂自身を見ていなかった緋山が段々と御堂と向き合うようになっていく姿に心を打たれます。
もう少し説明が欲しい部分や演出過多に感じる場面があるものの、それも含めてドラマチックな世界観をより引き立たせていて、まるで映画を見終わったかのような読後感でした。
シーモアは白抜き修正でした。
他の方のレビューでハマるかハマらないか、て
読んでどうかな…と思いましたが私はガッツリ
とハマりましたねー。
ドラマチックで大好きです、こういうの。
オメガバースの世界観をよーく活かしたお話。
蓮のトラウマの原因である義兄がクズなのかと
思いきや、意外にも彼なりに蓮の事を考えていて
当て馬ポジなのに好きになっちゃいましたよ笑
義兄くんのスピンがほしいくらいですわ…
打算で番だった頃にα憎さから御堂を蹂躙する
蓮も良かったし泣きながら言われるがままおねだり
する御堂もたまらんかったけれど気持ちが通じ合って
からの可愛げある蓮もめちゃくちゃ溺愛する
御堂も良くて一作で2度美味しかったですね。
こんなの読みたかった。
オメガバースものでも、珍しくて〜面白かった。
「性誘引物質過敏症」という、Ωフェロモンに過剰反応してしまう特異体質を持つα御堂くん。
息する事も辛い日々を過ごしていたけど・・・
バース性の偏見にうんざりしていたΩ緋山くんと、ひょんなことから利害関係で番になる。
緋山くんのうなじに傷〜なんだろーと、思ったら義兄に襲われて噛まれる寸前で自分で切ったんだ。
強いΩが好きなので、緋山くんがとても良かった!
バース性の世界において、Ωは搾取される側、αは支配する側だけど、そんなの全部突破らって、お互いを高め合った2人の話でした。
義兄、るいのスピンオフ読みたいな。
物語開始からいろいろなことがおこり、勢いそのままに結末まで向かいます。
静のコマが少ないので飽きることなく読めますが、お腹いっぱいだなあと思ってしまう部分もありました。
オメガバースの物語としては、バース性を中心にその性質を活かした物語になっていると感じます。
けれど個人的には、冒頭の利害の一致により番となってしまうところが受け入れられませんでした。
利害が一致しているからとはいえ、一生ものの契約をしてしまうところに違和感が...
ただこの番になるという提案は、Ω側から持ち掛けられたものなので、その部分については救いかもしれません。
最初が最初なので、結構ピリピリとしたまま話が進みます。
穏やかな日常のシーンもありますが、少な目でした。
若さゆえの暴走か、かなり青い青春を味わうことができます。
征服や服従という要素が描かれているわけではなく、バース性の決めつけからくるレッテル等にそういった要素が含まれているという感じでした。
ハマる人にはめちゃくちゃハマるタイプの作品だと思います。演出が派手なので、最後までマックススピードで駆け抜けます。カロリー消費がすごい。常にキャラに強風が吹いて髪がなびいてて、激しい感情をぶつけ続けてます。入り込めたら神作品、俯瞰で見たら大袈裟に感じるところがあるかもです。
フェロモンアレルギーの御堂とワケありでα嫌いの緋山が、利害の一致により番になるお話。
読み方を失敗したなーと思うのは、開始数ページで御堂が野放しにされる世界観謎すぎる、と思ってしまったこと。だってΩの匂いだけでヤっちゃうんですよ、目の前の女子を(ここは事後描写少々)。そんな状態で普通に学生生活送ってるなんて怖すぎる。
そう思ってしまうと、このお話の基盤が無くなってしまうんですね…御堂は襲ってしまう自分に悩んでるので。でも体質を自覚しながらΩ女子の呼び出しに応じ、ヤっちゃって落ち込む御堂は意味が分かりませんでした。真剣に悩んでる人の行動とは思えず、ヤった相手の気持ちも蔑ろで、これでは共感できません。
番になってからは緋山の兄が出てきて三角関係に。対決シーンは雨を降らせて過剰演出。キャラが激情にかられるシーンがてんこ盛りで、どんどん気持ちが離れてしまいました。緩急付けてもらった方が好みです。
Ωをモノ扱いするなとか、性別に囚われるなとか、そういうテーマが好きなら素晴らしいと感じられるかもしれません。ちょっと男女二元論がチラ付くのと、御堂の被害者感情無視な自己中っぷりが苦手でした。