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itoshii kotoba
无声的的爱情话语
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この作品は、梅太郎さんを大好きになるきっかけになった1冊です。話の内容が切なくて、読んだ後しばらく放心状態になりました。
過去のつらい経験から話せなくなったカナ。カナに執着するイトコの哲。転入してカナの後ろの席になった京介。3人の想いが複雑に絡み合って、話が進んでいきます。
筆談や口パクで会話する二人、哲がついた嘘で苦しんでいる京介、哲に逆らえず苦しんでいるカナ、父親とカナの関係、未成年だから何もできないもどかしさ、一生懸命に出した声…。もう、涙が止まりませんでした。
最後は、同棲しているカナの笑顔に、今までのつらい経験を乗り越えて幸せになった姿が見れて良かったです。
梅太郎さんは、甘々な話が多いイメージ
だったのですが、このお話は重かった。
1冊1つのお話で〝愛しい″という
ワードが合っている切ないお話でした。
私は、予備知識(声が出なくなったいきさつなど)が
あったからすんなり読めたけど、予備知識なしで
いきなり読んだら???だらけになっていたかも・・・
話の中にカナの声が出なくなった事など
出てくるけど、あんまり詳しくは語ってないので
何も知らずに読むと読後感は納得できないかも
しれないですかね?
お話は、とても悲しいく重い内容なだけに
カナと京介の純愛が際立つお話になってます。
2人とも家庭の事情があり、子どもだから
自由になれないなか、2人で自由になることを
考えて、恋愛に一生懸命なところが
重い話でも救われてるような、
重さが増してるような。笑
また、この重さの中でいつも笑顔で
無口なカナがとにかく可愛い!!
見た目は、普通の男子でショタだったり
顔が可愛いって感じの絵じゃないのに
吹けない口笛の練習をしてる姿とか、
大きく頷く姿とかとにかく可愛い!!!!
文字の間違いが多かったので、
読む時、ちょっとガッカリするけど
重くて甘々な話が好きな人にはオススメです。
千束×波平シリーズのスピンオフの梶×哲編の哲が出てる関連作ってことで読んでみたのですが。
ひとりぼっちになった京介が転校先で出会ったのは口の聞けないクラスメイトの「カナ」
カナは音は発しないけれど、その表情や手ぶりで雄弁に語っていて。
いつしかそんなカナに京介は惹かれていくのだけれど…。
いくら気持ちがあっても子供だから、大人じゃないから自由に出来ない不自由さがあって。
けれど、若さゆえの無謀にも見える行動が出来たりもするのだと思うけれど。
早く大人になりたい。
自分の意志で物事を切り拓いて行けるようになりたい。
大人の言いなりにはなりたくない。
そんないろいろな思いがあって。
そんな中で恋をして。
その恋があるから強くなれる部分もあって。
カナが律に言われた「いつかあの子に声を聞かせてやってよ」という言葉がとても印象的でした。
2人が2人ともある種のトラウマを抱えていて。
それを京介はカナのおかげで忘れることが出来て。
カナもまた京介のために乗り越えることが出来て。
逃亡劇のようになってはしまったけれど、それでもお互いが幸せになれる方法が見つかってよかったと思います。
そして、哲。
哲はカナのイトコで、カナは哲の家に居候している状態なんですが…。
まず、先に哲編読んでたせいもあるのか、あまりにも印象が違い過ぎて。
容姿とかもどちらかといえば千束みたいな感じだし。
それが、うまく好きな子にやさしくできないまま離れることになって。
父親との折り合いもうまくいっていないようだし、ずるずると崩れていくと私が知っている哲へと変貌していくのでしょうか。
ちょっとした劇的Before→Afterな勢いです(爆)
それでも、その後の物語とか見ててもこれ以降は哲とカナの中はイトコとして良好な方向へと向かうのでよかったのかな。
そしてそして。
物語に関係なく非常に気になってしまったこと。
いや、物語に関係なく…というのはちょっと違うのかな。
作者様に関係なく、というところでしょうか。
哲の名前なんですが「さとし」なんですよね。
これが結構な確率で「てつ」とルビが振られているわけですよ。
コレ、正直萎えますよね?
物語の外側で気分を削がれるのってホント嫌です。
小説とかでもですけど、やっぱBL系ってこういうのの校正とか甘いんでしょうか?
千束さんシリーズの関連作という事で、思い出すために再読しました。
初めて読んだ時にも切ない系で好きなお話だったのですが、再読して特に要が家庭の事情で結構痛い状況にある事を再認識。
その痛い部分ははっきり描かれていないところもあって、そこは想像で補うしかないのですが、流れ的に最悪のケースなのかな、と思わせるところもあって、結構つらいです。
大人の事情で子供が犠牲になるのはほんとに憤りを感じるし、やるせないですね…><
京介も結構シビアな状況なんですが、彼の登場が要にとっては救いになって良かった。
要の従兄弟の哲はきっと小さい時から要が好きだったんでしょうが、ああいう愛情の表し方しか出来なくて、こちらもまた切ないです。
シリアス度と切ない度が結構高い作品ですが、主人公2人が幸せそうにしている場面も多いので、それで和めました。
ずっと幸せでいて欲しいカップルですね。
母を亡くし、ひとりぼっちになった京介は転校先で、声を失った要というクラスメイトに出会います。しゃべれなくても身ぶりと表情で豊かな感情表現をする要に惹かれた京介は、彼に『カナ』とアダナをつけ急速に親しくなります。
この本のタイトルは「イトシイ」と読まずに「カナシイ」と読むのですがそこにつながってきます。
カナに異常な執着を見せるイトコの哲が、カナとセックスしているようなことを匂わせ、京介を挑発、話は意外な方向へと進んでいく! 切な系純愛の決定版!
家庭の事情でイトコの家にいる要。イトコがいろいろ要に悪さをするのですが、世話になってる弱みもあって逃げられない。
ここで最高にやきもき。
しかし京介は要を連れ出して、短いけど濃厚な愛の時間を共有します。ここの描写がせつなさ倍増で非常によいぞ。
しかし京介が助けてやりたくても、未成年ということで、保護者の同意が必要。家を借りることもできない。
このあと波乱が2人を襲います。そして結末は…
せつない系はけっこう好きな私ですが、今回、要が口が利けないハンデをしょわせる意味がいまいち弱かったかぁとは思います。
見てくれはイッチョ前だけど、オトナになりきれないところだけに焦点を当てたほうがもっと集中して盛り上がったと思うのが、ゆいいつ残念なところです。
しかしせつない系が好きな人にはたまんねぇっていうくらいツボにはまる要素あります。
私は残酷な結末、それをにおわすようなのが好きだから。ちょっと性格ひねくれてるな。
こんな重たい話だったとは!
受けの声が出ないってのも、
うわぁー障害を出してきたか!って、ちょっとイヤな感じしたんですが、
さらにその出なくなった理由ってのが、後味悪すぎ。
話の結末としては、
不幸な受けを攻めが深い愛を注ぐことによって救ってあげて、
メデタシメデタシ。ハッピーエンドなんでしょうけどね、
でもそんなプラスの方向にはとてもじゃないけど考えられません。
ここまでのトラウマあったら普通はね……って考えちゃうんですけど。
過去の出来事以来、
カナは声が出なくなってしまうものの、
それでもまだ足りないというか、普通はもっと後遺症が残ると思います。
ノンキにこんな普通に高校生活なんて送れてないと思うんですけどねぇ。
あー怖い。近親相姦は怖いです。
むしろ、コメディチックでエロエロなのなら大丈夫かもなんですが……。