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kitsune no mukotori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
帯に「橡×倉橋 ついに本当の初夜へ」とあったので
“いよいよ来たか”と楽しみにしていました
何回か最後手前までやっていたそうなのですが(橡さん生殺し!)
いつも淡雪ちゃんの夜泣きで中断していたらしく
清い関係で満足出来なかった二人が別々に淡雪ちゃんに
「既成事実を作らないと今後マズイ」と説明したのが功を奏したのか
ようやく幸せな時間を迎える事となりました
あと話しが進んだのは何かの術を使える新しい人物が登場しました
八角形の魔法陣の頂点に犬・蛇・狐・人間らしきものが
一心不乱に祈っているそばで酷薄な笑みを浮かべる三十半ほどの男…
シロちゃんの周りをうろつく赤い目の男はその人物に
「千代春君はまだ転生されていないのか」と何度も確認し
「くどい」と頭が痛くなる呪文をかけられる
この時はよく分からなかったのですが
この後本宮に居る秋の波ちゃんが影燈さんが治癒院に運ばれたと聞き
気持ちが高ぶった秋の波ちゃんが一気に記憶を思い出した途端意識を飛ばし
その後意識を取り戻した時につぶやいた
「おれ おもいだした あいつら…はんごん(反魂)しようとしてる…」
という言葉で、千代春という者を蘇らせようとしているんだと理解しました
シロちゃんがその千代春君ならば遠い世界で起こっている野孤問題が
こんなに身近な関係者の為に行われていると知った時
松幸先生恐るべし!と思っちゃいました
そしてあとこの本で私がものすごくジーンとしたシーンが
秋の波ちゃんと玉響様の会話のシーンなのですが
もしかしてここも繋がるのか?と思われる事があります
玉響様と結ばれた普通の狐でも術を使えば
亡くなる時を玉響様と時期を同じに出来たそうです
でも旦那様は「一介の狐と生まれたゆえ、死ぬのは道理」と言い
それを受け入れなかったそうです
「必ず生まれ変わるから俺を探してくれ」と来世を約束する言葉を貰い
玉響様は再び会えるその日を楽しみにしていて
狐の生まれ変わりは狐にしかならないのかもしれませんが
転生・反魂と続いたのでこっちも何かあるのか?と思ってしまいます
前半最後は集落にもようやく春が近づいた土曜日
診察を終えて帰ってきた三人を「おかえり」と琥珀様が迎えて終わりました
次巻からはまた琥珀様が登場されるでしょう
本宮で琥珀様の問題個所は治療されたと思うので
今後は妖力がちゃんと溜まり、稲荷神として大きくなられるでしょう
後半は集落での雪合戦なのですが、松幸先生、BL部分より筆が進んでそうで
戦ってる皆さんが生き生きと描かれています(笑)
で、ちょうど成沢さんが別荘に休暇に訪れた時だったので
成沢さんも若手チームに参加したのですが
この時初めて月草様とも対面いたしました
成沢さんは大病院の御曹司で、色々な意味で将来を期待されているのですが
伽羅さんが「月草殿みたいな方が好みのタイプですか?」と聞けば
「綺麗な人だけど恐れ多いっていうか気が引ける感じだね」って…
アドレス交換したのも「陽くんの写真を送ってくれるから」ですって
月草様は神様なので結婚相手には無理でしょうが
伽羅さんは縁結びの為にその後も話しを続けると
「手嶋のおばあちゃんを若くしたお嬢さんだったら嬉しい」と
集落のケーキ作りを趣味としている手嶋のおばあちゃんの名前を出しました
もし成沢先生が手嶋のおばあちゃんと縁続きになるとすると
通院している涼聖さんの診療所の設備がグレードアップするかもしれません
(過去に診療所のレントゲンを移設するなら頼ってほしいと言ってくれた成沢先生
金額が金額だけに涼聖さんが遠慮していたのですが拒否権なくなりそう)
いやもしかしたら総合病院を建てて、本格的にこっちに引っ越してくるかも!
そういえば成沢先生、玉響&秋の波親子と会った場合どうなりますかね?
成沢先生が旦那様の生まれ変わりじゃない限りは
玉響様は人間を相手にしないとは思いますが
陽くん並みに可愛い秋の波ちゃんにもメロメロになりそう
あと私はカバーイラストの人物達の顔に微妙な違和感を抱きましたが
中のイラストは相変わらずの美しさなので安心しました
シリーズ買い。お話にちょっと進展あって嬉しかったのですが、本編130P弱、番外編100P弱+あとがき+みずかね先生の恒例予告編1Pという構成で、ううーんもうちょっとお話が進んでほしい・・と思ったので萌にしました。
本宮での琥珀様+秋の波ちゃんお話と、涼聖さん、伽羅さん、陽ちゃん、橡さん+倉橋さん+淡雪ちゃんのお話がパラレル進行中です。
この巻での新しい登場人物やご活躍された方は
イケメン黒髪ロン毛新キャラ!(謎)、赤い目の男(再登場)、橡さん、倉橋さん、淡雪ちゃん、玉響さま。
後半の番外編では
月草様、阿雅多、浄吽、成沢さん♡、里の皆様。
++良かったところ
橡さんと倉橋さんがようやく!ようやく本懐を遂げました(笑)この巻の一番の山かと思ったら、謎の新キャラ出てきて、これまたとんでもないことを企んでいそうで、あらら!です!
ただそこで本編おしまい。本の半分ぐらいで本編が終わってしまうのは、いいような悪いような、です。もうちょっと本筋を読みたいなあと思うのですが、番外編の方は陽ちゃんの魅力炸裂!「納得!読みたいわ!」と思う内容(里の皆でガチの雪合戦)。焦らしプレイと思って、次の巻を待ちたいと思います。
最後に恒例みずかね先生の予告編1Pについて。なんととうとう予告編ではなくなり、しかも涼聖さんがいない!人外の方ばかりで、女の子戦隊もの?とでも言えばよいのか、毎週日曜日朝8:30~!というテレビのCM絵になってました!描きこみの量が半端ないです、ほんと。毎回楽しみにしている1P、次巻もめちゃくちゃ楽しみです!勿論お話も!