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美味しいお弁当も可愛いキミも、 残さず全部、いただきます!
oishii anata
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「君は特別だ。」
「俺のために、ご飯を作ってくれないか!」(プロポーズ⁈)
「責任とってね♡」(プロポーズ、事後。)
「自慢の恋人なんだから。」
志朗くんにしっかりと届けられる甘い言葉は、大倉の本気。
ひょんな事から大手企業の専務・大倉の胃袋を掴んでしまった志朗くんは、大倉の為に毎日甲斐甲斐しくお弁当作りをする事になる。絵では描かれているものの、その格別美味しそうなお弁当のレシピについては描かれていないのが残念。とーっても残念なのだ。だって。ものすごく美味しそう!
いつも優しくて何かと気にかけてくれる大倉に恋をする志朗くんは、自分のセクシャリティを胸の内に押し隠して来たから。「こんな地味な僕でも。」と、若干の卑屈くんなんだけど。健気で可愛くてピュア。
最近の杉原マチコ先生の作風なのか。攻めの溺愛っぷりが真っ直ぐで、すぐにその執着と独占欲っぷりが現れてくれるのも良き。ひたすらに甘いのだ。男同士であると言う葛藤などは無い。彼は志朗くんだから好きなのだときちんと言える。もちろん。志朗くんはとっても良い子なので。甘やかせて頂きたいし、ほんのちょっとでも悲しい気持ちになってもらいたく無い。まさに。泣かせるのはエチの時だけにしたげて〜!なのである。
取り立てて事件も無く、そうね、頼まれたからと言って、大倉の部下にまでお弁当を作るなんて。志朗くんは失態を冒すけれども。志朗くんの全ては大倉のものなので。大倉は嫉妬誘発されて、独占欲爆発してしまうけれども。好きな人に大好きを証明されることほど嬉しい事は無いはずなので。良かったねー!である。志朗くんの心からのピュアっピュアな笑顔をいつまでも守って欲しいと願うのでした。
後半には大倉視点。軽いトラウマから他人の手作りがNGになってしまった大倉にとって。
好きな子=志朗くんだけが特別なのだ。志朗くんの手作りだけが食べられるし、志朗くんだけを戴きたい。
最近は特に。他所のお家のご飯や人の握ったおむすびが食べられないという子供や大人が増えている。大倉のそれは理由がハッキリしているだけにそれ程深刻なものでは無かったことが明かされるけれども。「特別な人」のご飯しか受け付けないというのは、料理を作る人にとってもくすぐったくも嬉しいことなんじゃないかな、なんて思ってみる。
杉原マチコ先生の「溺愛シリーズ」はウハウハと甘くて安心出来る。
前作の「義兄が僕を溺愛する」の続きでもスピンオフでも無いのだけれど、私の中では「続き」の様な気持ちになっていて。あの2人のその後の甘い生活の様な気もしている。
願わくば。シリーズ通して、攻め様全員でその「溺愛度」を賑やかに競い合ってみて頂きたい。彼等にとって。可愛い恋人をどんなに「特別」だと想っているか、どんなに溺愛しているのかを。甘いセリフのNo.1 を是非とも競い合って欲しいものである。
修正する程見えてはいないけども。ぴるるっと何かは出ている様子。
志朗くんが体の準備をして来たのを、「誰か」とヤッたのではないかとトンデモ嫉妬する大倉がまぁまぁ頭がおかしくて可笑しい。最近、攻めの処女厨描写が多い気がするのはちょっと気にかかる。
美味しそうなお弁当にふらっといっちゃいましたが、内容は小学生向けでした。とにかく全ての展開が都合良すぎで、細かいことは気にするな~かける無限大なんです…。しかも一番大事な、なぜこの相手だけOKなの?ってとこが分からなかったのはBLとして致命的でした。そこさえ描かれてればなあと残念に思います。
一冊全部同じカプのお話ですが、一話完結の短編詰め合わせ状態でした。
倒れた男を見つけた美作は、持っていた手作り弁当を食べさせます。するとその相手にご飯を作れと迫られるわけですが、この大倉が他人の手作りが苦手な設定なんです。でもお弁当は極限状態だったから食べられたらしいのに、それだけですぐに美作を特別だの好きな人だの言い出すのが急すぎて、ついて行けませんでした。
他にもツッコミどころは満載で、会社のゴミ箱にお弁当の中身捨てたら臭うよ?とか、専務が徹夜でヒゲ生やすってどんな零細企業ならあり得るの?とか、会社関係の描写は全部オカシイです。受けも女の子の方が自然な気がしました。
お弁当の絵がとても丁寧で美味しそうなところは好きでした。