うしみつどきどき古書店譚

ushimitsudokidoki koshoten tan

うしみつどきどき古書店譚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神152
  • 萌×290
  • 萌22
  • 中立5
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
33
得点
1191
評価数
275
平均
4.4 / 5
神率
55.3%
著者
tacocasi 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
NUUDE COMICS
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784864425032

あらすじ

大学院生の小宮くんは、古民家にある古書店「二四書房」の2階に下宿中。
下宿の大家さんは渋さが魅力の陽蔵さんで、小宮くんはちょっぴり邪な想いを抱いている。
ある日のこと、陽蔵さんのもとへ不思議なお客さんが現れて…?
"子ども化"するワケあり大家さん×片想い大学院生の、ゆるかわ怪奇譚♪

表題作うしみつどきどき古書店譚

西 陽蔵,昼夜変身するワケあり古書店店主
小宮,尽くし系大学院生

その他の収録作品

  • うしみつどきどき前日譚
  • カバー下

レビュー投稿数33

素晴らしい作品を読むとため息がでる

はあああぁぁぁぁあああ!!!!!!

もう〜萌えすぎてもうーー!!絵もストーリーもキャラも全部良すぎて語彙力が吹っ飛んでます。

とある不思議な下宿先で生活中の貧乏大学生小宮くんと下宿先の大家であるニシさんの物語。

小宮くんのビジュアルがザ・現代の若者って感じでそのきゅるんとしたお顔にまず萌える。ニシさんが諸事情によりいたいけな幼児になってしまうのだけどその愛らしいショタ姿に萌える。そしてニシさんが成人男性の姿に戻った時のギャップよ。ハンパない大人の色気に萌えてもう、萌えの大渋滞。ニシ氏に健気で一途で素直な小宮くんに何度きゅんきゅんさせられたか。がんばれ小宮くん!君の赤面顔がもっと見たいのだ!!と応援しながら読み進めました。

tacocasi先生の描く作品はどれも私の中で神なので今回も期待大でしたが、これは読んでみるとその期待の遥か上空を飛んでいる作品でした。先生の描くどこか切なくて、淡くて、不思議で儚い恋模様がだいすきです。練られたストーリーも描き込まれた背景も全部全部だいすきです。さりげない、けど心にグッッとくるキャラクター達のセリフ回しと所作は先生の輝くセンスがあるからこそです。

小宮くん!ニシ氏!読了後にこんなにも満足感と萌えを与えてくれてありがとう、、これを書いてたらまた2人に会いたくなったので2週目行ってきます・・!

19

世界観が素晴らしすぎて

作家買い。
tacocasiさん作品は表紙からファンタジー要素が滲み出ているものが多い気がしますが、今作品はタイトルからも表紙からもファンタジー要素があまり感じられず、あれ?もしかしたらいつもとテイストがちょびっと違う?とか思いつつ手に取りました。

が。
はい、大丈夫。
今作品もtacocasiさんらしい和風ファンタジーモリモリのお話です。

くー。
めっちゃ可愛かった!





主人公は大学生の小宮くん。
彼の最近の日常は幸せに満ちている。その理由は、彼の住まう「下宿先」。古本屋・二四書房で、店番をする代わりに下宿代を安くしてもらっている。そして何より二四書房の店主で下宿先の大家さんでもある陽蔵さんが好みドンピシャなのだ。寡黙だけれど穏やかで優しく、ちょっと抜けたところのある陽蔵さんの傍で暮らせる日々を、小宮くんは大切に思っている。

が、そもそもなぜ陽蔵さんは二四書房の店番が必要なのか。交代の店番(=小宮くん)が必要になる、その理由は何なのか。それは、陽蔵さんは古本屋の仕事のほかにも副業をしているからで―。

というお話。

今作品には伏線がいっぱいまかれています。
陽蔵さんの副業は何か。
何のために副業をしているのか。
そして、その副業絡みで、陽蔵さんの身体が小さくなってしまって―。

大人サイズの陽蔵さんの時は寡黙でどっしりとした大人の男性、なのに子どもの姿になっちゃうとめちゃめちゃ可愛いの。陽蔵さんはいろいろな方面から愛されているナイスガイですが、そのイケオジ・陽蔵さんのちびちゃん姿に心打ちぬかれました。

で、そんな陽蔵さんに惚れきってる小宮くんの甲斐甲斐しさよ。この二人の少しずつ、に見えてがっつり育っていく恋心がまた良い。今作品はちょびっと厚いというかページ数が若干多い作品ではあるのですが、1巻完結でこれだけのバックボーンを盛り込み、そしてきちんと回収していく。

陽蔵さんが営む「二四書房」ですが、「にししょぼう」って読むんですね。それは陽蔵さんの名字が「西」だからなのですが、小宮くんの中で「陽蔵さん」が「ニシさん」になっていく、その過程が素晴らしい。どういう意味なのかぜひとも手に取って確認していただきたいですが、言葉一つで、しぐさ一つで彼らの関係や心情、内面までも読ませる。そのtacocasiさんの手腕に脱帽です。

タイトルにもついている「うしみつどき」。
ああ、なるほど、そういう意味か!とそこも良かった。

tacocasiさんて昔から可愛らしい絵柄を描かれる作家さまでしたが、今作品の小宮くんたちが醸し出す色香がヤバいです。絵柄の変化なのか、あるいは意識してそういう絵柄で描かれているのか分かりませんが。tacocasiさん作品なのでエロ度は控えめですが、そこはかとなく、少しだけ漂う色っぽい空気感がとてもツボでした。

彼らを取り巻くサブキャラたちも等しく魅力的で、これ、続編とかスピンオフとか描いてほしいなあ、と思う素晴らしき萌え作品でした。

9

陽蔵さん大好き

面白いかった〜!
カバーのお色気アラフォー
小宮くんじゃないけどどタイプです!
tacocasi先生は絵も好きだし毎回キャラデザやら
世界観が天才で大好きな先生。
1話を読んで楽しみにしておりましたがやっぱり最高でした。
古書店に下宿?大家がタイプのど真ん中
どエス顔?陽蔵さんはかこいいし今回は年齢操作!
これはおいしすぎる。
子供になっちゃった中身は大人でガワは子供な
陽蔵さんほんとかわいすぎて。
どタイプが子供になっちゃう不思議なお話
今回も素敵な神様が何人も出てきます。
毎度こんな面白いお話を思いついてtacocasi先生すごい。
不思議な古書店主×大学院生と
今回は人間のお話かと思ったら
やっぱりちがいましたね。
そこはやっぱり先生のこだわり?作風なんだなって
思いました。
これからも作家買いします。
BL BLしてないちょっといつもと違う物が
読みたい時オススメです。
面白いですよ!

8

色んな意味で神作品です!!

BL?ファンタジー?ミステリー?
色んなものが混ざった、とにかく可愛い名作が誕生しました!
さすがtacocasi先生です!!

古書店に下宿している美青年大学生・小宮(受)くんは、密かにアラフォー店主の陽蔵さん(攻)が好き。家賃1万だし、古書店の店番も苦じゃないし、最高の下宿先だと思っていた。…が、陽蔵さんの裏の仕事が発覚!さらに陽蔵さんが幼児化してしまう事件発生!で、小宮くんの周りは大賑わい。でもそのおかげで陽蔵さんと急接近。と思って浮かれてたら酔った勢いでキス&告白、しかも大撃沈。失恋に悩む小宮くんが泣く泣く家に帰ると幼児化した陽蔵さんが行方不明に!?

ってな感じで、テンポよく次から次へと色んな事が起こり、飽きることなく読めました。幼児化陽蔵さんがめちゃくちゃ可愛いのも控えめに言って最高です(笑)
完全なハピエン?かは個人差があるストーリーだと思いますが、登場人物みんなが望む幸せになったのは間違いなく、これから2人にはまだまだ色んな事件が起こるんだろうなーと考えるだけでニマニマしてしまう、楽しいお話でした。

7

ゆるゆる怪奇譚

ちょっと不思議なお話でした!
神様が沢山出てきて面白かったです。

アラフォーがいきなりちっちゃくなるのも、めっちゃ可愛かったです。

最後はみんな納得して終わるので少し切ないような気もしますが、ハッピーエンドです。
まぁそこまで考えていたら、戻りたくないですよね…。無気力に戻っているのを読んでいた時が一番切なかったです。

その分、二人にはラブラブでいてほしいなと思いました!
エロはほとんどないですが、最後は甘々で終わります。

6

待ってました~!

tacocasi先生の新作待ってました~!

平凡な大学生と大家さん(?)のお話です~ファンタジー要素入ってます!
普段ファンタジー系はあまり読みませんが先生の作品は本っっっ当に大好き!
ストーリーと絵柄がマッチして違和感なく読めます!

下宿先の大家さんはデカくて愛想がない。
少し抜けていてたまに猫と会話していつもどこかに体をぶつけているw
そんな大家さんに大学生が恋心を抱いてます。

受け攻めはっきり描いてないけどどっちでもイケる…!!!!!!
と考えながら読み進めましたw
まじでどっちでもイケる感じなんです…
2人とも色っぽいしイケメンだし可愛い…まじでどっちでも!!w

身体を組みかえた後の大家さんの手の傷…好き…w

tacocasi先生の作品にでてくる子たちみんなメイン張れるような魅力的な子たちばかりなんで他の神様の話も見てみたいな~って密かに思ってます^^w

5

最ー高

表紙が素敵で購入した作品ですが、本当に読んで良かったです。まず、小宮くんがかわいい!!!目がキュルキュルしてる!それと陽蔵さん!無愛想で表情も変わらないけど、関西弁が優しくて、子供になっちゃうギャップがヤバいです。読み始めはこの2人本当にくっつくのかな?って思うくらい想像出来なかったんですけど、最終的にはちゃんと付き合えて良かったし、まだまだ足りないくらいです!この2人がもっといちゃいちゃしてる続編が切実に欲しいです笑

0

素敵な雰囲気の現代和風ファンタジー

前から気になっていた、初めて読む作家さんです。
記事やサンプルなどを見て、疲れたおじさん好きとしては攻めのビジュアルがとにかくドストライクすぎて
子ども化してしまうという設定も面白そうで、ポチっと。

ちょっとした事件でしばらく子ども化してしまう、色んな神様の知り合いがいる、古本屋のオーナーの陽蔵さん。
その本屋の2階に下宿中で、意外に不思議な状況への対応力がある、大学生の小宮くん。

小宮くんがすごく良い子で頼もしくて応援したくなります。
陽蔵さんが子供状態の時は小宮くんが保護者みたいで、二人の可愛い関係性に癒されました。
そして、2人の距離が徐々に縮まっていく様子もとても最高でした!

独特の和風ファンタジーの世界がこの一冊で本当に高い完成度で素敵に作り上げられていると思います。
これがtacocasi先生ワールドなんですね。
もうちょっとこれを説明して欲しい!など特に疑問もなく、悲劇的でもなくて、スッキリとまとまってくれます。
でも、何もかもスッキリまとまってしまったのが逆にえ?!全部都合良すぎるのでは?とちょっと思いました。

2人で色んな独特な神様を訪れ、それぞれの事情なども聞いたりするので、そういう系のストーリーが好きな人には特に合う作品だと思います。

後、方言!!最高です!とても違和感なく、上手に書かれています。
関西の古本屋や神社巡りとかしたくなりました!

9

表紙の眼鏡短髪にピンと来た方は是非

作者買いです。
tacocasi先生の絵は何処を切りとっても可愛い。

無愛想、デカイ、ちょっとコワモテな古書店店主陽蔵と、そこに下宿中の大学院生小宮のお話です。
陽蔵にはあるヒミツがある上、ひょんなことから子供の身体になってしまうハプニング発生という展開。

ショタ化した陽蔵さんがとても可愛い。
愛嬌のあるショタではなく、中身は大人なのも良い。
BLのショタが苦手な方も、ショタ化してる時は色っぽい展開はないのでご安心下さい。
小宮との手繋ぎは可愛すぎます。

大人の陽蔵の色気も良いです。
ガツガツしてないのにこの色香はどこからやってくるのでしょう。
古民家の似合う薄顔アラフォー好きな推定100万人程の姐様がたと共有したい気持ちです。

ノスタルジック漂う雰囲気と、個性豊かなキャラクターの和風ファンタジーにキュンなBLが溶け込んでいる、というような作品でした。

8

大人な子供にときめく

tacocasi先生独特の世界観がいいなあと改めて思いました。
淡々としてますが攻めの色気が見え隠れ。
くどくないさっぱりした甘々が癖になりそうです。

古書店主人の不思議な副業、何やらワケアリっぽい背景、子供化してしまう攻め、そして抗えない恋心。
物語を彩る要素が散りばめられていますが、いずれもきちんと伏線回収され、ストーリーも読み応えがありました。

ざっくばらんで気持ちのいい攻めの気質と関西弁が魅力的です。
気持ちの美しい主人公受け君とどのように進展いていくのかハラハラしましたが、
腹を決めた後の攻めの包容力にも参りました。
事後の寝顔、キュン死するかと思いました。

8

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