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kishukusha no kuroneko wa yoru wo shiranai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
実はニッケ先生作品で唯一の積み本だったこちらのシリーズ
やっとまとめて読んでみよう!!と手に取りました
これは大変おもしろかったーーーー(о´∀`о)
既刊から日も経っているので以下、ネタバレ含んで書きます
本テーマは「吸血鬼…この作品の中では”吸血人類”」です
ファンタジーの中でも比較的読み易いと個人的に思っているのが吸血鬼
でも今まで読んで来た作品で彼らを「人類」と呼称したものは出会ったことが無く今作が初!!!
人と共存してる吸血鬼作品でも基本彼らはその種族への高い意識だったり誇りがあるようなものが多く、どちらかと言うとイニシアティブは吸血鬼側にあるようなものが多かった印象
比率で言えば吸血鬼:人間が多くても3:7位?なイメージで人間社会に溶け込む吸血鬼っていう構図で進むお話しが多い感じ(設定が現代の場合)
少数精鋭の誇り高き吸血鬼に翻弄される人類みたいなドキドキがあるように感じてました
だけど今作はどうやらその比率は大きく違う様で、、、???
っていう仕掛けが今作にオリジナリティあるおもしろさ!
すごい惹かれました٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
この面白さが明かされるのも上巻の終盤っていうのも読み進めれば読み進める程盛り上がるのがニッケ先生の”漫画の上手さ”ですよね!!
山奥の寄宿舎という隔離された舞台の中で物語が始まります
学年があがったシニアからは外部からの人間を受け入れるというシステム
ココが上手い、、、!!
そうなんです!人間の中に紛れてる吸血鬼という構図ではなくて、吸血鬼の中に人間が紛れ込んでくる、、、という比率の反転が生まれてるのが分かるのです
しかもこの「寄宿舎の中」という限定された舞台設定だからこそ生まれる物語
この演出、そして明かされるタイミングには「そう来たかーーー!!!(>ω<)‼」と唸りまくり!
始まりから登場する魅力的な登場人物の数々
そしてベールに覆われた事件の匂い
ミステリアスで妖艶で、だけどその内面には苦しさや切なさを内包している、、、
人間と吸血人類、、、
彼らが望む日々のカタチとは???
そして恋を心のままに謳歌出来る日は来るのか???
繊細で切ない描写の中に心を和ませてくれるキャラなどの絶妙な配置で、読者の心もゆらゆら揺れ動きながらスッカリ虜です
続きを読めるのが楽しみ(´ ˘ `*)
※地雷要素になりそうな描写ありましたので書いておきます
女性との絡みコマあります(回想シーン、相手の女性に名前はナシ)
吸血鬼とか式神とか、和洋中問わず鬼関係には食指が動きます。
寄宿舎ということで、ノーブルな雰囲気。
日本からの転入組で超優等生、でも友人ナシwの
ユキ。
生徒会長で誰にとっても憧れの対象であるジーン。
表紙から見てもこのジーンが吸血鬼なんだろうなと
予想しつつ、中盤でついに吸血行為が!
ジーンのキバには催淫効果があり、、、
とまどいつつも、ジーンのことを理解しようと努力するユキ。
最後には学園の秘密も出てきました。
これは全然予想外でびっくり。
ユキ
※上下巻読破済
少女漫画やラノベ、乙女ゲームで吸血鬼が登場する作品を多く読んできましたが、この作品を読んでその概念をひっくり返されました。今まで私の中では吸血鬼とは人間の上にあぐらをかいているようなカースト制や貴族制のイメージでした。BLでいうオメガバのαのような、人より優れている支配や捕食する側のイメージです。しかし、この作品を読んでその概念を覆されました。
最初は、とある男子生徒の首筋に2つの血痕が残っていたということから、この全寮制の学校で吸血鬼が出たのでは?!吸血鬼は誰だ?!という小さなミステリーから始まりますが、徐々に物語が進み、5話の終わりから手が止まらなくなり一気に読破してしまいました。上手い、の一言に尽きます。良い意味で騙されたというか思い込まされていたと言いますか…、そういうことかぁと謎が明らかになるにつれて腑に落ちました。設定の裏付け等もしっかりしていて、置いてけぼりになることがなくストレスなく楽しめました。そして、メインCPではないCPの話に涙が出ました。そのCPも読み返すと伏線がしっかり描かれていて、作者様に拍手を送りたくなりました。
寄宿学校、身分差、すれ違い、シリアストーンなどが好きな方にはおすすめしたいなと思いました。
学園内に流れる吸血鬼の噂と事件の謎を追いながら、少しづつ真相がわかっていくミステリー要素もあるお話で、ストーリーに引き込まれました。
『星の鱗粉』と吸血鬼の吸血衝動、吸血の型……の設定が切ないです。
表紙と別CPのお話も切なくて幸せになってくれ……と願いながら読んでいました。
覚え書きの手紙には泣きます。
吸血鬼あるあるの催淫もあって、さすが鯛野先生なえちぃシーンも最高です。黒髪受けいいですね!
星の鱗粉を出しながらのえちシーンがとにかくきれいでした♡♡
海外の寄宿学校の荘厳な雰囲気もミステリー要素、ファンタジー要素も味わえる、豪華な作品ですね。吸血鬼関連のBLは久々に読むので、楽しかったです。日本人であるユキの実直な性格は一貫していて、読者にも好意的に映ると思います。ただ世俗を知らないが故に物事に対して鈍感で可愛らしく映る、というタイプではなく、自分の考えをしっかり持っていて、相手が誰であろうと意思をはっきり口にするタイプなんですよね。生まれ持ったもののせいで辛い思いをしてきたジーンの不安定な部分を、ユキの揺るがない強さが包み込んでくれるだろうと期待しています。
(上下巻読んでのレビューだお)
こういうの、こういうの待ってた。本来のBLとは純愛であって然るべきなのだよ分かるかね若人たちよ。
久方ぶりにガチで泣いてしまったよね。
eroはその先にあるんだから。1話1エロってなんだよ誰だよそんなルール作ったやつ滅されよ
ストーリー→完璧
画力→美しすぎる
読者心→掴んで離さず引きずり込んで下巻に続く
=タイトル
おあとがよろしいようで。
2つのカップル(まだカップルではない)が出てきます。
寄宿舎が舞台の吸血鬼と人間の恋模様ということで、とてもドキドキしながら読みました。
ジーンもユキも綺麗な顔をしていて、アウラは愛着が湧くかわいい顔をしていて大好きです、、!
ジーンに絡まれ、迷惑そうにするユキ という構図ですが、だんだんジーンに惹かれていく様子が描かれています。
事件の真相は下巻で分かるので楽しみです!
ユキとジーンが愛を信じ向き合えますように…!
上巻の終わり方は続きがとても気になりました…
吸血鬼ではなく、吸血人類。
狩られるものと、狩るもの。
過ぎた恐怖は、迫害を正当化する。
歴史のファクトを混ぜ込んだ上質ファンタジーです。ただのエッチな人外モノだと思って読むと、全く違う。吸血後のヒトの反応に多様な型があるという設定がすごく面白いです。
上下巻なので、もう1冊で完結なんですよね・・・こんなに物語が広がってるのに、どうやってまとまるんだろう・・・でも1巻のストーリー展開の巧みさを考えると、綺麗にまとまりそうな予感・・・!
ジーンのビジュアルが好みでない(長髪・・・!)けど、そんな理由で神をつけないわけにはいきませんね。
久しぶりに先が読めないワクワクな本!
これは1つの物語として良かったです。
愛すること、愛されることに哀しさがあって、吸血鬼ってテーマの作品でもだんとつで切なかったかな。
キャラとして、受け様は凛としていて素敵な方でした。あの受け様から愛があふれる様子をみれるなんて攻め様は幸せですね。
反対に攻め様はとても優しくて悲しい方でした。受け様と出会えてホントに良かった!(;_;)
このメインCPの他にもう一組いるのですが、そのCPの恋が本当にめちゃくちゃ切なかった!幸せになってほしい!
愛してるから、大事にしたいから愛せないとか読んでて苦しかったです。こんなロマンチックな作品読めて良かった!
エロは少ないです。 やはりエロより内容をしっかり読ませる作品だからかな?
催淫効果の良さをもっと発揮してほしいと下衆な気持ちがありましたが、これはこれで良きです。
買ってよかった1冊になりました。
サブカップルのパベルXアウラがめちゃめちゃエモい!
作者買いで上下同時購入でした。よかったです!
海外風の寄宿学校という萌え萌えシチュエーション+学園/吸血鬼モノです。
上下セットで一気読みド安定、絶対一度は目頭を熱くしてくれる作者様ですね、エモエモ&エロエロ
メインカップルのジーンXユキは華のあるヘッドボーイX真面目優等生という美味しいカップルさんです
吸血鬼の設定がとても美味しくて
・噛んだ吸血鬼によって噛まれた相手にいろんな効果を及ぼす(催淫効果とか忘却効果とか)
この設定だけでご飯が美味しいってなるやつなんですが
・自分に愛を向けてきた相手が星の鱗粉(オメガバのフェロモンみたいなのイメージするとわかりやすい)を発する→強い吸血衝動で吸ってしまう
これがとても美味しいとても!天才!