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この高鳴りは、スリルか、恋か。
okkanee omae ga ichiban
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
共通の敵である犯罪集団・サグを潰すために手を組んだ勝利とリキ。
一緒にいるうちにいつしか恋が芽生えるわけですが、サグと争っている時からは想像できないくらい恋愛面はとてもピュアなふたりのそのギャップが良かったです。
変に駆け引きしたり遠回りしないで真っ直ぐぶつかっていく潔さは見ていて気持ち良かったし
非現実的っぽいエピソードの中にもそれぞれを想う気持ちが散りばめられていたのが素敵だったな、と。
色々とぶっ飛んでいて、どういう軸でのお話なのかよくわからないところはあったけれど
勝利とリキの勢いに押されるようにスルッと読むことができて、だんだんとその独特の世界観がクセになるような作品でした。
力が勝利をバイクに乗せ、犯罪集団・ザクを憎む理由を語る序盤のシーンのコマ割りとフキダシはもう少し工夫が欲しかったかなと思いました。
肝心な導入にあたる部分を、バイクに乗る2人の後ろ姿・引きのコマで語らせているので、ここを丁寧に拾って読まなければ、読み手は世界観に入りにくいと感じました。
巻き込まれた力が勝利と手を組む事への説得力を出さなければならない大事なシーンなのに、ほぼフキダシの語りだけで説得力を持たせようとしている点なんかはもう少し頑張って欲しかったかな。
個人的に、漫画は絵と文章が合わさって漫画だと思っているので、文章で乗り切られるとちょっと残念に思います。
読者へのわかり易さや物語への入り易さを突き詰めたら、あのシーンは前方からのアングルでキャラクターの表情を入れた場面を描き切るべきシーンだったように思いますが、作画コストから、正面からバイクや後方の追手も描きたくなかったのだろうなという点を感じました。
後ろ姿や風景だけで導入部を進める事に関して抵抗がある訳ではないのでそれはそれで別に良いのですが、その選択肢を取るのであれば、背景を含めた場面を丁寧に書き込む事が必要だと思いますし、あのテイストをBLに落とし込むなら尚の事そうではなかったのかな?と思いました。
先に挙げた序盤のシーンもそうですが、後半の港の突入シーンなども肝心な所が今一つ描ききれていないので、BLだから珍しくあるだけの展開・作品に価値を下げているという印象。
恋愛パートの部分は決して悪くないのですが、抗争パートは作画コストの面からの逃げのコマ割りが多くて少し残念に思えます。
見開き1ページ!突入!バーン!!!......みたいな大それたものは流石に高望みなので求めてはいないのですが、描けそうな作家さんが手頃なものしか描かないのはやっぱり白けてしまいますね。
描けるだけの画力がないのならば仕方がないですが、描けるだけの画力のある作家さんだと思いますので、そこは本当に残念。
あくまでもBL漫画なのだから充分評価するべき内容なのかもしれないと思ったりはしたのですが、あの内容でBLを描きたかったのなら、もう少し描き込みをして絵に説得力を持たせて欲しかったです。
うーーーーーん
恋愛パートは悪くないから中立寄りなんですけど萌ですかね、漫画の技術的な部分を重視しない人であれば問題なく読めると思います。
割と口の描き方とか癖のある感じですが力強くて好みです。
街の雰囲気や登場人物が日本とアメリカの間っぽいやんちゃな感じで
そこも良かったです。
本編ではちょっと最後におさわりした位なのでエッチシーン目当ての方には
お勧めしません。
対等なバディ関係が好きな方、飄々としていてつかみ所がなさそうな攻めの、無自覚っぽい受けに対する重たい感情に萌えたい方、ピュアな恋愛が好きな方、アメリカの犯罪青春映画っぽい雰囲気を楽しみたい方にお勧めです。
勝利と力の両方とも恋愛に関してはピュアピュア過ぎて中学生か?って位
もだもだします。
面白かったです!多分少年漫画系のノリだと思います。
ラブストーリーを堪能したい方には向かないかもしれませんが、
漫画としてのストーリーを楽しみつつ、
BL萌えも欲しい方にはオススメです。
背景がしっかり描き込まれているため、
場面が解り易く世界観に入り込みやすかったです。
細かい所まで手が込んでいるので是非目を凝らして見て欲しい、
例えば最初のep1の扉絵、ある場所をじっくり見ると…?
遊び心満載で面白いなと思いました(^^♪
他にもあるので探してみよう!手書きの文字に注目です。
犯罪組織「サグ」との攻防である読み応え有りなストーリー、
その中にBL要素が上手く組み込まれていますね。
建物の爆破や命懸けのバトルシーンもあり一見物騒ですが、
ピンチに見舞われても力を合わせて乗り越えられる二人で、
ハラハラさせながらもダークな方向には行きません。
そこに付属されるセリフや会話のやり取りが、
笑える場面からシリアスシーンまで言葉選びや繋ぎ方が上手く軽快、
テンポ良く明るい雰囲気でラストまで駆け抜けます。
戦い続きだった分、5話ではしっかりデートの回も楽しめました。
主人公、力ツトムは様々な仕事で日々のお金を稼ぐ弟想いの何でも屋。
弟の手を握るシーンからも、そのボロボロの手から苦労が滲み出る。
勝利はフレンドリーでちょっと天然、でもやる時はやる謎の男。
偶然の出会いと利害関係の一致から手を組んだ二人なので、
力は最初から勝利を信用している訳ではありません。
考えの違いから一旦離れてしまう場面もありますが、
協力し守り合い、仲間としての絆も深まっていくのが良かったです。
スリリングで犯罪スレスレな事をしているくせに、
恋愛模様はこっ恥ずかしくなるくらいウブでピュアな気持ち先行。
だってお互いこの動悸は何だろう病気かな?からスタートですから。
この辺りのノリは学生の初恋か!ってなってしまったんですが、
仕事や目的に忙しすぎてそれらを知らずに生きてきたのかもしれませんね。
描き下ろしで初めて本番がありますが、このシーンへの入り方が、
数コマ使ってアニメのように動きを描いているのが印象に残りました。
ゆったりとした幸せなラブシーンが良かったです。
しっかり者の弟トモハルをはじめ、サブキャラクター達も楽しい。
話を盛り上げてくれる力の3人の友達、住み場所を与えてくれるマスター。
謎の男勝利のお父さんはその上を行く謎の男でした、
と言うか強烈過ぎて一度見たら忘れられない(笑)
サグのボスであるミヤサキは解りやすいTHE・悪役、
勝利とのバトルもシリアス過ぎない間抜けなラストで、
この作風に合っていて良かったし、憎めない存在でした。
カバー下は制作の裏話など、タイトルの本当の意味ってこれ…?(^-^;
名前に拘りを持って付けている作品が好きなので、
由来のエピソードや名前あったのかよシリーズも面白かったです。