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jealousy
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
みのりの手、四代目・大和辰之と読了していたのですが、櫓木を主人公とした関連作があると知り、内容をたしかめずに本作を手に取りました。
ぶっちゃけ、コレクター気質の使命感のみ。
正直、櫓木っていい印象がなくて、しかもビジュアルも好みでもないし、食指が全く動かず。
櫓木が、受けであっても攻めであってもどちらも勘弁って感じ。
案の定、積読本となって放置していましたが、やっとこさ重い腰をあげて読み始めました。
読み始めると、なんとなんと、めちゃくちゃいいではないですか!
琴線に触れまくりです。
全く好みじゃない櫓木が、時には可愛く、時には色気ダダ漏れ。
櫓木と明虎との関係も、単純なLoveではなく家族愛、同士愛、自己愛、親子愛、友愛、、、色々な愛が複雑に絡まっていて萌え~
もちろん、他の登場人物との感情の交錯も作品に深みを作り出していて、ここ最近に読んだものの中で1番、刺さりました。
間違いなく神作品!
と思っていたのですが、最後の櫓木と明虎のクダリいる??
急に安っぽくなってしまってガッカリ。
あの別れがあったからこそ、簡単には会えなくて四代目~の中であのような行動に出たはずなのに。。。そんな展開??っと、やっつけ大団円感が半端なく、一気に興醒めしてしまいました。
残念。
でも、その手前までは間違いなく神であり、このような作品に出会えたことは感謝です!
ありがとうございました。
もうどの辺から泣き始めていたか分からない
何かもぉずっと涙が止まらなかった
そしてその涙の意味も色々なんだけれど…
とにかく鼻水も涙もすっごい垂れ流れました
止まんなかったし、たまんなかった…
多分コレ、多くを語るようなものじゃない
でも、絶対に読んで欲しい
BLではあるけど男である事が枷になってる訳でもブースターになっている訳でも実はなくって、ただただ壮大なヤクザの世界で生きる人達の愛憎劇
極論どの世界に居たとしても明虎は明虎だったろうし、卯一は卯一でしかなくて、、、そしてこの2人は巡り合っていたはず
そしてその手を手繰り寄せていたんだろうなぁ…
性別とか住む世界とかそういう「型」ではなくってなんのバース世界でもないのに「運命」と言いたくなる位の出会いを果たしてしまった2人のお話し
卯一はずっと明虎と家族になる事を望んでいたけれど恐らく家族以上に自身の分身であり片割れなのでしょうね
人が人に惚れ抜く、惚れ切る…
その甘さも苦さも描き切って魅せてくれたこの作品
好きだし、愛してるし、お慕い申し上げております!ですし、、、どんな言葉を尽くしていいのか語彙力が死亡する位に私にとって運命の出会いでした
すっごくすっごく良かったです!
でも、無粋だけれど…やぱり麻巳と卯一のお互いへの救済が欲しかった。。。
何も無いからこそのリアリティだし、矜持なのだろうという事も理解は出来るけれど…看過出来ない位に麻巳さんにも惚れてしまっていたんだなぁ、私
と、この5巻を読んで実感
このシリーズは麗華もそうだし麻巳も、そして松見さんやハチなど正に老若男女問わず惚れてしまわずにはいられない人間臭いキャラで溢れかえっていました
当然、明虎・卯一、浅生田さんに辰之・望などメインキャラも然り!
ヒューマンドラマでもありながら「愛の物語」でしっかり終わる
だから愛してしまわずにはいられない…
読後の余韻がすごい
レビュー書き始めて多くは語るまいって思ったのに結局語ってしまっている自分が嫌になる…
何ならホントはこんなもんじゃない…
そしてこうしてレビューを書く事でまだこの世界に浸っていたい…
けどここで自制をしようと思います(止まらないので…)
そしてしっかりゆっくり、じっくりと反芻しまくります
これからもし、読む方は絶対に一気読みを推奨します!
是非、この世界の為の時間と空気に浸って下さい
ジェラシー:嫉妬
燃え滾るその感情は結果、人を動かし活かす血潮でもありました
【血が通った温度感の伝わる揺るぎない名作でした】
最終巻。
卯一が絡む事で顕在化した人間関係の溝、のようなものも、ようやく終わる?
で、「卯一が」と書いたけれどその大元は結局「明虎」。麻巳も言ってた通りに。
この巻を読んでみると、明虎のあっけらかんさはこれはこれで空気を読まない自分勝手さがあるし、松見を思って起こした行動も的を得てないというか。
明虎って…実はバカなのかも!
こりゃ麻巳さんも大変だ…
麻巳はさ、もしかしたら妻妾同居も覚悟してたように思うの。
ただここは卯一が柄にもなく身を引いたのかな。
「俺のもんだ‼︎」の言葉ひとつで決めたのかな。
これだけでこの先の支えにすると決めたのかな…
でもさ。その後誰ともナニも無かったとも思えないし、麗華ちゃんをあんなに大事にする顔の裏で辰之にあそこまでして、その落差は「ジェラシー」では読み取れなかったな。
忘れた部分もあるから結局「四代目・大和辰之」読み直さなきゃダメかな。
ところで。
ついに再会、という展開法を取ってますね。
卯一良かったね、と読むべきなんだろうけど、なんか私はそう思えなかったというか。
明虎さん。ここで結局は会うならもっと前に会えたんじゃ?会えてたら辰之の事件は起きなくても済んだんじゃ?
やっぱり明虎もズレてるよな。
心配なのは麗華ちゃんよ。まだ子供なのに大人を「飼う」とか「ペット」とか。ちゃんと年相応の日常を麗華ちゃんにお願い。
スカーレット・ベリ子先生、素晴らしい作品をありがとう。
最高に面白かったです。
全ての巻が、200ページ越えで内容がしっかりしていて読み応えがありました。
登場人物を含め、脇をしっかり固めていた脇役たちの27年間を見事に描き切ったと思いました。そして、これからの2人の幸せな姿。
若さゆえの、本人達の性質、これまでの激道を〜穏やかな物に変えて行った事と思います。
しかし、麻巳姐さんがとても良い人だっただけに、亡くなっている事には寂しさを感じましたね。彼女の笑顔がもう一度見たかった。
繰り返し読む作品の1つです。
お話がすごく作り込まれていて、意味が解らなかったり納得できないことがまるでなく、何度読んでも面白いのにひたすら感心してしまう
最高に面白い
浅生田が明虎に言われたことでセコい奴だと自らを認めた上で、明虎が望むなら櫓木を受け入れると決めてその後からは本当に味方なのとか良かった
浅生田は明虎に救われてる
ただ憎かっただけなのに明虎が出し抜いて良いって言ったから櫓木を陥れても良いことになって、櫓木を庇ったことに礼を言われて、ホント甘えてる
浅生田が望の父の人生を狂わせたんじゃん
望の父は結局虐待するようなところがあった訳だから巡り合せなんだけどさ、でもきっかけがなければ発動しないクセだったと思うよ
お婆ちゃんのエピソードで浅生田がどうして道を踏み外したのかがなんとなく理解できるところとか、巧みだと思う
お父さんが独りよがりな嫌な奴だったってことくらいで説明として十分、ちょうどいい
浅生田は明虎にも卯一にも認められたいから複雑で苦い思いをたくさんしたけど、まだ21歳だったんだもんね
男娼とか罵って、ソープ嬢なら良いって理由解んないし、自分でもワケ解んなかったんだろうな
麻巳は赤ちゃんがいて、ちょうどお母さんの気持ちが強く出てるとこだったから、卯一の幼稚なところをなんとかしてやれるような気がしちゃったんだろうけれど、そんなの心が濁っていくの当たり前だよね
多分明虎より年上なんだろうけれど、まだ二十代中頃とかだろうしね
あそこで夫を諦めたらあの若さでずっとでしょ?そんなん可哀想過ぎる
いくら惹かれ合っても既婚者の1番になるのはダメだと思う、卯一が引くしかなかった
とはいえあんなに酷い目に合って、それでも辰之を必死で助けて、礼も侘びも言うことができなかった麻巳に頭下げて去るって、辛い〜
卯一が自分のこと生きる価値なしみたいに思っているの辛い〜普通の人らが中2くらいから親に守られながら辿る道を親を焼かれて旧友に死ねばいいと思っていると告げられ、出会った人みんなから何もかもを悪いと擦り付けられる中で一人で行ったの可哀想
そして大人になって明虎と別れた
明虎の浴衣着てるところで拉致されたんだろうに、強がってさ
明虎、俺のものって言いたかったんだね2回も…半田が俺のって言ったとき切れてたもんね
半田は半田で子供の話に卯一が妬いたんだと思ってオジキの時計で気持ちを示そうとしたり、役回りが滑稽で哀しい
松見もなんか酷いし
松見は松見で半田のこと同類だと見抜いていて、それで女好きみたいに振る舞うセコさをずっと嫌悪していたのかも知れないな
現代の卯一は明虎との別れは本当には忘れることできていなかったけれど、その他のことは思い出にできているみたいでやっぱり物凄く強い
傷とか全然残らないみたいだし、生き物としてめちゃくちゃ強いもんね卯一
そういう強いことが普通の人の見る「痛い目」をスルーさせてしまって、あんな酷いことでしか成長できなかったんだろうしね
気の毒に亡くなったご両親も普通にって卯一は言ってるけれど、学校にしょっちゅう呼び出されるのにおやつにケーキ焼いてもらったり優しく育てられているみたいだったし、あんなめちゃくちゃな日々にも帰る家はあるって言ってるくらいだった
卯一みたいなのを育てるには普通ではダメだったのかな、てか遺産相続はしなかったんだろうか
お金の心配要らなそうじゃない?放火の疑いで捜査が終わるまでは手にできなかっただけかな
明虎みたいに親父がめちゃくちゃ怖くて初めから重い物持たされてたら、卯一も強さをいくらでも与えて寂しさや虚しさを耐えるって風に使うようになったんだろうか
麻巳はちょっと死ぬの早すぎたよね
明虎の白髪、本当に理解してくれている人がいないと思う日々によってじゃない?松見は解っているんだけど
すごく時間が開いたけれど辰之が卯一を家族に迎え入れてくれて良かった
赤ちゃんのときも卯一いるとき「う〜」って、卯一を卯一と呼ぼうとしているように見えたもん
伯父に攫われて父母の乗る車に追突されて死ぬとこだったのを助けた卯一のこと、覚えていなくっても迎えてくれてありがとね
辰之が卯一を迎えたことを浅生田が話して、それでハチを偵察にやったってことでしょう
卯一は麻巳が死んだ後もしばらくは東京にいたんだし、浅生田、辰之とは小鹿んちで鉢合わせてるくらいなのに近づかず我慢した
麻巳が死んだことでそれがしんどくなって九州に行ったのかな…明虎も子供時代は九州にいたみたいだから?望とは偶然みたいだけど本当かなぁ
小鹿が虐めてた望が引き取られてったのきっかけに移ったんかな
だって望がいること知っていてそこに通わせる?
偶然だったとして因縁の小鹿って名字忘れる訳ないと思うしな
敢えてでしょ
辰之のことを連れてったことだけが想定外だったのかな
まさか好きだとは知らなかった?
麗華はあんとき卯一が辰之に何したのか理解してるんだろうな
それで、ハチを若いチンピラは父の好みなのではないかと踏んでけしかけてたんだろうと思うと面白い
卯一が風呂入んなきゃ汚いって言う側になって、卯一がハチに誘惑されてるのにサラッと躱して、卯一が明虎に「いつか」なんて言って、本当に立派な大人だ
感動してしまった
ジェラシー、あと何回読むだろうか
とてもとても面白かった
思いが溢れて長く長くとりとめなく書いてしまった
偶然、麗華を預けたのが望の幼稚園で小鹿って名字見てかさぶたが剥がれて衝動的にお金使って辰之にちょっかい出しちゃったのかなって、思い直した
新刊を楽しみに待つ好きなシリーズ。いよいよ最終巻でした。
しょっぱな、現在の櫓木さんの描写から始まったこのシリーズ。
今は娘と二人暮らし。そこへやってきた居候青年。ということは、明虎さんとは別れる分かっていてのこの5巻。
やはり、妻と子供がいて、櫓木さんとは不貞になるという関係は難しい。
どういう風に決着するのあかなと、半ば恐れつつも読みましたが、解決は時間しかなかったか。。そうだよな。。
25年という長い年月には、色々とあったと思います。一番脂ののる時期、別々の人生を歩いてきた二人。
ギラギラが取れ、しがらみもなくなった二人。落ち着いて二人の人生を歩んで欲しい。
しかし、冒頭にあらわれたチンピラ風の若者が、明虎のところの者だったというのはうまいなあと思いました。
1巻の表紙とお揃いなんですね。
4巻以降面白くなりました。卯一が大人になってしまったからだろうか。蓋を開けてみれば大体が明虎のせいでしたね。映画に行けばデートで、それは好きの印だと思っているような人だったよそういえば。言葉を尽くさかったせいでこじれにこじれ。うん、やっぱり概ね明虎のせいだったなぁ。
みんな愛すべきクソ野郎。まさしく。
先生のTwitterに最終話後のカットや漫画が沢山あるので、皆様是非。共に白髪の生えるまでイラストや、ホテルでのその後漫画なんかも。
自分でも理由が分からないくらい卯一に感情移入ができた。だからとことん幸せになってほしい。あきとらに会えなかった27年の月日を思うと胸が潰れそう。ハピエンだけど27年の2人の空白が痛い。最終的に卯一を幸せにしてくれた先生に感謝。ただそこに至るまでの過程と卯一が過ごした孤独であろう月日を考えると切ない。
辰之の救出後一人で闇に消えた卯一の妄想と現実を織り交ぜた描写に何度も泣かされた。さすがに先生、神がかった表現力。でもそこが一番好きなシーン。
2人が一度別れるのは本当に必然だったのか、と考えるとやるせないものはあるが。卯一は自己破壊衝動からどこかで何かをして自分も愛する人とその周り(この場合は麻巳、辰之、組員とか)をも壊してしまうから、あの時は離れることを卯一が選択して、あきとらが受け入れたということでしょうけど、私はなりふり構わず卯一の全てを包み込んで引き止めてほしかった。
離れたのは卯一だけど、その実選んでもらえなかったのは卯一だった。
奥さんの麻巳に関しては複雑な気持ち。理解できなくもないし嫌いでもない。しかし3人でという選択肢はあるようでない。危うい均衡は遅かれ早かれ崩れる。どっちかがゲームから退場しなければならない。現実それは卯一だった。話のなりゆき上そうならざるを得なかった。私は卯一の気持ちが本当に痛いほど分かるから、そこは読んでいてとてもつらかった。
欲を言えば、麻見と死別した後にあきとらが卯一を探そうとするところが少しモヤモヤする。本人の意思じゃなくて状況がそうさせたというか。麻見が生きてたら2人の再会はなかったのか。あきとらは卯一を探さないで人生を終えるのか。
一巻の2人の出会い方から再会まで、本当に最高にクレージーでふっとんでる。まるで映画を観ているようだ。ドキドキはらはらさせられて非日常に浸れた。
評価は少し辛口かも知れないけど、このシリーズ多分ここ10年くらいで一番好き。何回も何回も読み返してまた新しい見方ができるかもしれない。
3巻から積読状態でしたが、このたび全巻読みました。
超超超良かったです!!
脇キャラが皆個性的だったり、暴力についても容赦ない描写があり、ラブでない部分でも引き込まれます。
「四代目・大和辰之」で卯一があまり好きでなかったのですが、
読み進むうちにだんだん明虎一途なところがかわいく思えてきました。
でも、結局別れるんだよね?と思っていたら、切なくなったり。
別れの絡みのシーンでは、何で好きなのに別れなきゃならないの!?と
不満たらたらになりましたが、その後の27年後の再会って。
嬉しいけど、想定外すぎる大どんでん返しです。
「四代目・大和辰之」のさらに後なんて想像してなかった。
自分の想定の上いかれて快感でした!
2人のキスでグッときてしまって、涙出ました。
そうして見てみたら、表紙の卯一の後ろにいるの、明虎なんですね。
何も考えてなかった・・・気づいてなかったの、私だけですか?(汗)
「みのりの手」からもう一度リピして、世界に浸ってます。
ほんとすごい作品だと思います。
またスピンオフなどでこの世界を描いて欲しいです。
浅生田と、松見がお気に入りです。
明虎サイドの27年間も知りたいし、なにより、再会後の二人の絡みももうちょっと見たかったな~。
四代目~のスピンオフ?前日譚?ですが、これだけでもとても面白い作品でした。
四代目~の時に感じた印象とは全く違う過去の卯一と27年後の卯一。
方向性は違うけど人を引き付ける魅力を併せ持った卯一と明虎。
その2人の長い年月を経て辿り着いた結末は切なくもあるけど、すごい愛を感じてしまった。
私的には麻巳さんがいい女過ぎて大好き。
さすが明虎と卯一が一目置くだけのことはある!
もう1度四代目~を読み直してから、また1巻から読み直してみたくなった。