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mahoutsukai wa furete tokeru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ぞぞ先生の作品は受けが可愛くて大好きなのですが、
今回もとてもリズ(受け)が可愛かったです。
人間と妖精の間に生まれた子は『ミクス』と呼ばれリズはミクスです。
ミクスは契約せずに触れた人の魔力を吸うことが出来るのですが、
リズは未成熟で力の加減ができず
誰かの魔力をうっかり吸い尽くしでもしたら
相手は魔法使いとして生きていけない。
なので『安全上の理由』で学園の片隅にある温室に閉じ込められて
魔法も教えてもらえず独学で魔法を学んでいました。
そこに今年の入試試験で過去最大級の妖精を呼び出した
ジルの契約している妖精がやってきて
魔力回復をしてあげたことでお話が始まります。
こうやって文章だけ読むとややこしそうですが、
実際はぞぞ先生がすごくわかりやすく描いてくださってるので
すーっとお話の世界に入り込めます。
隔離されて邪険にされていたのに心が擦れていないリズが
本当にキレイだなぁと思いました。
そしてピュアで可愛いです。
ゆっくりと進んでいく二人の恋のお話を楽しんでください♪
星倉先生初読みでした。
魔法×BLとはどんな感じだろうと興味本位で読んでみましたが、とても繊細に描かれている、キラキラで素敵なお話でした。
「特別」で珍しい妖精×人間の子『ミクス』であるリズ(受)は、人の魔力を吸い取ってしまう力があるため、常に腫れモノ扱い。子供の頃からイジメにもあってきた。魔法学校に入学するものの、校内の温室で軟禁状態で、授業も出られず独学で勉強していた。そこに迷い込んだ契約妖精ピピを探して現れたジル(攻)は、「特別」に桁違いの魔力量を持っている有名人。リズは人間に触れるのが怖いため、つっけんどんな態度を取るが、ジルはリズを恐れるどころか触ってごらんと言う。魔力量が凄いジルは、魔力を吸い取られても平気な為、リズが触れても大丈夫な人間だったのだ。久しぶりに人の温もりに触れて喜ぶリズ。それを機に、リズはジルから勉強を教えて貰うようになり、少しずつ変わっていくのだがー…。
まず言っときたいのが、リズとジルが初めて触れ合う瞬間がエロい!!という事(笑)リズは人に直接触れないように、魔力を遮断する手袋を常にハメてるんですが、それをジルが脱がしてしまうんです。その表現がめちゃくちゃエロいっ!!手で手袋を脱がせて、その手を合わせるだけなのに、あんなにエロく描けるなんて星倉先生天才だわ、と早々に思ってしまいました。
そして。2人の「特別」が合わさった時に、どんなことが起きるのか。普通の人は特別になりたくて、特別な人は普通になりたい。無限ループのはずの世界で「特別」が「特別」ではなくなる瞬間が来る、それはとても奇跡的な事なのでしょう。ジルが「特別なんて曖昧なー…」と言うセリフがあるのですが、その言葉の重さにグッと来てしまいました。
あと、とても良かったのが細かい設定。リズは人に会うたび、癖の様に両手を隠す仕草をするのですが、それが逐一描かれているのが、とても良かったです。手袋をしていたとしても万が一の事を考えて常に手を隠すリズの習慣に、優しさや真面目な性格が現れていて、星倉先生の作品の良さが伝わって来ました。
絵柄も文句なしに可愛いですしね。
本編も面白かったですが、描き下ろし他、カバー下の小話もとっても面白かったので、ぜひ忘れずに読んでみてください!
魔法使いを目指した若者が集まる、魔法学校が舞台。
人間と妖精の間に生まれた「ミクス」であるリドは、素手で触れた相手から魔力を吸い取る恐れがあるという理由から
他の人間たちと一緒に学ぶことが出来ずに温室で独学する日々。
そんな時に温室にやってきた強大な魔力を持つジルとの出会いで世界は広がっていく、という始まり。
ミクスなので他の人間とは違う"普通じゃない"ということで悩んだり辛いことがあったり。
ジルに出会うまで諦めることが多かったリドが
目を輝かせて色んなことを吸収していく姿は本当に眩しくて可愛くて、ジルが惹かれる気持ちがよくわかりました。
ジルも他の人間より魔力が強いということを"普通じゃない"と、その魔力を手放すほどに悩んでいて…
そこから魔力が戻る辺りのジルとリドのやり取りはキュンとして悶えました。
マグとニコルもいいキャラだったし
今作もぞぞ先生らしい可愛いとキュンがつまった作品で大満足でした。
妖精と人間の間に出来た子『ミクス』と人間の魔法使いのお話
手から相手の魔力を吸ってしまうミクスは脅威とされ学園でも他のみんな同じように授業に参加はできず温室に隔離されている。
未熟のミクスは自分でコントロールができないため誤って魔力を吸ってしまわぬように魔力を遮断する手袋を付けている。
温室に人間の魔法使いが迷い込む。
ミクスの脅威を知っているのにその人間は
『それを外して触ってみて』
『君だけが特別なのか』
普通の人間ならミクスと触れると魔力が吸い尽くされ魔法が使えなくなってしまうのにこの人間は普通にミクスと触れ合ってしまう。
そこから人間とミクスのお話が始まります。
絵がとてもきれいです。
ただめっちゃくちゃ個人的にはもっとミクスがツンケンしてくれたらなぁって思いました(笑)
他にもミクスに絡んでくる同級生の2人と妖精たちが可愛いです^^
妖精と人間の間に生まれた『ミクス』のリズは
触れた人間の魔力を吸ってしまう能力があることでせっかく入学した魔法学校でも隔離されてしまい独学で学んでいる状態。
ある日、膨大な魔力量を持ち周りから特別視されているジルが現れ、リズに魔法を教えてくれることになり…。
普通ではないふたりがお互いの特別になるまでが描かれた心に沁みる温かい魔法系ファンタジーなお話しで、魔法を使って空を飛ぶシーンが印象的でした。
ミクスである自分の存在を諦めてしまっていたリズ。
周りのリズへの接し方や扱い方が酷くてちょっとモヤつかされるのでジルに出会えて本当によかった、としみじみ思います。
自分の魔力はリズに触れるためのものだったのかも、とジルが呟く姿にジーンとしました。
ぞぞ先生のちょっとシリアスでせつなさのあるトーンも好きなんですけど、描き下ろしやカバー下のわちゃわちゃした賑やかなテンションも好きです。
マグとニコルがいいキャラで、ちょっと天然なリズのどピュア200%ぶりには心が洗われました…。
髪の短いリズもかわいい〜。
エッチシーンは少なめですが、心からお互いを求め合って深く触れ合っていくふたりが愛おしくてきゅんとしました。
先生の次回作、また楽しみにしております。
「ミクス」であるせいで幽閉される、いわゆる不憫受けのお話。舞台は魔法学校で特殊な設定が付加されてますが、受けはいじめられっ子やオメガと同じ属性だと思います。特に中盤で可哀想な傾向が強まり、私は楽しく読めませんでした。
始まりはわくわくする魔法を見せてくれる感じになってて、すごく好きでした。ジルに懐く小さな妖精が可愛くて、この世界に引き込まれていきます。リズとジルのキャラは少女漫画の姫と王子っぽくて、ロマンチックなシーンはキラキラしてました。
でも学校に通い始めると、モブが不自然なほどリズを糾弾して胸糞です。ぶっちゃけ受けの可哀想度を上げる演出にしか見えないし、そんな中普通に接してくれるのがジルだけって状況になれば、好きになるのが当たり前すぎてなんだかなあ…と思っちゃいました。物語の整え方が自然だとあまりこうは思わないんですが。リズが酷い目に遭う根拠があの設定だけだと薄く感じました。
Hシーンは絶妙に萌えない構図で微妙です。
小物や魔法陣が凝ってるとか絵が綺麗とか、目で楽しむ要素はたっぷりあると思います。
しっかり魔法学園モノです。魔法陣やら妖精やら、設定も作画もすごく凝っているので、本家の(?)魔法学園モノが好きな方も楽しめるのでは?と思います。
メインキャラクターは、人の何倍も強い魔力量を持つ魔法学校のエリート(人間)と、人間と妖精のダブルである『ミクス』。互いに『特別な』性質を持ち生まれたものとして、それぞれが異なる苦しみをもつ。
ファンタジー(魔法系)なら、どちらかというとギャグ強めなラブコメが好きですが、こちらは作者買いしてみました。美しい絵と、優しいお話。バックグラウンドの情報が強めなのでバランスかな?と思いますが、良い子ばかりだったので、キャラクターたちの自己主張?がもっと強くてもよかったな、と思いました。