野良犬の夜【電子限定描き下ろし漫画付き】1

norainu no yoru

野良犬の夜【電子限定描き下ろし漫画付き】1
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×27
  • 萌11
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
100
評価数
29
平均
3.6 / 5
神率
24.1%
著者
渋江ヨフネ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フューチャーコミックス
レーベル
spina
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「いいところをいじったら…αでも気持ちよくなれるよ」――
刑事のエリックは捜査中、突然通り魔に“発情誘発剤”を注射されてしまう。道で行き倒れていたところをリーンと名乗る医者に介抱され、彼の家で一晩を過ごすことになる。発情の治まらないエリックはリーンに助けを求めイカせてもらうが…「足りない…まだ足りない」そのまま2人はケモノのように貪り合うセックスに溺れていく。この出会いは偶然か必然か、本格アダルティック・オメガバース、結末までお見逃しなく。

【本作品は単話版『野良犬の夜』1~7話をまとめ、描き下ろしを加えたものです】

表題作野良犬の夜【電子限定描き下ろし漫画付き】1

外科医,β
刑事,α

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数4

少し読みにくさがあったものの…


外国が舞台の医師β×警察官αのオメガバースです。

海外色が強めで、シーンの展開や会話のテンポなどから原作を翻訳したのかな?とも思いましたが調べたらそうではなかったので、作家さんの風潮かと思います。
両親の影響でΩが苦手なα(しかも受け)というのも珍しい気がして新鮮でした。

受けは男前でクールな性格で分かりやすいのですが、攻めの性格が少し不安定なところがありました。
優しい紳士のような態度を取ったかと思うと、エッチの時に思わず首を絞めてしまったり、嫌われてしまったと思い泣きそうになったり、仄暗い雰囲気も醸し出します。

そして後半につれて、最初は何を考えているのか不可解だった攻めのヤンデレ味が出てきて、私の中の評価が上がりました(笑)

ただちょっと変わったストーカーなんですよね…。
見つけられたくないのに、見つけられたかったんだと、わざわざストーカーしていた現場に導いたり…。
誘拐された受けを助けるためにサラっと人も殺してないか…?と、その後少しモヤモヤが残りつつも事件が少しずつ解明していきます。

とはいえ、真犯人が捕まったわけではないので続きます。

キャラは魅力的だったのですが、今回のお話は催淫剤や薬などといった大きな事件性が含まれていて、少々取っつきにくさがありました。
これは私の解読力の問題かもしれませんが、説明部分が少なかったり、彼らが何をしたいのか、という目的が言葉の裏に隠されているのか分からず、ページを行ったり来たり…。
漫画というよりは、映画のようでした。
もしくは小説だと、もっと嚙み砕いて全体を把握できたのかもしれません…。

イラストはとても綺麗です!
作品の雰囲気はダークめで、駆け引きなどもあり大人の恋愛。
単調な物語が飽きた方や、海外ミステリー系が好きな方にはオススメです。

【電子限定描き下ろし】は、二人のその後のお話。
警官を辞めて二人で事件を追っている途中のささやかなひと時。
エッチしつつ、愛の再確認してました。
描き下ろしが唯一ドロドロなしで甘い展開。

2

β医者×α刑事

Kindle Unlimitedで読みました。レーベルも初めて見るところ。こういう電子の見知らぬレーベル結構ある。

α受け、成就するストーカーβ攻めが要素として珍しい作品です。"小説のエピソード0(ゼロ)をコミカライズした作品"感が強い。一つ一つの盛り上がりどころにもっと尺が使えそうなところ、演出少なめにトントン進行するところなど、小説では詳しく書いてあるけど一行一行漫画にはしてられないから縮めてるコミカライズ…って印象。の割にはセックスシーンにきちんとページとってるところ含め。Kindle(電子限定だから他も白抜きなのかな?)では白抜きなものの、エッチシーンのエリック(α,刑事,受け)は色気があって良いです。

ドS、マル秘スキル、私の子犬ちゃん…ワードセンスが話の雰囲気とあってない気がしてしまう…

1

絵が綺麗

単話の表紙にそそられて単行本化を待ってたました!

叩き上げ刑事って雰囲気の無愛想αが受け!大好き強い受け!!
攻めは優男風だけど腹の底が見えない。
ガツガツ喰らうような睦あい!
誘発剤巡るシリアス展開!!と滾る要素満載。
何と言っても絵がキレイ!なんだけど難しかった…

何が難しいって外国の設定だからか、萌え要素いっぱいなのになぜだかスっと入ってこない。
オメガバ設定も事件や受けの生い立ち、αなのに受け!ってとこ以外で引き立ってないのや事件が終わったの?って感じだからか、攻めにあまり好感を持てなかったからか、もわーーーんとした気持ちです。

0

オメガバースである必要性

初読みの作家さんです。
絵の雰囲気と作品のシリアスさが良く合っています。

刑事であるエリックが何者かに薬物を打たれたところを、医師のリーンに助けられるところから始まります。
薬物とは催淫剤で、αのエリックはラットを起こしてるんですが、Ωはある理由からダメなようでβであるリーンとHをして助けてもらうんですね。

エリックが違法な薬物の捜査をするんですが、その過程でどうやら医師が薬物の製成にかかわっているようで…なミステリー展開。
リーンが優しいんだけどSっ気あり、エリックへの執着、ストーキング、と怪しさ満点でこれは疑われても仕方ない。

本編では決着せずに、描き下ろしで決着してるのですが何だかよく分からない事件だったな…という印象です。私の理解力の問題ですかね?

あと、オメガバースである必要性も感じられなかったんですよね。
普通の設定でも成り立った気がする…。
αがβに抱かれる設定が必要だったのかなぁ?とちょっと不思議に思ってしまいました。

2

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