今日も双子に迫られてます

kyou mo hutago ni semararete masu

今日も双子に迫られてます
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
藍墨カンナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
DaitoComics マカロンリンクス BLシリーズ
発売日
電子発売日
価格
¥750(税抜)  
ISBN
9784864954426

あらすじ

「一番重要な仕事が…僕たちの相手 さぁ…どっちにする?」

ド田舎の農村地帯に異動となったリーマンの佐伯彩斗。
社宅として割り当てられた古びた民家で彩斗を迎えたのは
幼なじみの双子・紫月と陽向。
二人は仕事の一環として自分たちの夜の相手をするように告げるが――…
「どっちを選んでもいいんだよ?」
いじわるな笑みで問いかける双子に困惑する彩斗。
ワガママでエッチな双子に毎晩求められ振り回される
彩斗が最後に選ぶのは…!?

ひとつ屋根の下で繰り広げられる
小悪魔双子とのトライアングル・ラブ!!

表題作今日も双子に迫られてます

サラリーマン
東陽向,社宅の担当者,社長の息子

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

珍しい?受け二人の3人モノ

 かつて表紙に3人居る本は地雷として避けて来た者です。近年は作風や絵が好みの作品が多くなり積極的に手に取るように。でも圧倒的に攻め2人×受け1人の作品が多く、受け2人など他のパターンは少ないような気がしますね。

 仕事で田舎暮らしを体験する事になった彩斗を現地で迎えたのは幼馴染の双子、陽向と紫月。昔から彩斗が好きだった二人はその想いを同時に告白、彩斗は困惑しすぐには決められない、けれど二人同時は不誠実なので「最後はどちらか一人を選ぶ」と宣言します、その言葉が後々双子と自身を悩ませ苦しめるとも知らずに…。

 二人の家を社宅とし、自給自足の生活を実体験してレポートを提出するのが仕事内容。趣ある古民家と豊かな自然を舞台に、雰囲気はほんのり農業BL。芋を植えたり木材を採取しに山へ行ったり、三人の和気あいあいが楽しい♪特に田植えの回は数ページ使って丁寧に描かれていました。
 
 もう一つ…お仕事には二人の夜のお相手も。各話前半はストーリー、後半はHシーンの構成が多く、3Pはもちろん、双子それぞれとのHもあり。小悪魔双子に振り回され組み敷かれてタジタジなのかと思いきや、それに応じる彩斗も意外と積極的に、だけど優しく攻めており、全体的に甘めで安心して見られました。

 でも一番印象深かったのは、場面によってそれぞれの視点で描かれる心情描写です。自身の発言と二人の間で揺れる彩斗、そんな彩斗に自分を選んで欲しいと想いつつも、それと同じくらい互いの事も大切な陽向と紫月。
 名前の通り太陽と月のように似て非なる二人、三角関係だからこそ生じる迷いや嫉妬、そこから拗れていく意外にも切ない展開が待ち受け、恋愛部分もしっかり楽しめました。

 結局最初からこうすれば良かったのに…と遠回りし過ぎたようにも見えますが、時には対立し、傷付き、色々考えさせられる時間があったからこそ、より絆が深まって幸せな結末を迎える事が出来たとも言えるでしょう。
 私は3人モノの結末はやっぱりこれが一番理想的ですね、みんなが笑顔なハッピーエンドで良かったです。

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