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愛する騎士を失った将軍×美貌の青年に転生した騎士の、輪廻転生ラブ!
senaka wo azukeruniwa
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1巻冒頭のシーンが読めました!
防衛宮に招聘されるんですけど、マイアだけがレオリーノの意思を尊重して背中を押してくれていて、あぁやはり母なのだな...と思いました。
いざレオリーノが防衛宮に入ってみると、同僚の中で見目がよくて取り巻きまでいる子に嫉妬と妬みを抱かれて嫌がらせされて...話し合いをしたものの階段から落ちてしまい...。
ヨセフが庇って落ちてくれたけどそれでも手に怪我をしてしまって、グラヴィスが嫌がらせをしたその相手達とレオリーノに罰を与えます。
そこからの閨ごとの多さ!
1巻はキスくらいしかなかったのに怒涛の進歩!
レオリーノは世間知らずの童貞処女の箱入りらしい面と、イオの夢で見た性知識を持っているチグハグさがあって、詳しいやり方は知らないけど口でしたいと自ら提案して猫のように舐めてみたりして魔性っぽいこともするんですが、色気と言うより終始可愛らしい感じでした。
あと、熱を出したら子供がえりするらしく...それがほんとに子供がえりだった。笑
あれをかわいい!天使!と愛しく思うか、駄々っ子な子供すぎてレオリーノってこんな感じなんだ~と思ってしまうかは読む人の好みが出そうです。
私はレオリーノには甘えたなカワイイ系属性の期待はしていなくて、綺麗だけど素直で素朴で頑固なところがあって筋の通った利口な面が好きだったのですが、なるほど色事はカワイイ系に全振りなのね、こういう面もあるんだないう発見になりました。
そんなレオリーノが愛しくて愛しくて、グラヴィスが頭を抱えて根負けしてるところは甘々溺愛好きさんには美味しい展開だろうなと思います。
タグに甘々ってあった理由はこれかーって理解しました。笑
1巻より糖度6割増って感じです。
タイトルでもある、背中を預けるには。
前世の記憶では人間の盾だったイオニアとあまりにも脆く繊細なレオリーノの対比と葛藤と悔しさが伝わってきて、イオには到底及ばなくても少しでも強くあろうとレオリーノがもがいていたのが私の中の1巻でした。
2巻では、グラヴィティスが自分がレオリーノの盾になると言います。
背中を預けてもらうには脆すぎるレオリーノだけど、預けて貰えるように努力するお話なのかと思っていたので、そうではなくてレオリーノがイオと自分を比べず、長短を認め受け入れてグラヴィティスに背中を預けるお話なのだと気づかされることになりました。
私は強くあろうとする前者に魅力を感じて期待していたので、盾になってもらう立場にまわるのは方向性が違ってちょっと残念でもあるんですけど、グラヴィス視点で考えてみると、守れる力も備わったし今度こそ絶対に守ると誓うことは筋が通っています。
甘々作品として認識し直して読むことにしたら、今回も十分楽しかったです。
話が変わるんですが、私はグラヴィス派なんですけど、ルーカスのあのイオニアへの想い...レオリーノはきっと生まれ変わりで、自分にもなんらかの愛情を抱えてくれていた気がすると感じながら最期まで聞けずに死んでしまったイオの代わりに、今こそあの時の気持ちを伝えてもらいたいっていう行き場のない切なる気持ちや、好きな人がいる人だと分かっていてもそれごと受け入れて愛した深い愛には心が締め付けられるものがあって、ルカもとても好きです。
彼はイオかイオの生まれ変わりとしてのレオリーノとしか幸せになれないだろうから、恋が成就することはないだろうけど、どうか彼なりの幸せを得てほしいです。
今回あれ?と疑念を抱いたのはユリアン。
確かに彼なりの愛なんでしょうけど、そういう部類の感情だったんだなと驚きました。
背中を預けるにははグラヴィスとレオリーノが結ばれるお話なので、グラヴィス√しか存在しないはずですが、選ばれない√としてはルーカス√とユリアン√もありますよね。
それぞれ妄想してみたら、ユリアンルートは籠の中の姫エンドになってしまってレオリーノにとって1番ハピエンから遠いなぁと改めて思ったのでした。
話を戻して。
グラヴィティスが盾になるということもだけど、レオリーノがイオニアの記憶があることをグラヴィスに告白することも2巻の重要な事柄だったと思うのですが、現グラヴィスの右腕で副官、過去には弟だったディルクや過去同僚だったエッボにも秘密を告げていて驚きました。
なんとなく、もっと長く誰にも黒幕がいることは伝えずに情報収集して、証拠を掴んでから告白するのかなと思っていたんです。
レオリーノだけではどうにもならない厳しい作業だろうから、早々に味方が増えるのは理にかなってるんですけどね。
それにしても、エッボ。
レオリーノのことを人前でも隊長って言っちゃう人で、これは隠し事には向いてない!あちゃー!って思う抜けた面もあるのだけど、同僚がいないことに気づいてレオリーノの身の危険を察して駆けつけたり、王弟閣下より自分の上司を守ることを優先したところで涙腺を刺激されてしまったので、好感度が高くて憎めないキャラです。
挿絵では顔が出ていないんですが、人物紹介に姿が描かれていたのを見るに、傷があっても男臭さの一部となっていて一部の層にはモテそうな見た目に思えるんですよね。
実際は能力も外見も怖がられる立ち位置なようで孤独そうでしたが。
分かる人には分かる良さだと思うのになぁ。
彼もツヴァイリンクの一件で人生の何分の1かが閉ざされる傷を抱えた人...あれがなければ伴侶を得ていたかもしれないし、子供がいたかもしれないし、別の人生があったんだろうな...と思ってしまいました。
こんな人にこれだけ信頼されたイオは、改めて正義感があって人柄もよく人徳のある人だったのだというのが伝わってきました。
…本当に本当に、この巻も最高の内容でした。。
本編がいよいよ佳境に入り、ヴィーとレオリーノの身も心も近付いた2巻。
…でも。
でもでも。
電子限定の巻末のSS、ルーカスの話が、私の中で最高オブ最高でした。
読みながら嗚咽してしまうほど…
狂おしいほど好きなのに、身体は繋いだのに、心が手に入らない相手。
眠るイオニアの隣で、恋のライバルしか呼べないイオニアの愛称を呟いて、涙を流す姿。
胸が震えて仕方ありませんでした……
2日連続徹夜で2巻まで読みましたが、このまま3巻に突入しようと思います。
1巻のレビューでも書いた気がしますが。。
読み進める手が止められないほど、夢中になれる素晴らしい小説に出会えたことに感謝しかありません。
レオリーノの美貌とハンデのある体ゆえに、防衛宮で働いても護衛つきで外出しても何か問題が必ず起こり危険な目にあってしまう様子がとても危うくてハラハラしてしまいました。
これは家族もレオリーノに関わる全ての人も過保護になるのがわかりますね。
外にだしてもらえず箱入りで物を知らないというのもあるけれど、イオニアの記憶によって本能的な使命に駆られて思わず動いてしまうんですよね。
一巻ではレオリーノとヴィーの甘いやり取りというのはほとんどなかったのですが、今巻ではその点では盛沢山の内容でした。
私がお気に入りなのは、レオリーノが自分の体からヴィーの香りがして体がおもわず反応してしまうシーンと、イオニアとの体格差に落ち込みそれでもヴィーを喜ばせたいと必死にお願いするも予想外の大人の道具(卵)に怖がりつつも甘い官能に溺れていくシーン。
閨ごとに疎いレオリーノが純粋すぎていろんな発言でヴィーを困らせたり無意識に煽ったり、思わずクスっと笑ってしまうほどレオリーノが天才的に可愛かったです。
個人的に感じた物語の見どころは、レオリーノが危険を冒してエッボに会いに行き、男たちに襲われそうになるところを、ヴィーに助けてもらうシーン。
そこでついにレオリーノとイオニアの影がヴィーの中で一致し、どうしてイオニアの記憶を持つことを今までヴィーに隠していたのかレオリーノが泣きながら話す場面は、レオリーノが抱えていたツラい葛藤が改めて伝わり苦しくなりましたが、それを受け止めたうえでレオリーノへの愛する気持ちを伝えるヴィーがとてもかっこよくて、すごく心を揺さぶられました。
レオリーノと心と体も触れ合い、乗り越えなくてはいけない壁がたくさんありつつも、自分の伴侶として迎えると宣言するヴィーはとても男前で、本当に心から二人には幸せになって欲しいなと感じました。
エッボとレオリーノの一件でルーカスとヴィーが話し合うシーンは、ルーカスに対してなんとも言えない切ない気持ちになりました。イオニアがルーカスに抱いていた気持ちを知らずにずっと苦しみ続けているルーカスの想いがどんな形でもよいから報われることを切に願ってしまいます。
少しずつレオリーノがイオニアの記憶をもつことを周囲と共有し、真の裏切り者は誰なのか、レオリーノとヴィーの関係はどうなっていくのか、気になりすぎる物語の続きを急いで読みたいと思います!
思い切りネタバレでしか感想が書けないのですが…
レオリーノが無茶をした事がきっかけで、前世
の記憶を持っている事が、グラヴィスにバレてしまいます。そこから、2人は遂に結ばれ、関係者にも真実を伝えるまでの2巻目でした。
強く戦い続けたイオニアの記憶と、イオニアとは別人である弱いレオリーノ。レオリーノをずっと苦しめていた、イオニアとは違うレオリーノ自身も、イオニアの記憶をひっくるめて、レオリーノを好きだと告げたグラヴィス。イオニアのように背中を預けるのではなく、レオリーノには背中を預けてほしいと願う。
過去の記憶と、真実をグラヴィスと関係者に告げるレオリーノには、ようやく重荷を分けるとこができたのかなとホッとしました。
そして、2人が結ばれるシーンですが…グラヴィス殿下37歳で、レオリーノはイオニアの記憶での知識があっても箱入り純粋培養な18歳。レオリーノの幼さと繊細さを可愛がる大人で甘いグラヴィス殿下で可愛かったです。そして、純粋培養が故に無自覚煽りに笑い、色々大変な老侍従に笑いました。
レオリーノとグラヴィス周辺の人々のキャラクター達も、良いキャラしてて楽しいです!
特に老侍従フンデルトとレオリーノのやりとりが今回特に可愛かったー!
一巻でも少し思ってたのですが、
二巻ではさらに主人公レオリーノにイライラさせられます。
自分で自立するために就職をするのですが
(とはいえグラヴィスのお膝元)
そこでいじめに合います。
理由はその就職先で特別扱いされてるから
研究資料を盗まれるという事件が
そこでとった行動が
仕事の資料なのに上司に報告せず
意地が悪そうな笑みを浮かべただけの同僚に
問い詰める。
(証拠見つけてからの方がいいのでは?)
そこでボロをだす相手もバカだけど・・・
その後なんやかんやあって階下へと突き落とされ
それをグラヴィスに隠し
研究資料を盗んだと思う相手をかばう。
そして
「彼らは何もしていません!僕の不注意なんです」
でも、、が多い。
女々しい。
動くなと言われてるのに危険な事をする。
理由もなしに頑固。
ここまで非力なら今世は女主人公でもよかったのでは・・・?
いや、女主人公でもここまで非力じゃない。
サブキャラで嫌いなキャラがいても読み進められますが
主人公が嫌いになりそうで途中でリタイア。
なんとなくパラパラと最後まで見て
とりあえず幸せそうなラストだったので
ヨシとします。
ただ、じっくりは読めない。
ヴィーとリーノの心が通じ合いましたね。
くっつくのは3巻なのかと思ってたので嬉しいです。
それにしてもリーノは自分から危険なところに飛び込もうとするので、周りの人達は生きた心地しないですよね。リーノの護衛を任されてる人は本当に大変です。
もう少し、自分の美しさや体力のなさ、そして自分を大事にしてくれてる人たちの気持ちを理解して欲しいです。
さてさて2巻では自分の招待をヴィーに明らかにしましたが。
私の中では自分がイオの記憶を持っていると明らかにしたら、直ぐに解決するのかと思ってたんですけど、そう簡単にはいかないんですね。政治の世界はなかなかすんなりとはいきません。
王弟殿下でさえ、上手くいかないこと多いんですね。リーノのお父さんの説得もですけど。
3巻ではとうとう黒幕が明らかにされるんでしょうけど、もしかしてヴィーの命が危うくなるんでしょうか?そしてルカが死ぬようなことにはなりませんよね?リーノはトラブルメーカーなので、またやんちゃをしそうで心配です。
イオに惚れまくってるルカが幸せになれるような結末を期待しています。
もうレビューを書かずにはいられない、なんだこれは!女の夢詰め込みすぎです。面白い!一気に読んだ。時間とお金を捧げる価値あり、何度も部屋を転げて悶えました。1巻は歴史ファンタジー?超大作感にノックダウンでしたが、2巻は一気にBL大作に様がわりと言った感じでした(かつ大筋も不穏な空気を匂わせつつ、過去については一歩前進してどうなるの?というところで終わるのが憎い)二人が気持ちを伝え合う所、某歌劇団でもこんなくさーいセリフの殴打をかましてはきませんわよ!というほどもうドラマチック、ロマンチック、あ〜〜〜!!降参です。一歩間違えたら爆笑もののような気がするのに、息するのを忘れるほど没頭してしまいました。大人になって失われたと思っていた少女性が一気に呼び覚まされるというか、こういう話に悶える素質が自分の中で眠っていたなんて!と言った感じです。楽しみ増えました。いくらBLで緩和されていると言っても受けのレオリーノのお姫様属性には普通なら閉口すると思うのに彼の健気さになぜかついていける、応援してしまう、可愛い。閨事でのレオリーノの無垢さはもうほんとグラヴィスさんでなくても勘弁してくれ、です。ベッドシーンが計算し尽くされたうまさ、基本上品なんだけどギリギリ下品っぽいことをレオリーノに言わせるのがたまらん。活字いい。逆に普段シニカルな作品がお好きな方が読むといいんじゃないかな、とか思います。
ファンタジーBL。前世の記憶を持つ美しい主人公レオリーノ。前世からの宿命に立ち向かう中でグラヴィスと運命的に惹かれあってー。レオリーノが健気でグラヴィスもタフで美しい。ドキドキやラブはもちろん、ファンタジーとしても戦いや愛憎劇と、読み応え抜群の大河ロマン。ストーリーが加速する第2巻!夜更かし必至!サブキャラ達も愛しくなること保証!
1巻に引き続きボリューム満点の2巻。
グラヴィスがレオリーノへの愛と独占欲を自覚したところで終わった前回。
期待通りその権力を利用してレオリーノへの執着を惜しみ無く発揮してくれました。
良かったのはグラヴィスがイオニアとしてではなくちゃんとレオリーノ個人として尊重し、愛してくれているところ。
イオニアへの想いを捨てたわけではなく、二人とも違う愛の形でグラヴィスの心にいるんですよね。
過去のイオニアとの記憶もこれからのレオリーノとの未来もどちらも大切でかけがえのないものだということがグラヴィスのレオリーノへの求愛で感じとれました。
一方、イオニアへの愛と執念を経ちきれずもがき苦しむルーカスの姿が痛々しくも切なくて胸がぎゅっとなりました。
グラヴィスにはレオリーノがいるけど、ルーカスはこれからもイオニアを想い続けて一人で生きていくのかと思うと、何とかして暗い闇の中から救ってあげてほしい。。
今回もレオリーノは自分の立場を軽くみて無謀な行動をとり危険な目に合うという繰り返しで、何もできない自分に落ち込み泣いてばかりの姿に若干いらっと(笑)
でもレオリーノなりにグラヴィスの力になりたいともがき苦しんでるんですよね。
見かけの割に頑固でわがままな部分が多々垣間見れて、前回の儚くておっとりした印象からちょっと変わりました。
それも含めレオリーノ自身の自我が出始めて良い傾向なのかなと。
でも素直で純粋なところは変わらないので、グラヴィスとの情事の最中に感じるままに口に出して、してほしいことも素直にねだる姿が逆にエロくてとってもみだらでした!!
その幼さと乱れっぷりにグラヴィスの理性も刺激されまくり。笑
初夜をこれでもかというぐらいじっくり丁寧に見せてくれたのも良かった!
事後に熱でうなされて子供がえりしてグラヴィスにあやされてる時の会話がかわいくて面白くて微笑ましかったです。
「たまごはいや…」は笑っちゃいますよね。笑
ついにグラヴィスにイオニアの記憶があることを明かしてツヴィリングでの出来事も伝えたレオリーノですが、グラヴィスと国のことを想うなら一刻も早く伝えてあげて!と終始思ってました。笑
レオリーノの自尊心や苦悩も十分分かるんですが…まあそんな弱さも含めてレオリーノの良さなんですよね。
それもあって事件の真相究明や黒幕についてはほとんど進んでいない状態なので、3巻でどう決着が着くのか楽しみです。
話のテンポが遅く、全然話が進まないため、ページ量に比例した内容になっていないように感じました。
また、主人公の性格も受け入れられませんでした。
1巻のはじめに明らかになった新事実も、主人公が泣いてばかりで全く先に進まない。
何もできない主人公なのに、強くありたいという頑固な思いだけは持っており、それが空回りしていく様が、延々と続くのにもイライラしました。