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駅弁巡りの鉄道旅で、家族になろう──
ekibenressha kiminchi iki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
北海道稚内から佐賀までの鉄道旅。
トーリとテツの優しい人柄にほんわかし、旅の中で巡らせていく様々な思いには感動して。
長い旅の先に待つふたりの"これから"に深く感動したお話でした。
トーリにプロポーズされて嬉しい気持ちの一方で、「家族になる」ということに漠然と怖さを感じているテツ。
育ってきた環境や価値観の違いに直面して、たくさん悩んでしまう様子は本当に切なかったです。
でも。悪い方向に考えたり拒絶されるかもしれないことに怯えたりという不安要素ごとぜーんぶトーリが包みこんでくれたおかげで、前に一歩踏み出すことができて。
考えていたよりずっとずっと優しい家族愛を感じる結末にはグッとくるものがありました。
付き合って10年、新たなステージへと進んでいくふたりの節目を見守れたことができてすごく嬉しかったです。
駅弁もめちゃくちゃ美味しそうだったし、こんな風に電車に揺られて旅したいなーと旅行欲も高まってくるような作品でした。
佐賀県出身の美容師のトーリと、北海道出身のITエンジニアのテツは、トーリの家族に自分たちのことを紹介するべく、北海道から佐賀までを旅行します。新幹線や飛行機を使えば一瞬ですが、ふたりは電車、JR最長の片道切符の旅をします。
テツの鉄道好きから、最長の片道切符の旅が実現するのですが、駅弁、電車の名所、旅人との出会い、風景など、見所がたくさんあります。
この旅はただ楽しいだけではなく、これまでのテツの生き方、後悔、これからトーリ、トーリの家族とどう付き合っていくのかに答えを探すための旅でもあって、テツの人生を考えるシーンにジーンときました。
自分の性的指向を家族や周囲に伝えているトーリとは反対に、テツはオープンにしていません。トーリの家族の迎え方は、読んでいてとてもよかったです。
JR最長の片道切符の旅は、まとまった日数、お金が必要ですが、一部の路線に限定すれば追体験ができます。ふたりがどんな気持ちで通り過ぎたか、どんな駅弁を食べたのかと想像するのも楽しいです。
鉄道旅と人生は一期一会。確かに!
すでに付き合ってるカップルがお互いの地元の稚内から佐賀県まで鉄道一筆書きの旅をする一冊です。
夕映月子先生が原作です。鉄道がお好きだったんですね。
一ヶ月かけて北から西まで毎日移動と駅弁食べての旅で、駅弁が美味しそうで!
しかし旅のゴールはトーリの家族にテツをパートナーとして紹介したいと言われて尻込みして悩むテツ。
この二人の出会いを振り返ったり、トーリがテツを楽しいことに引っ張ってくれたり、本当に素敵なカップルなんですよ!
こんな趣味に一ヶ月も付き合ってくれるトーリがすごいです。しかも楽しんでて付き合ってやってる感が全くなくて。
大人の贅沢旅ですね。
ほのぼのなのになんだかホロッと泣けそうになります。鉄道好きな人には旅の参考書になるのでは?
表紙の2人が食べているお弁当がおいしそうでした♡
私は鉄道ファンというわけでもないのですが、旅行は大好きなのでちょっとタイトルにひかれてしまいました。旅行好きと言っても年に数回程度なのですが、このお話はなんと!30日以上の列車の旅!
ああっでもそんな旅も良いですね。いつか行けたら良いななんて思ってしまいます
JRで最長片道切符なんてものが発売されているのも初めて知りました。
付き合って10年目のカップルの日本横断の旅!
列車のルートにも詳しくてどこに何があるとか秘境の旅とか興味をそそられました!あとお弁当が美味しそう
作者様は実際行かれたのでしょうか?とてもルートに詳しいのでビックリです
エロはなかったのですか、お互い想いあってることが伝わってきました。とくに出会いのシーンが良かったです
列車の旅は2人の人生そのもの
これからも2人で旅をするように2人で人生を歩んで行くのでしょうね。
ト-リの家族もとても温かで最後には泣かされました
(。・´д`・。)
ゲイカップルが北は北海道から南は九州まで、鉄道の旅をするお話でした。
JR最長片道切符というものがあるんだそうな。
テツの故郷、稚内からトーリの故郷佐賀県まで1万キロ超を駅弁を食べたり、観光したりしながら2人で旅します。
駅弁の紹介や、各鉄道の見所などを交えてあるので勉強になる。
またいつか自由に旅出来る様になったら、まだ食べた事がなかった駅弁食べたい…。
2人の恋愛事情はと言いますと、実家に着いたら恋人をパートナーとして紹介したいトーリと、まだその決意が出来ないテツ。
家庭環境からちょっと自己肯定感が低いんですね、テツが。
また、カムアウトできないまま育ての親代わりの祖父母も亡くなってしまって独りぼっちになった孤独感から、トーリに同じ目にはあってほしく無いとも考えている。
そんなテツを理解して、前向きに導いてくれるトーリが素敵でした。
いいカップルやなぁ、とほのぼのしましたし、到着駅で出迎えてくれたトーリの家族も温かくて…。
エロくは全く無いけど、心が温かくなるようなお話でよい読後感に包まれました。
夕映先生の駅弁愛たっぷりなご本でした。私的には笑うほどすがすがしい鉄向けコミック。乗り鉄傾向あるので、私はウキウキな部分がありましたが、これは鉄ちゃん傾向ない方にはどうなんだろう?と思ったので、すいません中立にしました。以下、鉄ちゃん向けレビュー。
登場人物は
黒鉄小徹(28歳、プログラマ)、田上通(美容師、32歳)、最後にトーリの家族全員、回想で小徹の祖父母。加えて実際に販売している駅弁11種類。有田焼カレーが食べたい!
お話は、一枚で最長距離となる片道キップを購入(なんと9万円超!、有効期間57日!)、電車を乗り継いで稚内~備前山口へ向かう二人旅というもの。最終となる備前山口はトーリの実家のあるところで、両親に紹介したいとトーリはいうのですが、カミングアウトする勇気がまだ無い小徹は悩んで・・というあたりがBLです。
色っぽいお話は無いので、ほんと鉄ちゃんの方がシンクロする部分多いのではと思います。美味い駅弁食べた時のあの至福感、乗りあった地元の方々との触れ合い、その土地ならではの風景、いかに乗り継いでいくかというところへの腕の見せ所というかなんというか。達成感は半端ないです。無茶な行程組んだ時の疲労感もまた楽しい。
乗り鉄としての共感度は萌2に近いんですけど、ここはちるちるなので、BLとしての評価は中立としました。いやしかし、こういうの読むとほんとまた乗りに行きたくなるんですよね。今度はどこ行こうかな。
鉄道旅。
駅弁。
そこにBLが盛り込まれているような話。
北海道から九州までの鉄道旅30日越え。
駅弁と鉄道を楽しみながら向かうのは
トーリ(通)のご家族が住む、佐賀県唐津。
「家族にテツを紹介したい」と言われたのは鉄道旅が始まった直後。
テツ(小徹)は戸惑いながらも、旅を一緒にしていて、ずっとトーリと一緒にいたい。という気持ちを固めていく。
コアな鉄道ネタ(私自身も割と鉄道好きなので理解できるw)があったり、食べた事がない駅弁の紹介があったりと、そちらもすごく楽しめました。
BLとしてもピュアな部分にとても共感できました。
Hとかの激しい描写はなくても、全然OK!
こんなご時世でなかなか旅もできないけど
いつかこんな気の合う仲間と旅をしたいなあ…と思いました♥