運命じゃなくても キミと添い遂げたい

パパとわたしとあゆむちゃん

papa to watashi to ayumuchan

パパとわたしとあゆむちゃん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×235
  • 萌19
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
13
得点
382
評価数
95
平均
4.1 / 5
神率
37.9%
著者
ぴい 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
パパとわたしとあゆむちゃん
発売日
電子発売日
価格
¥673(税抜)  
ISBN
9784866574424

あらすじ

不動産会社で働くΩの渉は、フェロモンが極端に薄く魅力がないことに悩んでいた。
ある日偶然見かけた、風俗店で働く超美形αのレンに一目惚れ。
ルイという可愛い娘と不安定な生活をしていると知り、心配し世話をやくように。
少し頼りないレンが見せる、セクシャルな面に触れ想いを募らす渉。
しかし、それがきっかけでフェロモンが濃くなり、無自覚に彼を誘惑して…!?

表題作パパとわたしとあゆむちゃん

26歳,風俗店勤務,α
24歳,不動産屋勤務,Ω

レビュー投稿数13

最高優しいオメガバース!

ぴい先生との出会いは『パラダイムシフト』でした。
こちらオメガバースで、初めて読んだ私はかなり衝撃を受けて…そこからオメガバースにめっちゃハマっていきました。
ぴい先生の作品も全部読んでいますが。
今回のオメガバ作品、ものすっごく好きです!

渉(Ω)はフェロモンが薄くて、あまり恋もできなかった不動産社員。
ある日「紹介された物件の近くに不審者がいるかも」と言われ、確認しに行った先にいたのは不審者…だけどものすごくカッコいい、風俗で働くレン(α)だった。

ひとめ惚れした渉は公園にいるレンをストーカー(笑)していると、ひょんなコトからレンの娘のルイとも知り合いに。
風俗店の一室に間借りをしているレンさん親子を見かねて、自分の管理するアパートの隣室に招き入れる。

Ωの自覚のない渉は自身の変化にはあまり気が付いてなかったけど、レンのことを意識し始めたらふわふわと香るようになったり、初めての発情にもなったり…レンの氏素性を知り、「運命ではないΩはレンさんの番にはなれない」と恋をあきらめようとするが…というお話です。

レンさんがとっても気が弱くて優しいαだったり
ルイちゃんがとってもパパ想いの優しいコだったり
あゆむくんがふたりの事を大好きだったり。

すごく優しくてニコニコしちゃうようなオメガバースでした。
ホント可愛いしか語彙がなくなるような…こちらまで幸せになる♥
「オメガバ読んだ事ない」
「激しい描写が苦手」
「男性妊娠がムリ」←今回はそういうシーンはありません
とオメガバを敬遠(過去、私が他の方に言われた言葉ですけど)する方にも読んでほしいなあ。とっても優しい気持ちになれるので。

こちらの一冊で幸せエンドですが、まだ続刊だそうです!
レンさんとルイちゃんとあゆむくんの『これから』がまた見られる…はう…幸せすぎて拝みます笑

5

優しい世界のオメガバース

ぴい先生の作品を読むのは3作品目になります。
今までに読んだ作品は過剰妄想少年と最近発売したエモーション・コントローラーです。
どちらも執着がすごくて読後感がドロッとした感じだったので、爽やかハッピーな作品は書かないのかな?と思っていたのですが、こちらは優しいお話でした。

Ωなのにフェロモンが薄くて恋の出来なかった渉くん
αなのに優しい性格で家から追い出されてしまったレンさん
二人とも自分の事を落ちこぼれだと思っているんですね。

でもお互いの言動が、癒しとなって相手を包み込むような優しい関係になります。
すれ違ってしまいそうな時も、レンさんの娘のルイちゃんのナイスアシストなどもあり、上手くまとまってくれて、良かったです。

フェロモンの匂いが気持ちによって変わるというオメガバースは初めて見ました。
この本だけの特殊設定でしょうか?
うれしい匂いとか、かなしい匂いとか、ヤキモチやいた時の匂いとか、恋の駆け引きなんかとても出来ない気持ちだだ漏れ状態で、今までフェロモンが薄かったという渉くんの戸惑いがとても伝わってきました。

それからオメガバースってΩばかり理不尽な目にあって嫌だなあと思ってましたが、αも苦労があるんですねぇ。レンさんの過去の話はちょっとびっくりでした。やはり普通のオメガバースによくいる偉そうなαでないと認められないんですね。

オメガバースは苦手で避けてきて、最近昔からの王道~最近の物まで少しずつ読み始めましたが、避けてきて損した!と思わせる作品にも時々出会えます。
これも好きな作品になりました。

続きもあるとの事なので、楽しみに待とうと思います。

3

作者買い

ぴい先生の描く、ほのぼの可愛さが全面的にクローズアップされた作品!

皆さんのように上手に語れませんが、読後、優しい気持ちになれます。この先のお話では、渉くん頑張ってます!ルイちゃんは相変わらず可愛い!レンさんもう少し頑張って欲しい気も…(笑)

エチシーンは少なく、先生の執着ものがお好きな方には物足りないかもしれませんね

1

運命よりも運命でいたい!

作家買いしているぴい先生の作品です。

オメガバース設定です。
風俗店勤務 市ヶ谷 レン(α)と不動産会社勤務 水瀬 渉(Ω)のお話。

不動産会社に勤務する渉は、フェロモンが極端に少ない体質でした。
そのため、魅力に欠けるとαにはフラれ続け、Ωであることで友人達からは恋愛対象外…。
いつかは運命の出会いがある――Ωの渉はどこかで淡い期待をしました。
しかし、本気で好きになったαは「運命」の相手ではなくて…。

ある日、顧客から物件の近くに不審者がいるらしいと聞かされた渉。
念のため確認しに行くと、公園のごみ箱を漁っているホームレスらしき男性を発見します。
そのホームレスらしき男性 レンは、金銭的事情から娘と風俗店に住み込みで働くαでした。

ぴい先生のふんわりとした絵柄が全体の雰囲気とマッチしており、可愛らしさと優しさが溢れている作品に仕上がっています。
また、オメガバースの設定を最大限に活かしつつ、それぞれの心理描写と距離感を丁寧に描かれているので最後まで物語に入り込めました。

一見βに見える渉は、首輪もしていなければ、発情期にも会社に出勤してしまうほどフェロモンが少ないΩです。
とある事情から貧困しているレン親子を自分が管理しているアパートに住まわせることに。
一方、財閥の長男として英才教育を受けましたが周囲の期待には応えられず、一族から追い出されてしまったレン。
優秀でリーダーシップを担うαとは異なり、気弱で頼りないレンは娘のルイと不安定な生活を送っています。

それぞれに事情を抱えた2人が出会い恋をする。
両想いでありながらも、渉はレンと恋愛関係にならないように踏み止まってしました。
もし番になれたとしても、どちらかに「運命」の相手が現れたら…と。
――小さい頃に読んだ絵本「人魚の王子様」は、番になった王子様に運命の相手が現れて、人魚は泡になってしまった。
レンを傷付けたくないと思う反面、本当は自分も傷付きたくないのでしょう。
それでも、レンを好きな気持ちは抑えられず、αとΩの本能の所為にして渉は身を委ねてしまう。
憶病で優しい渉の想いに胸がギュッとなりました。
そして、渉に対して日に日に愛情が増していくレンも変わっていきます。
「誰にも譲りたくない」

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、渉の先輩が登場します。
とてもいい先輩なのでお名前が知りたい♡
そして、最も重要なポジションなのは、主役の1人でもあるレイの娘 ルイちゃんです。
レビューではクローズアップしませんが、2人を結びつける天使ですよ♡

Hシーンは、本編に2回あります。
どちらもオメガバースにしてはエロ薄めですが何故か満足しちゃうんです(笑)
コマ数も少ないのに愛情が伝わる描写で、今作もぴい先生に感服しました。

描き下ろし『るいのにっきちょう』
ルイちゃん視点のお話。

お互いに好きを積み重ねて、もし「そんな日」が来ても覆い被せるくらい愛し合い、運命に負けないくらいの運命を3人で紡いでいく。
一緒にいたら笑顔になれる…読後は、こちらまで幸せな気持ちになれました。

ほんわかと心温まるストーリー展開に並行して3人の未来も動き出しています。
まだ「番」になってないレンと渉のたどり着く先に待っているものとは?
カバー下も必見ですよ。
続編も楽しみにしています♡

3

ルイちゃんが可愛い

子供がいるとエロは少なめになりますが、ルイちゃんが活発で元気でおしゃべりな女の子なので、思ったことをストレートに言って2人の背中を押してくれるし可愛かったです!

Ωの渉は、フェロモンが薄くΩだと周りに気づかれないくらいだったのが、αのレンに一目惚れしてから知らず知らずにフェロモンが濃くなっていき、αのルイちゃんも渉のフェロモンがわかるので喜怒哀楽で変化するフェロモンを毎回教えてくれて、嬉しい時に出るフェロモンをお花ぶわわぁ〜と言っていて可愛すぎて和みました。

レンは財閥の長男で厳しく育てられるけど、根が優しく気弱で期待に応えられず優秀な弟に全て譲り、少しでも貢献しようと多分決められた相手と結婚し、ルイちゃんが生まれた後結婚相手に運命のΩが現れ一族に追い出されたという悲しい過去がありました。
ルイちゃんも厳しい教育が嫌いでパパが大好きで一緒に来てくれて、子に恵まれているし、渉にも出会えてちゃんとした仕事にもつけたしこれからは幸せになれると思うし、続編では番になり、レンと渉の子供もみれたらいいなと思いました!!

2

優しいお話でジンワリ

レーベルの違いからかなのか、1週間前に発売された「エモーション・コントローラー」と違ってほのぼのしてて優しいお話でした。

どちらかと言うとこちらの作品の方が好みでした。

明るくて人情味溢れるオメガの渉と、仄かな色気のある心優しいアルファのレン、そして幼いのにしっかり者で可愛いレンの娘のルイのやり取りに癒されました。

渉もレンも「◯っぽくない」自分に苦しんできた事が切なかったです。特にレンの過去が凄かった…。

ところでこちら両思いになったところで終わってます。

まだ続くようです。

このままの路線で行くのか、はてさて一波乱あるのかとても気になる所です。
特にレンの出自がアレですし…。

次巻を楽しみに待ちたいと思います。

2

続きます!ぽくない2人のオメガバース

あゆむ(受け)は不動産屋で働くΩ。体質からか、Ω要素が薄く、フェロモンは出ないし発情期も軽くβに間違われるほど。恋人からも「Ωっぽくない。Ωと付き合ってる気がしない」と振られる始末。オメガバースではΩが差別されたり低い身分に描かれている作品が多いですが、この世界では、Ωであることは一種のステータスでもあります。

一方のレン(攻め)はαでありながらスパダリ!って感じではなく、要領も悪くおっとりした性格。実家が大企業のボンボンですが何せ要領が悪いため家業を継ぐこともできず、政略結婚します。結婚相手との間にルイが誕生しますが、相手に運命の番が現れ離婚します。

ルイちゃんは制圧された生活が嫌なのとパパが大好きなのとでレンについてきますが2人は一族から破門され
、レンの勤める風俗店で暮らしています。そんな2人を見かねたあゆむは、自分の住む物件に2人を住まわせ交流がスタートします。

αっぽくないレンとΩっぽくないあゆむはお似合いですが、あゆむはレンの運命の番が自分じゃないことから、いつか離れ離れになることを恐れて交際を拒みます。オメガバース特有の運命の番問題。大体の作品だと、「好きになった相手が運命の番でした!」で終わりますが、2人は果たして・・・

今巻では番になるところまで描かれていませんが、なんと続編が出るとのこと!!!!
なんだか物足りなく終わったと思えばそういうことか!と嬉しくなりました。

レンもルイもあゆむもみんな可愛らしく、癒される作品^ ^

2

ほわほわΩバース

他の方のレビューで優しい柔らかい感じの印象が多かったので購入〜
Ωバースだと辛すぎるものもあるけど、
2人とも優しい、子どものルイちゃんも良い子で、読み心地良し。

不動産屋に勤めるΩの渉(あゆむ)くん。
Ωのにおいが薄く、あまり生活に支障がでないタイプらしく、
Ωぽくないとそれが理由でフラれることも多いよう。

そんな渉くんが出会ったのは、
見た目ボサボサの風俗店で働くαのレンさん。
実は可愛い娘・ルイちゃんがいて、
家なし生活を送ってると知り、
渉の管理するアパートに住むことを提案します。
そんなこんなから、お隣生活が始まって…。

ルイちゃんを預かったり、
レンさんがお弁当を作ってくれたり、
仲を深めてきます。
渉くんはレンさんに一目惚れ、
そのせいか今まで薄かったにおいが出てきて、発情期も来ちゃいます。
レンさんも渉くんのことが気になっていて♡

でもルイちゃんがいるってことは、レンさんにも理由があって…。
αぽくないレンさんなりに、きっと頑張って結婚もしたんだけど、相手のαに運命のΩが現れてしまって…。
と、ここだけがちょっと苦しいところ。

そんなレンさんを傷つけなくないと一旦は断る渉くんですが、においは正直〜。
ルイちゃんの後押しもあって2人は両想いに♡

Ωの気持ちがにおいで表れるってところが面白いですね。
嬉しいってなったらお花みたいな〜とか、
困ったってなったら悲しいにおい〜とか。

レンさんたちの役にたちたいと頑張る渉くんが可愛い。
パパ大好き、渉くんに懐くルイちゃんが可愛い。
そして隠れ尽くし&甘えたレンさんも可愛い。
全体的にほわほわ優しい感じが良かったです。
まだ番になってなくて、あとがきで続くとありました。続きも楽しみ♪

電子はカバー下あり、裏表紙あり、シーモア特典マンガ2p付き。修正は白いです。

1

暖かいオメガバース。

こんなに暖かいオメガバースは読んだことがない!って言うくらいほっこりする暖かい作品です。

発情期もほとんどなく、フェロモンも微量で、"Ωらしくなく"もはやβのように生きてきた渉(Ω)。ひょんな事から4歳の娘(α)を連れた頼りなくてふわふわした"αらしくない"レン(α)に出会い、ここから渉(Ω)のなかの"性"動き出します......!

オメガバースの最大の魅力(個人的解釈)の発情期のシーンもあってそういう意味でも最高の1冊なのですが、全体を通して、お喋りで純粋無垢な4歳の娘がいることで暖かくて可愛らしい癒される1冊になっています!"子持ちか..."と一瞬でも思った自分を殴りたい...!

1冊でとても綺麗に終わるのですが、あとがきにまさかの"続く"とあり、大喜びです!次巻も楽しみにしています!!

1

癒しのオメガバース

読後感は幸せ。
オメガバースであって、極悪人も出てこなくて、直接的な酷い描写もない。

とはいえ、攻めの過去は結構ひどいもの。
この部分は回想で描かれていて、直接的表現はないのでそこまで辛い気持ちにはなりませんでした。
攻めの現在の振る舞いも、過去を掘り起こさせるようなことはありません。

どちらも”らしく”ないところが共通点で、そこが良い。
受けの匂いが薄いところも、攻めと出会って開花したようでこれこそ運命。

子どもの、トイプーとメンダコのミックスみたいな見た目も可愛くて癒し。

優しいお話が、続編ではどんな風に広がっていくのか、楽しみで仕方ありません。

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