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madou soshi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
3か月連続で刊行された『魔道祖師』の完結編である4巻目。
どういう展開、結末を迎えるのか発売日が楽しみで楽しみで、でも終わってしまうのが残念でもあり。そんな複雑な思いを感じながら手に取りました。
3巻までのネタバレを含んでのレビューになります。ネタバレ厳禁な方はご注意ください。
13年前、そして呪術によってよみがえった今世でも孤独な闘いを経てきた魏無羨。彼の天真爛漫な破天荒な行いと、そしてかつて彼が起こした出来事によって味方がいなかった魏無羨ですが、藍忘機が彼側に立ったことで情勢は一気に変わっていく。
そして、二人で様々な事件を解決し、過去を遡っていくことで、13年前の真相へと彼らは近づいていくー。
黒幕が誰なのか。
様々な残虐な出来事の真相は。
魏無羨が莫玄羽によって蘇ったわけですが、もう二転三転するストーリーに引き込まれます。ああ、あの出来事はここに繋がっていて、あの複雑な人間関係はここで生きてるのか―!みたいな感じ。
色々な愛憎が複雑に絡む。
即物的な利害関係とか、損得勘定がないわけではないのですが、あくまでそこにあるのは愛情なんですね。愛というものは、時に憎しみを生むわけで、人の感情をさらっと上から攫うだけではなくもっと深いところまで描いていて、怖くもあり、儚くもあり、美しくもある。
そんな中で、「愛」だけを他人に与えることができる人物ももちろん登場しています。かつて残虐非道の限りを尽くしたと言われた魏無羨。
カッコいい……。
めちゃめちゃカッコいい……。
こじれ切ってしまった江澄との関係ですが、彼との間にあった真実には衝撃でした。魏無羨が男前すぎて悶絶しましたですよ、はい。
そして、その彼の素を知っていたのが藍忘機。
彼はずっとひたむきな愛情を魏無羨に注いでいた。二人の歴史に思わず落涙。そして萌え。
ベースとしては死者が登場したり、闘いが描かれた作品なのでシリアスですし、ダークな雰囲気です。が、藍忘機×魏無羨の2人が紡ぐ想いはめちゃめちゃ甘い。そして爆笑。
魏無羨がとある理由で藍忘機にお酒を飲ませるシーンがありますが、これが非常にコミカルで可愛くってエッチなんです。3巻までは二人の色っぽい空気感はかなり控えめですが、4巻に入り二人の間に色っぽい空気が漂います。
お互いに自分の想いを相手に伝えることを良しとせず、それゆえにすれ違ってしまうこともある二人なのですが、想いが通じた後はデロ甘です。黒幕や過去の出来事の真相が分かり結構緊迫した中、二人が自分たちだけの世界にいるシーンは爆笑しました。
いつでもどこでも。
二人はずーっと一緒にいるのだと。
今作品のキモはあくまで黒幕の存在、そして事件の真相だと思います。彼らの恋愛感情が前面に打ち出されることはあまりありません。なのに滲み出る彼らの深い愛情と信頼関係。このベースあってこそ、なんだなあ、と。
白と黒。
静と動。
正反対に見える二人ですが、まさに割れ鍋に綴じ蓋。
鬼将軍と言われた温寧のその後がめちゃめちゃ心配でしたが、そこも安心しました。何よりとある人物の存在が明らかになりますが、彼の存在も良い。きちんと伏線を回収しつつ明らかになるストーリー展開が秀逸すぎました。
本編は、4巻の2/3くらいで完結します。
その後は二人の蜜月などを描いた番外編。
二人の濡れ場は多くはなく、エロ度も高くありませんが、なんか良い。必死、っていう言葉が一番しっくりくるかも。愛した人と一つになりたい。ただ、それだけ。だからこそ端的に二人の深い愛情が読者に流れ込んでくる。
エロいものが読みたいという気分の時にはお勧めしません。
分量も多く読みごたえもたっぷり、つまり簡単に読める作品でもありません。
じっくり、腰を据えて読まれることをお勧めしたい、そんな作品です。
魏無羨は莫玄羽によって蘇ったわけで、つまり彼の入れ物は魏無羨ではないんですよね。けれど、それでもなお、藍忘機は彼を見つけ欲した。死者の存在も同じ。人にとって、入れ物って重要なファクターではないんだなあ、と。その人をその人たらしめるのは、その人の本質とか中身。そういった部分も素敵だなと思いました。
待ちに待った最終巻!
レビュー機能の神ボタンに
これほど感謝したことはありません!
まさに神作品でした!!
ちょっとした辞書サイズの厚みの3巻を読みその後にこの最終巻。
シリーズを読み始める前は
おぉ、分厚い、長い、、と圧倒されましたが
読み始めてみたら本当にあっという間でした!
現実を忘れ魔道祖師の世界に没入。
気がついたらあっという間に読み終わっていて
その後も余韻からしばらく抜け出せず
気が付くと私の意識は姑蘇や蓮花塢に。
こんなに長い間浸れる素晴らしい作品に感謝しかありません!
こんなに安くて良いの??
もっとお金払うよ!!コスパ良すぎ!!
さて、これから読もうかと
考えている方がいらっしゃいましたらまずアニメから入るのがオススメです。
恐らく小説から入ると
中国語の人物名が覚え難く、誰が誰だかわからなくなるかと。
アニメ版の美しい映像で世界観を把握後に小説を読んで、その後またアニメを観て、また小説読む。
そうするとお互いに補完ができ、相乗効果でよりどちらも楽しめるかと思います。
4巻の内容ですが、
次々に謎が明かされ、新たな真実に気が付きます。まさに完結。
今まで感じていた謎や疑問が解決されると同時に、各人の知らなかった一面を知る事ができます。
ネタバレは避けますが、
魏無羨と江澄のそれぞれに向ける想いは
なんとも複雑で、でもどんな感情であれ
お互いを強く想っているからこそなのかなと。
そして
前3巻の怒涛の展開で忘れそうになっていましたが、これはBLです。
それを思い出させてくれた4巻でした笑
つまり何が言いたいかというと、甘い、ひたすらに甘い。
砂糖吐くかと思ったぐらい甘くて、
前までの殺伐とした3巻分の萌えを全て凝縮したかのようでした。
中国の作品だからそういった表現がないのかと
勝手に思っていましたが、
ご安心ください、しっかりばっちり盛り沢山です。
ここまで苦しんだ二人が結ばれるんですから、
もう甘くない訳がないですよね。
藍忘機が可愛くて悶え死に、その愛の深さに切なくなります。
本当にハッピーエンドで良かった。
幸せをありがとう。
番外編の小冊子も、小冊子とは言い難いようなしっかり内容があり読み応え抜群のものです。
本編後の二人の様子や、本編に登場していなかった小話なんかが収録されています。
だいぶ長くなりましたが、
本当に素晴らしい作品でした。
世界的大ヒットになるのも頷ける神作品です。
願わくばアニメの続編も観たいところです。
時を超えた運命の二人、その想いの行く末ぜひ見届けてみてください。
絶対後悔しません!!
神作品との出会いに感謝です。
追記:表紙の美しさに目を奪われがちでしたが、そで部分(カバーの帯をめくったところ)に描いてある2羽のウサギが1-3巻はバラバラだったのに4巻目にして仲良く並んでてほっこりしました。細かい部分までこだわりが詰まってて素敵!
長かった物語もいよいよ終幕です。
三巻までは一冊読むのに数日かかりましたが、四巻は怒涛の展開にハラハラドキドキで一気に読み終えてしまいました。今回特に文章のテンポに磨きがかかっていて、ページを捲る手を止め難かったです。
藍忘機から魏無羨への愛情とか、めでたくカプになってからのラブラブもすごくよかったです。
そんな二人の陰に隠れて江澄! お前って奴は!! ずーっと魏無羨に憎悪をぶつけまくっていたけど、じつはいつか魏無羨が帰って来ることを信じて待っていたんですね。なんて稀代のツンデレぶり! ほろりとしてしまいました。
ところで、二巻まではBL描写があまりなく、三巻からやっとBLらしくなってきましたが、四巻ではついにエロ解禁! 一度箍が外れるとすごいですね……魔道祖師は「エロ少なめ」とのことですが、全4巻あってエロは最終巻に集約されてるので割合的にいえば少ないけれど、ひと度ラブシーンに突入するとめっちゃ濃ゆいし長いですね……びっくりしました。
長かったですが、二人の行く末を知る事が出来てスッキリすると同時に名作だなぁと改めて感じました。
今まで明かされていなかった事実が次から次へと出てきて、そのエピソードがどれもせつなく悲しく愛に溢れているもので…
各キャラの性格も読み手にわかるようにしっかり描かれているのでなおさら同調でき、なぜそんな事をしたのかが手に取るようにわかります(涙)
何が悪かったのか、誰が犯人なのか、こういった事の答えも納得できるものでした。
人の身にふりかかった不幸が悪意を生み、それが連鎖して数々の不運を紡いでいく、積み重なった不幸は辛く悲しいものですが、その中で見えたものもあり…
一見粗雑でお調子者の魏無羨、彼の内にある純粋さや思いやりの深さ、自身を犠牲にする献身さ。
真面目な藍忘機の執念深さ、教えに背いてでも貫く愛の強さと許す心。
ことさら藍忘機の美しさを魏無羨はいつも褒め称えているのですが、決して見た目だけじゃないことはよくわかります。
そしてなんと言っても、想いが通じ合った時点では魏無羨はもう別人の体な訳で、魂を愛する藍忘機の想いの強さに恐れ入ります。
結ばれた後は二人が睦み合うシーンがそれはもうたっぷり描かれていて、長いです笑
特に番外編、でもこれはご褒美ですね!
BLの生々しい描写が苦手だという方も、本編では最後の方に多少ある程度なので本編だけでも読んでいただきたい、そう思えるほど、オススメできる面白さでした。
アニメの3期も待ち遠しいです!
読み始めたときは買ったことすら後悔するレベルでしたが(笑)、話が乗ってくるとそんなことはなかったです。あっという間に読み終わってしまいました。
ネタバレは避けますが、登場人物、ストーリー設定、全てを含めて神作品でした。1、2巻では分からなかったことが徐々に明かされていって謎が解けていくのもとてもテンポ良くて読みやすかったです。ただ、現在と過去をよく行ったり来たりするので、これはいつの話?となることもありましたが…。
魏無羨は全然悪い人じゃなかったし、むしろ愛すべきいたずらっ子で義を大事にする人だったからこそ、過去の話が悲しすぎました。蘇ってくれてほんと良かったし、待っててくれた藍忘機に感謝しかない(TдT)
中国で検閲が厳しいのかなと思ってたけど4巻はたくさんイチャイチャしてくれたのも感謝です。藍忘機が意外にも絶倫キャラなのが美味しい設定でご馳走様でした♡ここまで多くの方が高評価をつけているのも納得です。
3巻までは微かなBL?…感しか感じなかったのですが、それ以外でもストーリーが本当に骨太で、過去編では心がガリガリ削られながら頑張れば頑張るほど、どうしてそうなっちゃうの〜⁉︎…となるのですが、その中で仄かにあれ?…とBLが感じられてきました。3巻の口づけシーンでいきなり爆弾を落とされたような衝撃で、この人こういう事出来ちゃうんだ!
となりましたがまだ、この段階ではまだ、どちらが攻めか受けかめ分からない感じだったのですが、4巻でBL爆発しました。
今までの悲しい展開の反動のように伏線が回収され、カップルが出来上がっていくのはもはや天晴れ!
しかもめちゃくちゃ好みのカップリングでした。
一体何処からこれほど懸想してたの⁉︎…と、読み返さずにはいられません。
中国BL凄いです!
ここまで来るのに、長かった、と言うべきなんでしょうが…。(笑)様々な事情や、理由がわかり、攻めの執着愛の深さに感動し、受けの告白シーンに度肝を抜かれ、やっと来た濡れ場の色っぽさも、素敵でしたし、読み終えて、ああ、いいお話を読んだ、とつくづく思いました。両想いになってからの、ラブラブっぷりが凄く好きですね。番外編も面白く、攻めの受けに対する、思わず、「ああ、好きなのね」と言いたくなるところも、見どころだと思います。付録の外伝集もついて、少し高めのお値段も納得の小説だと思いました。
本当に素敵な話でした。1巻と2巻は話の行方が分かりそうでわからなかったです、そして今でも覚えてる1巻を開いて字の多さと絵がないことの2つに気づいた時に本当に読もうか迷った事…
読んで本当によかったです。でも難しかったのは事実です。
話が進むにつれて正直誰を応援(?)するべきなのか分からなくなる事がありました。
1巻2巻3巻であれって疑問に思うことも、あまり気にしていなかった事も全部伏線で回収されていくのを読んでると「あっ」って声に出して驚きました。
そして何よりも藍忘機と魏無羨の行方に泣きそうになりましたが、魏無羨の性格のおかげで泣くことはありませんでした。
魔道祖師は私が初めて最後まで読んだ分厚い小説です。これまで小説に全く興味のなかった私に小説の凄さを教えてくれる本でした。もしかしたらMXTXさん独特の表現の仕方もあるのかもしれませんが、ともかく小説の凄さを教えてくれる小説でした❗️
藍忘機と魏無羨カッコ良すぎです!!!
最高オブ最高でした。。。ありがとうございます。マッッッッジで面白すぎました。。。やばかったです。。。
墨香銅臭先生は天才です。マジで。BL要素抜きにしても、人生で読んだ本の中では完全にトップクラスの面白さでした。やばいです。今すぐ国民全員に読んでほしい!!!!!!!
《以下、ネタバレあります》
江澄の金丹復活の真実が明らかになったときは、『嘘やろ……!?』と頭を抱えましたし、彼が逃走中なぜ無謀にも蓮花塢に戻っていったのかの理由が、最後に明かされたときには胸が苦しくなりました。
(どちらのエピソードも、初見のときにものすごく違和感があったので、その謎がこういう形で回収されるなんて……と呆然とし、感動しました。)
終盤、観音廟での怒涛の展開がとにかくものすごくて……何度も何度も、どこまでも何度でも予想を覆していく緻密かつ壮大なストーリー展開に圧倒され、胸を打たれました。最後の最後に……アイツが、今まで散々呆れられてたアイツが……実は……なんて、誰が想像ついたでしょう。。。
《追記》
なんともいえぬ後味を残す江澄と魏無羨の関係性とか(お互い、与えたものも奪ったものも多すぎてもう清算しきれないよね……)、最後までお互いを憎み切れない金光瑶と藍曦臣の関係性とか、藍思追と温寧の切なくも温かい関係性とか……登場人物それぞれの過去から現在に繋がって出来上がっていく複雑な関係性が、特に印象に残りました。
番外編は、薛洋と金光瑶のやりとりが見られた『悪友』がお気に入りです。こういう、互いの利害の一致によって生まれた繋がりだけど、でもそれだけじゃない……何とも言えぬ関係性っていいよね……って、読みながらうんうんと噛み締めました。
あと、超個人的な要望?ですが、屠戮玄武から剣を取り出して、陰虎符を生成したエピソードと、温晁のせいで乱葬崗に突き落とされた魏無羨がどうやって夷陵老祖として復活したのか、そこの詳しい経緯も知れたら嬉しいな、と思いました。