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arfa ha unmei ni kidukanai
とにかく。昴がいかにも美味しそうなんです。白くてスベスベでムッチリ。何処もかしこも柔らかそうなその身体。これは「運命の番」じゃなくたって、思わず触りたくなるだろう、的な。
大輔と涼は、共に優秀な α の子息が集う大学に通っている。高校時代からの親友だ。周りも α だらけなので、Ω というものを見たことすら無い。ある日、涼は、たまたま家の家政婦の息子が Ω だったというので、セフレにしたと言う。事もなげに言う涼の態度に驚きながらも、大輔は一目その Ω の子、昴を見た瞬間、虜になってしまう。多分、昴もそうだったろう。彼等は「運命の番」なのだから。遊び慣れしている涼と違って、大輔は真面目だ。しかも童貞。それなのに、涼におずおずと3Pを願い出る。うん。ここが不思議なんだけど。最初、いわゆる3Pにならないんですよ。涼はヤるだけやって、はい次。と、言わんばかりに休憩をして、煙草を燻らす。そして、遠巻きに大輔がヤッてるのを見ている。
何だろう、この違和感。まるで昴を性欲処理にのみ扱っていて。とても3Pには見えない。BLにおける3Pとは。挿入していない側は、受けちゃんを触ったり愛撫したりして、気持ち良くさせてこそ。なので、大輔が激しく抱いた後、「次、俺の番ねー。」とまた、昴の足を持ち上げる涼は、悪気は全く無いが、鬼畜に見える。昴も驚いて抵抗しようとするが、そのまま押し切られる形でまた激しくやられるのみ。
大輔は、茫然とそれを見る。もちろん胸は痛む。『俺のものにしたい。』とも思っている。
しかし涼を制止しようなどとは思いもしない。ヘタレ過ぎる。
なので、この次に昴に誘われた時も。どっちつかずの態度を取ってしまう。
だから。昴も強がって「セックスが好きなだけ。」のフリをしてしまう。
昴の年齢は書かれていないが、多分2人よりも年下なのだと思う。そんな子供に気を使われて。何なんだ、大輔。2度目に3Pに及ぶ時には、大輔が奉仕したりして、もう少し3Pらしくなるものの。昴はやはり性的には搾取されるのみ。自分の父親に「運命の番」が現れて、母と自分は捨てられたことが、昴にとっては大きな精神的負債になっているので。
昴は幼ない時から何かを諦めた様な目をしている。その寂しさになかなか気付かない大輔。
結局、昴を追い詰めて。涼にはフォローされて。ようやく、自分の気持ちに気付く。
物語的には数日間の短さで、淡々としていて。盛り上がりに欠けました。
3Pの醍醐味もイマイチ。強気の昴が可愛いので、Ω 攻めで、大輔が受けなら成立したかも。涼は友達として、大輔に惹かれていた事が描き下ろしで分かるのですが、涼もまた自分の気持ちに気付かない曖昧さもあるので、ここは涼→昴→大輔、というサンドイッチ3Pにして欲しかったかも。両想いになってから昴が「大輔は俺のだからね。」と、涼を牽制してるんです。それはもっと活かして欲しかったかも。うん、大輔は絶対抱かれる側ですよ〜。
修正はまっ白抜き。