ひとり占めセオリー

hitorijime theory

ひとり占めセオリー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×214
  • 萌20
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
20
得点
175
評価数
51
平均
3.5 / 5
神率
21.6%
著者
北上れん 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
ひとり占めセオリー
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784862630346

あらすじ

顔フェチの若宮は高尾の「顔」が大好き。でもそこへ新しい好みの顔を持つ西岡が現れる!オイシすぎと思いきや何か違う。だって欲しくない。ドキドキするのは…ひとり占めしたいのは…

表題作ひとり占めセオリー

一人暮らしのアパートで受様に同居される大学生/佐倉
居心地が良い攻様の部屋に居ついた大学生/立花

同時収録作品恋落ちルール

受様好みの顔をもつ大学生/高尾
好みの顔に弱い大学生/若宮

同時収録作品ほころぶのは誰のため

モテルのに浮いた噂のない受様の同期/永倉
一人でネクタイが結べない会社員/広瀬

同時収録作品お世話になっております

出版社営業部勤務の会社員/松永隆伸26
出版社編集部勤務の会社員/三好章弘27

その他の収録作品

  • 蜜月ルール
  • おまけかきおろし

レビュー投稿数20

もっと攻めに甘えてみて

◆ひとり占めセオリー(表題作)
 受けの立花の態度が健気で可愛い! 居心地が良いから同級生の同性の部屋に入り浸る男子って、リアルでもいくらでもいるでしょうし、腐女子からすると夢ですよね。女子相手よりも勝手知ったる親友相手なら気も遣わずに済み、うっかり甘えっぱなしになってしまったり。最後は佐倉がしっかり立花を捕まえてくれたのにも萌えました。

◆恋落ちルール
 こちらも顔がいい男に見惚れてしまう受け・若宮が可愛かったです。タイプが分かりやすくいい。高尾も最後まで飄々とクールに受け入れてばかりいるのかと思いきや、若宮の言動に真剣に取り合うこともあり、意外と余裕がないんだなぁというギャップも見せてくれて好みの攻めでした。

0

独占欲と世話焼き

◆ひとり占めセオリー◆
大学の同級、佐倉のアパートに転がり込んで同居状態。
一番近くにいるのは俺なんだろうけど、『一番』は俺じゃない、ともやもやする立花。
女の子と楽しそうに話す姿を見てイヤな気持ちになる、その気持ちに思い当たってしまう。
一緒にいたい。でも、一緒にいられない───。

うだうだ悩む立花がかわいいったら。
背中から抱きつかれんのはヤッバイよねぇ。よく耐えた佐倉!…いや、耐えんほうが良かったのか?笑
おバカというかなんというか。鈍くて暴走して。そこがかわいいんですけど。ね、佐倉。

◆恋落ちルール・蜜月ルール◆
冗談かと思うぐらい自分のツボを押す顔の持ち主、高尾。
『顔が』好き。そこに他意はないと思っていたけど、高尾が先生と仲良くしている姿を見ると胸がざわざわする若宮。
お願いだから。高尾を取らないで───。

意地っ張りで素直じゃない若宮と、腹黒で鬼畜な高尾。この二人が一番好き。
高尾を取られたくない若宮の行動がもう斜め上すぎて、なんでそこに行くんだ!とジレジレ。
若宮もテンパっていたんだろうなぁ。
くっついた後も高尾の意地悪が続くんですが。それに翻弄される若宮がかわいい。
そりゃ意地悪もしたくなるよねー。

おまけかきおろしに笑った。
うん、佐倉に立花、高尾に若宮。らぶらぶで良かったよ。
でも場所をわきまえなさい。笑
当て馬役として登場した西岡先生は司書のお兄さんとらぶらぶ。
先生、かわいいねぇ。

◆ほころぶのは誰のため◆
リーマン、同期のお話。
後ろからネクタイ締めてあげるって、すんごいエロく見えるのはわたしだけ?
始まりからドキドキです。といっても、まだ始まりは艶っぽい関係じゃないんですけど。
不器用な廣瀬をかいがいしく世話を焼く永倉。
そりゃそんな無防備に目閉じてちゃねぇ。
締めてあげたネクタイをほどく。永倉さん、それかなりエロいです(笑)

◆お世話になっております。◆
こちらもかいがいしく世話を焼く年下・松永と、仕事に手一杯な年上・三好のお話です。
甘やかしすぎですよー(笑)
なんかもう松永の心の広さが全面に出てる。
イイオトコだなぁ、もう。


前の2カップルは『独占欲』、後の2カップルは『世話焼き』。
どっちも好きなテーマなのでとても楽しく読めました。

0

絵の綺麗さに惹かれて再読したものの…

実はこのコミック、昔持っていたのだけど誰が誰だか分かりにくかったのと話やキャラクターが印象に残らなかったので手放した経験がある。
電子書籍にて購入して再読してみたが、やはり一度読んだだけではキャラクターの心情に入り込みにくかった。
その理由が何度か読んでみてやっと分かったのだけど、佐倉×立花メインの話に高尾×若宮カップルが顔を出したり、高尾×若宮カップルに西岡が絡んできたりして、最初誰に焦点を絞って読めばいいのか混乱したのだった。

後に他とリンクするからといっても、とにかく北上作品のカップルには愛着が湧くまでにまでに時間がかかるのだ。
当時は絵柄の綺麗さに惹かれて、今もその時と同じように絵柄が好きだなぁってのは再認識した。

ちなみにメインの高尾×若宮の話は『みちずれポリシー』にも収録されていて、この巻以上に密度の高いラブシーンに萌え度し!!

0

お世話過剰な攻め様たちが素敵!!

先に「みちづれポリシー」の方を読んだのですが、その中に「ひとり占めセオリー」に収録されているカップルの短編が載っていたので、こちらも読んでみようかな~とは思ったりもしていたのですが、でも、手に取る一番のきっかけは、「みちづれポリシー」の西岡が登場しているらしい・・・と知ったからです。

「みちづれポリシー」がとにかく大好きなので、そしてとりわけ西岡好き!なので、少しでも登場しているお話があるのなら、それは是非とも見たい!となるわけです。
実際には西岡だけでなく、お相手の篠原も登場していて、カップルでの登場は予想外の事だったのでとても嬉しかったです!!!

この本にはいくつかのカップルが登場するのですが、個人的にツボだったのは、「誰のため」という短編のカップルです。
この二人に関してはもっと他のエピソードも読んでみたいぐらい!!!

0

ちょっとした絡みが可愛い、萌える

大学生2CP・オマケ・社会人2CP

初コミックスだそうです♪

表紙のCPとタイトルは別です(笑)
タイトルのCPは裏表紙
表紙の方は「恋落ちルール」「蜜月ルール」のCP
【ひとり占めセオリー】
佐倉×立花 大学4回生

立花は佐倉と2年前から同居している。
(もともとは家より大学に近い佐倉の家に入り浸っていた)
誰よりも自分が佐倉の傍にいる。
でも大学を卒業したらどうなってしまうのか?

いやー同じベッドで背中に抱きついて寝ている2人がイイ★
(狭いからくっつかないと布団からはみ出てしまうのが理由)

【恋落ちルール】【蜜月ルール】
高尾×若宮 大学4回生(ひとり占めセオリーのCPと友人)

顔ふぇちな若宮の1番のお気に入りは高尾の顔←
でもそこに新しく好みな顔の人が現れて…しかも甘味友達にまでなってしまった!
大学なんて毎日の楽しみは高尾ウォッチングぐらいだと思っていたのに…NICE大学(笑)
けれど…その人(西岡助教授)と高尾が仲良くしているのを見ると胸がざわついて…。。。

若宮のグルグル感がとても可愛らしいです。
高尾と西岡先生がつきあったらどうしよーって悩んで、自分が西岡先生に告白してみたりwww
ちょ…告る相手違うからwww
立花に「若宮は高尾の顔が大好きみたいだけど知ってた?」と聞かれて「知ってるよ」と答えた時の高尾の笑みが素敵過ぎて…!!!
続編の方は、付き合い始めて1ヶ月経つのに手を出されない状態に若宮がヤキモキする話。
どうにかしようとお泊りしにいったりー奮闘していて可愛いのなんの♪
それでも何も無くてしょんぼりしてTV見て…ドラマの話に便乗して「俺も子供出来ちゃったみたいなんだけど…」といったりwww…想定外に真に受けられて焦るのも可愛いー。
グルグルしている若宮可愛くて…高尾も可愛いなーって見ているんだぜ★←

【おまけかきおろし。】
西岡先生(人文の助教授)のとある1日。
佐倉×立花が購買でイチャ×②、高尾×若宮が図書館でイタしそうなノリを見ちゃったり(笑)
その後、第一図書館の篠原に会いに行ってほんわかラブラブー。

どっちが攻めなんだろう?
やっぱ男前ーな司書さんが攻めで、ほんわかした西岡先生が受けなのかなー?と思ったら!!!
あとがきに「心優しいヘタレ攻めです」とあったよ!!!
ほほぉー先生が攻めなのですね。
このCPの話は「みちづれポリシー」として発売中のようで…今度読みたいな。

【ほころぶのは誰のため】
永倉×廣瀬 サラリーマン・同期で部署は別

自分でネクタイを占めることができないほど不器用な廣瀬はいつも友人の永倉に頼んでいる。
飲み会の後、そんな永倉の家に泊めてもらった翌日…突然キスされ抱きしめられて?!
なのに好きだなんて言われなくて…しかも「忘れてくれ」…もうわけがわからない。。。

面倒見いいなー。
カミソリでヒゲ処理している場面に萌ゆるっ!!!
ネクタイ直してもらっているときの廣瀬の思考に「えぇーーーーーっ!」となったw
そうやって手を触れられると体の力が抜ける?!
それは条件反射的な安心感を感じていやしませんか?w
何かいいわーーーーーーーっ!
んで何より永倉の廣瀬への想いが優しくて…。
キスどまりで話が終わって不憫だ(笑)

【お世話になっております。】
三好 章弘(27歳・文芸編集)×松永 隆信(26歳・出版営業)

仕事がうまくいっていない上に寝起きで…ついつい松永に八つ当たりをしてしまった三好。
すぐに謝らなくては…と思ったのにちゃんと言えなくて…。。。
なのに黙って片づけに来てくれたり、翌日には好物入り弁当を持ってきてくれて…。

攻めの心は宇宙ですか?
めちゃくちゃ甘いのですが!
謝罪した三好に「あんたはあぐらかいたまんまでいいよ。しんどい時は甘えてよ。」何それ?!
しかもちょっと八つ当たりされたぐらいで凹まないように頑張ると?!
どんだけ甘いのよー。
ベタボレですなw

1

普通の会話すら可愛い

布団1組の同衾生活と意気地なしな男心を持て余す会話のヘタレ具合に反応しすぎてページ半分で燃焼しました。

「恋落ちルール」と続編。
表題作よりも印象が強い2作品。
好みの顔があれば性別を問わず見つめてしまう若宮。
そんな彼の一番のお気に入りフェイス高尾。
2人のくっつくまで、そして初Hまでの過程が若宮の男らしい欲求と乙女の恥じらいによって迷走してしまう。
更に高尾のむっつりに翻弄されては明後日の方向へ向かってしまう思考回路に可愛さ炸裂です。

「ほころぶのは誰のため」
面倒くさがりの不器用男子と割とダダ漏れな世話焼き男子。
綻ぶ瞬間はいつかいつかとウズウズしながらエロがなくても美味しくいただける作品。

「お世話になっております。」
日常のほんのひとときを切り取ったようなドタバタ感に、今までのと趣が変わってちょっと物足りなくもあり、色っぽさのない情事に「こういうのもいいな」と思わせていただきました。

0

口絵見て…

北上さんといえば「鋼の錬金術師」ハボロイのイメージがるので
口絵みて思わず、懐かしい…と思ってしまった(^^;)

今回は2組のカップルのお話で、どちらもいい男ばかりvv
好きになる感じはどちらも似たようなもので、
素直になればいいのに、簡単にはいかないわけで…
グルグルと悩んで、相手を取られまいとしてバカな行動を取ってる感じ。
付き合い始めてもエッチに持っていくまでに凄くじらされて可哀相なんだけど可愛いvv

その後のお話で助教授の先生が出てくるんだけど
その先生から見た2組の後日談が笑える。
仲のいいのは良い事だけど人前では…
と、思ってた先生が他から見たら同じように見られてたお話。
この先生の相手と思えるキャラが少ししかでてないので
もう少し読みたかったなぁ。



0

さわやか

好感が持てる2人でした
どっちかがダメっていうパターンが結構な割合で多いのですが今回の二人はどっちも良かった

同じ大学で片方のマンションが大学から近くて入り浸ってそのまま
いつのまにか2年同棲生活となっている2人

一緒の布団に寝ている

もうこの段階でおかしいのですが
2年経過してから、くっつきます

きっかけは、女の子と親しくしている様子を目撃してしまい
自分の立場と気持ちにきがつく
という感じです

2年間の同棲生活をみてみたいです

0

「知ってるよ」にやられたw

北上れん先生の既刊を全部集めたところで、なんと来月から既刊フェアが始まりますよと。リブレめ(笑)

さて、こちらは北上れん先生の初コミックスになります。タイトルが『ひとり占めセオリー』ですが、表紙イラストも裏のあらすじも別の作品という不思議仕様。なんでじゃ?

その『ひとり占めセオリー』ですが、同居中の大学生・佐倉×立花のお話。内容もキャラクターも記憶に残らないありきたりな印象。セリフと心の中の声がごちゃごちゃしてて、非常にまどろっこしい。初コミックということなので大目に見よう。

そのスピンオフである『恋落ちルール』が表紙とあらすじになってます。高校時代からの友達である整った顔の高尾×高尾の顔が大好きなメンクイの若宮。顔が好みなだけのはずなのに、もう一人好みの顔の西岡(助教授)が現れたことで、顔だけではなく特別な存在なんだと気付いて……みたいな。こちらのお話はとても面白かったし、若宮も高尾もキャラがしっかりしてて好きですね。人気があったのか、『蜜月ルール』という続編もあります。本家を差し置いて続編(笑)
恋人になってから、キス以上進展しないことを悩んだ若宮が、あの手この手で高尾から手を出すように仕向けるのですが、もう若宮かわいすぎます。高尾もメロメロですよ。甘い可愛い幸せなお話でした。


あと2作品ありますが、どちらもイマイチだったので、この1冊での評価にすごく悩む。高尾×若宮だけならもっと高評価ですが、もったいない。やっぱり短編って難しいですね。

3

幸せカップリング

 「ひとり占めセオリー」

 同じ大学の佐倉と立花は同棲中ですが、立花は、佐倉に恋人がいるかもと疑い、アパートから出て行こうとします。立花の引っ越しの日に、佐倉が攻めとなり、立花を受け入れます。
 
「恋落ちルール」

 若宮は整った顔がともかく大好きな大学生。高校生の時に、すでに高尾の整った顔に惚れ込み、ずっと告白もしないままただの友人関係を続けています。ある日、若宮は大学の学食で西岡先生(『みちづれポリシー』のあの西岡です。)と出会い、そこで甘味友達になるのです。若宮が高尾を振り向かせようとしたり、高尾が若宮を奪ってみたりと、ちょっと入り組んだ王道設定なのですが、最後は丸く収まっています。

 「蜜月ルール」

 晴れておつきあいすることになった若宮と高尾。しかし、あまりにお互いぎこちなく、ほとんど進展がないのすが、しっかり落ち着きます。

 「ほころぶのは誰のため」

 不器用な廣瀬を永倉がいつも世話をしているのですが、永倉がもうお母さんキャラに見えて仕方がありません。しかし、永倉は廣瀬に一度だけキスしてしまいます。廣瀬も他から告白されて初めて、永倉の気持ちに気づくという、ある意味ではBLの純愛王道ものです。

 「お世話になっております。」

 三好と松永は同じ会社同士の先輩と後輩に当たり、二人は付き合っています。仕事でうまくいっているときも、そうでないときも、同じ会社だから嫌でも分かってしまう。仕事のことで当たり散らしてしまうこう三好ですが、松永に懐抱されて、ころが何だかほのぼのします。

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う