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新たな難題に、潤と可畏が親の覚悟を試される──!? 大人気暴君竜シリーズ第9弾! !
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
(少々ネタバレしますので未読の方はご注意を。)
8巻で無事に潤が可畏達の元に戻り、幸せそうに終わりましたが…。9巻は表紙が不穏な雰囲気ですね、可畏が苦しそうな表情。
8巻ラストの潤の胃痛などで、卵について匂わせていましたが、やはり卵ができていましたね!
すごく幸せな家族水入らずの誕生パーティーで始まりますが、直後に可畏父クリスがやってきて、その態度から実は卵ができていたことを可畏が察します。ここから段々暗雲が立ち込めていきます。
潤がツァーリから絶対不可侵権を受け取ったことにより、可畏は激怒、夫婦喧嘩となり、可畏は出張と称して学院を出ていきます。
その後ツァーリから、卵が孵化して子どもがバイカル湖に来たことを知らされ、ショックを受ける潤。しかもその直後その子ミロが学院にやってきます。ミロは大好きな倖と楽しく遊ぶのですが、アクシデントが起き、可畏に殺意を向けられて去っていきます。このシーンが大変切なかった…。
そこへ海底で卵の殻を見つけた蛟がやってきて、生まれた子は肉食竜人で、可畏の子でもあることが判明。
(蛟好きなので、また出てきて嬉しい♪)
可畏は自分の子どもに殺意を向けてしまったこと後悔し、自身の辛い過去も思い出し苦しみます。このシーンがまた、可畏もミロも不憫で可哀想で泣けてしまいました…。
最後は潤と可畏が話し合い、二人ともミロに会いたいという優しい気持ちになれて、またウルっときました。ミロはツァーリのもとにいるので前途多難だけど、とりあえずよかった〜。
もう9巻ですけど、この二人子持ちとはいえ、まだ18歳と19歳なんですよね。
なのに色々背負って、考えて、自分を責めて反省して…。なんかちょっと不憫になってきます。まだまだ若いのに。
最後に出てきたツァーリの潤への強い執着が怖い…10巻の展開が気になります!潤たちとミロの関係がどう変わっていくのかワクワクします♪ハッピーな展開になるといいな。
ネットで注文した新刊が届いた♡
「あれれ?ちょっと薄い??」
ウキウキしながら読み始め、ほのぼのした潤のお誕生会から一転!不穏な空気が…次々に招かれざる客が現れ…
少年竜はまだ飼いならされませんでした…
続刊があるのですね
いや、まぁ、このシリーズは続き物と言えばそうなんだけど
これからの期待を寄せて神評価ですが、次出るのっていつなんでしょう?
得てしてBLは『可哀想な受け』が登場します。
少女文化の延長線上にあるからだと思うんですけれど。
以前から少しばかりそういう匂いを漂わせていたのですけれど、この『暴君竜シリーズ』はついに『可哀想な受け』ではなく『可哀想な攻め』が全開のお話になってしまいました。
多くの方がはらはらして物語の先行きをご心配されていると思うのですけれども。
そんな中、不謹慎なレビューなんですけれども。
でもここは『ちるちる』なんだもん、萌えを叫んでいいよね。
NTRと負け犬に萌えツボがある私は、この巻の可畏に激しく萌え~~っ!
ど真ん中だよ、どんぴしゃりだよ。
あらすじがどうのこうのじゃないの。
もう、可畏の言動のすべてに萌え転がったっ!
有能で強くてプライドの高い攻めが自分の力ではどうしようもない事態にぶつかって、でも愛する者と自分の尊厳を守ろうとして苦悩する姿を見るのが「だーい好き♡」っていう、あたしみたいな姐さまはいませんか?
そんな方にはこの本、もうウハウハですよ。
蛇足
双子が歌い踊る『こんぶの歌』。
DVDを出してくれたら絶対買います。
可能であれば、笠井画伯の流麗かつ可愛らしい双子ではなく、ちょっとヘタウマが入ったブルブルした線で描かれたEテレ風アニメーションにしてくだされば、萌え死にしてしまうかもしれません。
ずっと読んできてこのお話が一番、可畏と潤が可愛らしく思えました。
だって可愛いじゃないですか。大好きな人を守るのは俺だけが良くて大好きな人が安心できる場所は俺だけがあげたいだなんて愛おしくてキュンキュンします。
対して、大好きな人が辛い目に遭ったり傷ついたりしてほしくないって気持ちも分かります。
二人とも可愛すぎてもう愛おしい。
お互いを思いやる気持ちゆえにぶつかって、もう大嫌い!ってなってもその後冷静に考え直して誤ちを認められるのだから素晴らしい。
ちゃんとした「ケンカ」をしているのを見て、ああ、この二人は本当に対等になったんだなあ」としみじみしてしまいました。
今回もハラハラドキドキさせていただきました。(語彙力皆無ですみません)
冒頭の家族水入らずのシーンはほんわかさせてもらいましたし、後半は一体どうなるのかとハラハラしました。
ここのレビューを見てると、潤寄りの方が多いようですが、私は可畏寄りの心理状態で今回の作品を読みました。
もし自分が可畏と同じような状況に突然なったら…?
実際小説ではなくリアルで受け入れられる人は100人に1人、もしくはそれ以下なのでは無いでしょうか。しかも18歳なら1000人に1人もいないと思う。
悩んで悩んでその末に覚悟を持って受け入れるならまだしも、急にそんな状況になっても受け入れるよって笑って言える人がいるなら、むしろその人の精神状態がおかしいんじゃないかと私は疑います笑
最初は可畏のようになって当然だと思い、むしろそこを理解出来ず逆ギレする潤は我儘だなぁと感じました。
時計の話も、安全第一とはいえ深く考えず受け取ってしまった潤。目の前で自分のプライドを踏み潰されたら、私なら激怒まで行かなくても多少は不快になります。
ただ最後にちゃんと自らの非を互いに認め合えるところは流石です。
可畏×潤ファミリーに幸あれ。
そしてミロくんにも幸あれ。
可畏よ、これからも大変だろうけど頑張れ。
前巻でラストが示唆していたことが、冒頭でいきなり判明します。
竜崎ファミリーの平穏はなかなか訪れないどころか更に悩ましいことが起こり、可畏も潤も非常に辛い場面に遭遇します。今回も(今では)いい人筆頭の蛟と双子ちゃん、飄々とした2号さんがハラハラの中での癒しになりました。
環境も特殊だし忘れそうになりますが、可畏と潤はまだ10代なんですよね。失敗するなんて当たり前の年齢ですから、後悔がグワッと押し寄せるなんて当たり前。その中でも徐々にお互いの気持ちを読み取ったり、言いたいことを言えるようになってきているのでパートナーとしての絆はより強固になっているように感じられてジーンとしました。次巻ではますますふたりの成長が期待できそうです。
犬飼先生の続きものは引っ張る力がとても強いので心臓に悪いです(褒め言葉です)。10巻は早めに読めるといいな……
待ちに待った最新刊です。
ネタバレ無しで読もうと思いつつも、レビューをチラッと読んでしまい、先生が読み終わるまで見ちゃダメと仰っていた口絵2枚目も見てしまいました。
そして今回は可畏の試練の回なのだろうと、覚悟を決めて読み始めたのです。
潤の誕生日での愛情溢れる姿は、良き夫で良き父親の何ものでもありませんでした。
幸せそうな潤と子供たちの様子に、ニマニマしてしまいました。
そしてクリスチャンが現れてからの2人のすれ違いに、潤と可畏のそれぞれの気持ちになってギューと胸が締め付けられてしまいました。
潤が可畏にキレた辺りは「ああ2人は夫婦なんだな」と、夫婦だからあそこまでお互いに喧嘩出来るのだとしみじみしたのです。
ミロくんの登場に合わせてタイミングよく蛟が現れたのも良かったです。彼のもたらした真実で2人がお互いに向き合うきっかけとなりました。
もう何年も読んでいるのと、2人が親として立派なので年齢を忘れがちですがまだ成人もしていないんですよね。
最終近くの可畏視点になった時は彼の思いにウルッと来てしまって、潤じゃなくてもやっぱり可畏好き♡と思ってしまいました。
可畏の成長にファンとして感動しました。
それに比べて…老人の妄執というようなツァーリが憎らしいけど哀しく思えてしまいました。
きっと犬飼先生だから見事な決着を付けてくれるはず!と信じて10巻を待ちたいと思います。
「暴君竜」シリーズ9作目も、面白かった。
マンネリ化して面白くない という書評が他所にあって、でもチルチルの姐さん方は益々面白いと絶賛・・賛否二分化しているのか?・・・と、凄く気になって電子書籍販売2/5まで待ちきれず、紙版買いました。
気になる箇所の感想
9巻も、不安要素を残すハピエンの異類婚姻譚。勧善懲悪の定番型。
雛形に沿う構成を、マンネリと評してはイケナイと私は思います。
構成のひな型に沿って展開する方法でも、毎号ダブらないシナリオを生み出している点を評価するべきだと思う。複数の連載を抱えていながら、アイデアが尽きないなんて天才かもしれない・・と私は評価しています。
少年竜
「マッドサイエンティスト」の仕業 ・・クリスチャン。
この人は、研究対象の検体としてしか潤や孫たちを見ていない非情な人。
8巻の健康診断で見つけて、コッソリ潤ちゃんの卵を取り出そうと、隠していた!
なんとなく8巻最後辺りで匂わせていたので、驚かないけど。
ツァーリの巧妙な罠ではなく、クリスが仕込んだ罠。
トっプは辛い
抱える世界が大きいと、責任も重くなる。可畏の望=世界を制覇する為に、統治者としての清濁併せ呑む度量と覚悟を試される巻だった。
可畏とツァーリ、二人の遺伝子を持つキメラがコッソリ誕生していたことを可畏と潤が知る。倖と慈雨と同じ、複数の父系の遺伝子を持つ、潤の第三子に当たるツァーリに似た男の子。
悩んだ末、絶滅危惧種の王として可畏は許容する。可畏、偉い!
・・でも前例を作ったら、潤が拉致されるたびに父不明の卵を産むことが続きそう。
ツァーリは不気味
念願の子を得たのだから大人しく引っ込んで育児していたらいいのに、スッキリしない。 ・・我儘と野望にまみれた竜人に成り下がっているみたい。
ツァーリの今後の改心が有るか、次巻に期待します。
そろそろ内容的に主人公が十代を越しそうなので、次巻辺りで完結になるんじゃないかな。続いて欲しいけど。
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補足:
犬飼先生はSFに凄く関心が高い人だと思う。遺伝子についても良く調べていると思います。最近の学説だと、遺伝子はとても活発に動く反物質、と言えば分かりやすいかな。
※キメラ/血液キメラ:=過去に体液の交流を持つ相手のDNAが母体に残る。
複数の遺伝子を持つ子供が生まれることが解明されています。
★この学説で物語を考えるなら、輸血で潤君は稀に見る進化を起こしたって事になるみたい。
タイトルから想像していて、「あは。楽しみ♡」なんて能天気に考えていたのですが、予想以上にきっつい巻でした。いや、これ一体どうなるのよと途方にくれる9巻。早めに10巻でるような雰囲気ですが、先生、何卒10巻あたりで一息つかせてください、よろしくお願いいたします。
大学寮の1室でめでたく家族で誕生日を迎えた潤。モデルの仕事も再開、平和な日々が戻って・・くる訳ないですね。ある日、大学の講義室の窓から超大型竜の影が見え・・と続きます。
いつもの方以外で今回のご活躍された方は
ツァーリ(再び。キライじゃないから困る)、蛟、ミロくん(銀髪)。きたよ、ミロくん。
++ 苦悩したところ
まずミロくんの前にひと悶着。ツァーリ直々に日本にお出ましになられて、「葵の紋所」ならぬ「絶対不可侵権」を潤に渡すんです。ここがキツカッタ。
潤の気持ちになれば「可畏の迷惑になることが無くなる!」て思うのは良く分かるし、「もらっとけ!」とめっちゃ言いたいのですが。
可畏にしてみれば「俺の潤に何持たせるつもりじゃ、おんどりゃ」と思うのも良く分かるのですよ、ここツライ。何が正解だったのか読み終わった今でもよく分かりません。
そんな事態をなんとか乗り越えようとしているのに、今度はミロくんですよ。もう泣きっ面にハチとはこういうことか?彼に罪はないけれど、でも銀髪に紫の瞳、どう見てもツァーリの血が入ってるに違いなくて、これまた苦悩する可畏と潤。お互いを想う気持ちが強くて、今回も二人の関係を強めただけに見えていますが、なんら落ち着いていないので、10巻で気持ちがぐっちゃんぐっちゃんになりそうな予感です。
ツァーリが嫌いになれないから、困りますし、稚いミロくんについては、なんて考えればいいのか悩ましい。いっそのことツァーリも呼び寄せて、大家族になりましょうか。泣きそうですよ、これどう決着つくのでしょう?と不安にしかならない9巻でした。
キャラ文庫
少年竜を飼いならせ
犬飼のの/笠井あゆみ
面白かった!前作の布石が回収されるも想像以上の展開だった。
家族4人の誕生日会は幸せそのもので、可畏と潤のイチャラブが素敵だし、慈雨と倖も個性が強くなってて可愛い。けど、そこからが怒涛の展開で…絶対不可侵権を巡っての可畏と潤の対立はどちらの気持ちも解って胸が痛かったし、潤への愛を公言するツァーリの強かさと不気味さにゾッとした。少年ミロの存在は‥潤の立場も難しいし、倖との関係を考えると慈雨も心配。可畏の怒りや葛藤に納得で、あの答えを出した可畏が健気だし潤への愛の重さを感じた。今後どうなるのか、ツァーリの動向が気になる。
本作でもっと暴君竜シリーズが好きになりました。竜人の可畏と人間の潤、そもそも考え方が違う2人が愛してるからこそ、互いに寄り添おうとする姿に毎回感動します。次作も楽しみです。