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mahousyonen wa ×× de sekai wo sukuu
これは面白かった!
電子で1話無料になっていたのですが、数ページで気に入って購入に切り替えてしまいました。
まさか、表紙の強面ヤンキーと可愛い魔法使いが同一人物だとは思いませんでしたよ!
勝手に左が攻めで右が受けだと思っていたので;
松野は、自身を庇って怪我した竹中を救う代わりに、「魔法少年」となって世界を守る契約をしてしまい……と、いうお話。
ゴリゴリヤンキーで厳つい松野がコンパクト片手に変身すると、可憐な魔法少年・キアラに……と、いうギャップ(笑)
自然と発する口上も、コワモテ松野が言ってるかと思うと笑えてきます。
そして、力を得るために必要なのは〝精子〟というところは、BLのお約束ですよね!
必殺技を使うため、竹中と其処彼処でセックスするところはエロエロで、人に見られそうなドキドキも♡
意外と野獣な竹中に翻弄されていくキアラが可愛いのですが、これも松野なんだよな……と、我に返ると複雑な気持ちにw
当人にとっては不本意な事態ですか、読者の視点からするとあらゆるアクシデントや状況が全て面白くて笑えます。
戦う敵も、〝性に飢えたモンスター〟なので、バカバカしくて憎めない。
そして、竹中はキアラを好きになってしまうのですが、そんな竹中を好きな松野の恋心が切ない。
キアラは自分であって自分でない。
自分自身をみて欲しい──そう望んでいる松野の本心に、胸が痛みました。
竹中もまた、松野とキアラの間で気持ちが揺れていて、まるで三角関係の様なムード。
キアラの正体が竹中にバレそう……と、いうハラハラワクワク感も楽しい。
きっと失望させると思いながらも、竹中を救うために目の前で変身する松野には、グッときてしまいました。
厳つい顔での「変身」は、まるでヒーローものみたいですがw
本当は強くて優しいのに、ずっとひとりだった松野。
そんな松野に明るく接し、キアラの正体を知って喜んでくれた竹中にも救われる気持ちになりました。
『愛の力』が必殺技の力に比例するのも王道でよき。
竹中×キアラの体格差Hも良かったのですが、竹中×松野のゴツい2人のHも堪りませんでした。
泣きながら感じる松野にキュンとしちゃう♡
猫のクロエが松野を選んだ理由もラストに明かされ、なるほどね!と、納得。
余韻が残る描き下ろしも素敵でした。
自分のために怪我をしてしまったクラスメイトの竹中を助けるため、強面高校生の暁が喋る黒猫のクロエと契約を交わし、愛の力でこの世に蔓延る悪を討つキュートな魔法少年キアラに変身することになり…
と、いうファンタジーなお話し。
暁:ヤンキー、筋肉⇔キアラ:魔法少年、ショタみという真逆な容姿の違いがいい感じです。
必殺技に必要な愛の力(××)というのは…、おなかの中に出してもらうアレ。
なので必殺技を繰り出すときには居合わせる竹中とエッチをして愛の力をチャージしなくてはならず…キアラ(暁)は毎回大変なんです(笑)
事後でくたくたのとろとろなのにちゃんとポーズして必殺技をキメるのが可愛い。
竹中は度々キアラと身体を重ねてどんどんと意識していくのですが、暁に対する気持ちも徐々に変化しているようで…
クロエはふたりの恋のキューピッドでもありますね。
エッチシーンは全6話中、キアラ6回と暁1回、描き下ろしで暁と1回。
たっぷりと描写はあるのですが、修正要らずの絶妙なアングルや構図。
なのにばっちりとエロくてお見事でした。
キアラももちろん可愛かったのですが、暁のエッチ中のトロ顔が普段との表情のギャップがより出ていて可愛かったです。
筋肉、低身長、女装、魔法少女、ヤンキー。
好みの振れ幅が広い作者さんの好きな物を詰め込んで出来た作品。
よって読者にも強面筋肉質ヤンキー受け「松野」と、
萌え系女装魔法少年受け「キアラ」。
同一人物ですが極端に外見が異なるこの二人のどちらにも、
萌えを感じられる高度な腐スキルが欲求されてきますね。
魔法少年と言う題材に惹かれて購入しましたが、
そこに期待し過ぎると少し物足りなく感じてしまいます。
戦闘は力を補充する為の慌ただしいHシーンが大半を占め、
化物はちょこっと悪さしてすぐ倒されちゃうのであまり存在感が無く、
そのあっさりな戦闘を何度か続けただけで世界が救われてしまいます。
完全に好みの問題ですが、根本となるボスとか悪の組織とか、
もう少しBL部分以外の舞台設定が個人的には欲しかったです。
後はHの時の表情、もうちょい笑顔が欲しいですね、
せめて最後くらいは…。
強面ヤンキーが魔法少年に変身して~と言うアイデアは斬新で面白い。
向けられる好意が自分へのものでは無いと胸を痛める松野と、
両方に嫉妬してしまう自分が本当に好きなのはどっちだろう?と悩む竹中。
松野とキアラが同一人物である事、竹中がそれを知らない事が、
二人の心の動きに上手く生かされており、
すれ違いや気持ちの自覚に繋がっていく。
クリスマス、お正月、バレンタインデーと言った季節のイベントが楽しく、
魔法少年要素に拘らなければ、BLとしてのストーリー部分は良かったです。
猫のクロエも可愛らしい。
最後にカバー下、これはこれで面白そうでは?
アホアホギャグ&不審者全開になりそうですが(笑)
普段はめちゃくちゃ男らしい身体つきの暁ですが、魔法少年に変身するとまるで女の子みたいに可愛らしくなってしまうそのギャップがまず面白かった!そして敵を倒す必殺技を出すためのパワーのトンデモな貯め方もすごいインパクトがあって、作り上げられた世界観を最後まで楽しむことができました。
街中に突然化け物があらわれて、それを倒すために"普通の子"が変身する…。
どこかで見たことがあるような展開なのですが、それにBL要素をプラスして無理なく話が成り立っているのがすごいなと思いました。
松野とキアラのセックスもそれはそれでエロかったけれど、暁としてのふたりの絡みのほうがエロさが増して見えたので好きでした。
トンデモ設定ではあるのですが、その設定だけに頼らずふたりの心の動きが見えたのがすごく良かったなと思いました。