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shampoo
なんて、現実社会で感じたためしが有りませんが、作品に盛り込まれてくるとなぜかときめきますね。
かくいいます、前回の『ボーダー』が思わぬヒットだったので、こちらの作品も呼んでみることにいたしました。この作品が出版された頃、他の感想サイトさんではわりと高評価されてたので、あわせて愉しみによませていただきました。
代表作である『シャンプー』は、同じ職場に働く二人でありながらも、なぜか差が歴然としてしまう世の中のせつなさ。しかし、その二人がもうひとつ共通していたのが、使っているシャンプーだった。「それなら、俺の家にとまっても大丈夫ですね」なんて言葉から、なんと相手が遊びにきちゃって・・!?
と言う感じですか。お互いになにかフェロモンめいた匂いにくらくら~というお話。
個人的感想をいうなれば、この代表作よりも、後半に行くほど好みな感じだったかな~と思っております。『ウエディング』は、のっけから「抱いてよ!」から入るのでまた王道的な感じかな~と想いながら読んでおりました。しかしながらですね、普段は男らしくて、女の子みたいな苗字を呼ばれるのでさえ怒っていた受クンが、男を感じさせて嫌われるのがイヤで、攻の前では「抱いてよ」の後ね、ずっとセーラー服を着て、可愛く可愛く。そんで、あんなに呼ばれるのを嫌がっていた、女の子みたいな苗字で呼んで欲しいと頼みます。妙に健気で切なかった。最後の攻の“気づき”のもって生き方が巧い!!
そのアホみたいな顔好きです。
その後の、後輩×先輩の話もすごくイイ。
絵的には、この後輩先輩のぐらいがちょうど好みですwwwウハw
ボーダーとあわせてやっぱりこの作家さん伸びそうな予感ですねv
短編5編
リーマン、大学生が、めいん
割と白っぽくて、繊細な、好きなタイプの絵柄。
お話も、無理がないし、登場人物達の性格もいい。
所々に、何気ないのに、ドキッとするようなコマがあって萌。
基本的なデッサン力というか、画力があるんだろうな。
いろいろなポーズとか、アングルの取り方が多彩で、どれも破綻がない。
短編じゃなくて、ぐずぐず続く長編で読んでみたい。