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king ha nakayoku naritakunai
可愛いDKたちのお話です。
生徒会長の暴君っぷりが度を超えてますが、文化祭のストーリーあたりで、『周りもこの関係を利用してるんだろうな(クラスメイト=仲間/友人としてみてないんだろうな)』ということがわかり・・・とんでもなくやりきれない気持ちになりました。紫くんせつない・・・と同時に、お母さんがもう少ししっかりしてればな、とちょっとイライラ(たぶん専業主婦で再婚相手に頭が上がらない感じなんだろうけど(妄想)
そんな紫くんの前に現れるのが、愛情深い両親のもとで育ったハルトくん。紫くんの手厳しい仕打ちにたいして、やり返すのではなく、そのまま受け止める、受け入れる、包み込む・・・。正直こんなデキたDKいるか?!とも思いますが、ひたすらにやさしい世界で生きてきたとすると、まあ、あるかも。
生い立ちの大きく異なる二人が出逢って、それぞれが自分にとって初めての感情を相手と関わることで育んでいく、そんな愛しいストーリーです。行為はほぼないですが、胸がぎゅーっとなって、読後の満足度も高めです。DKものが好きな方はぜひ。