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gosouzou ni omakase shimasu
業界ものはよくあるし、少女漫画編集部題材の長寿有名BL作品も、近年でも何作もありますが、ここまで現実に近づけた編集部ものは他にないのでは。
編集部の人たちも作家様もノリノリでふざけつつ、真剣に企画、製作した漫画なんだろうなと思います。
編集部の同僚同士のやりとりが、おそらくかなりリアルです。
調整、修羅場、パーティ、こういう風に仕事をしてるのか、と知ることもできて楽しいです。
漫画読者からはひみつの花園のようなものですから。
陽キャで人とのかかわりが大好きなのか、片想いなのか、両方なのか、絶妙なわからなさ、で、わたわたする平澤。
陰キャでがんばりやだけど、人とのかかわり方がいまいちうまくいかなくて、表情が見えないことが多いけれど、心の中はどうやら平澤に惹かれているような、単に先輩に懐き始めただけのような、絶妙なわからなさで、かわいい顔も見せる首藤。方言男子なのも萌えるところ。
それぞれの側から描かれているのも楽しいポイントです。
距離の縮まり方がわかりやすくなります。
両片想いになって、深夜の職場で顔を赤らめての告白。
ふわふわ、ふんわり、かわいい場面です。
場所と立場を考えると余計に萌えます。
4話、という短さで、タイトルを見事に回収して見事な終わりを迎えました。