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souiu「suki」dewa arimasen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
可愛いと幸せが詰まっている♡
初めて読んだ柚原チヨタ先生の作品です。
柚原チヨタ先生のデビューコミックスになります。
こちらは、表題作の他に2作品が同時収録されています。
『俺にだけかわいいきみ』
『君とはじめての×××』
表題作『そういう「好き」ではありません！』
大学生 七澤と大学生 花森のお話。
朝、花森が目覚めると自分の部屋ではありませんでした。
同じベッドで寝ていたのは大学の友人 七澤…しかも上半身裸！
昨晩、お酒の席で付き合うことになった2人。
もしかしてもしかしなくても七澤とヤっちゃった？！
イケメンで男女ともにモテモテの七澤と付き合うことになった花森。
大学の飲み会で酔って付き合うことになったのを思い出しました。
いくらなんでもお酒の席だし、普通なら断るはず…しかし、花森は優しいので流されます。
えぇ～、花森はチョロすぎる（笑）
でも、いいんです…2人が可愛いから (〃ω〃)
描き下ろし『七澤×花森 その後』
七澤のさりげない独占欲にキュンとする♡
同時収録『俺にだけかわいいきみ』
大学生 飴井と大学生 西晴のお話。
保育園に姪を迎えに行くと行方不明になっていました。
そこに姪を連れて現れたのは派手で怖い外見の男性。
それは、同じ大学の西晴でした…。
外見とは異なり、じつは優しい西晴に胸キュン。
姪のゆきちゃんを通じて2人の距離が少しずつ縮まるのが良かったです。
キスはしたけれど、まだ付き合っていないのが気になる！
描き下ろし『飴井×西晴 その後』
付き合っているの？付き合ってないの？
お願いだから、早く付き合ってくれ～！
同時収録『君とはじめての×××』
大学生 古賀 龍臣と高校生 佐々倉 直人のお話。
お家が隣同士の幼馴染の龍臣と直人。
直人の告白で龍臣と付き合い始めて3ヵ月。
しかし、まだ手しか繋いだことしかなくて…。
直人の切ない気持ちが伝わってきて、こちらまでグッときました（泣）
ずっと好きだった人がエロ本を持っていたらショックでしょう。
しかも、龍臣が手を出してくる様子は全くない…それって不安だよ。
描き下ろし『古賀×佐々倉 その後』
一生養ってあげて！！
柚原チヨタ先生の絵柄は丁寧で可愛いらしく、全ての作品からふんわりした優しさ感じられました。
それぞれ2話ずつと短編ですが上手にまとまっていると思います。
タイプは異なりますが、どのCPもとても可愛いですよ♡
エロは3作品中2作品でありますがコマ数も短いのでかなり薄めでした。
個人的には、3作品ともまるっと1冊で読みたかったな～。
次作はまるまる表題作を期待します！
…とは言え、短編で構成されたこちらのコミックスも良かったですよ。
読後は、ほっこり幸せな気持ちになれる1冊に仕上がっていました。
気になる方は、ぜひご覧いただくことをおすすめします。
もっと好き好きアピールして欲しい！
柚原チヨタ先生のデビューコミックスです。初読みの先生でしたが、実に可愛らしい絵柄で読みやすかったです！
ただストーリーは、もう少し何かあっても良かったんじゃないかなーという感じでした。悪くはないけど、すっごい良い訳でもない。
飲み会で酔っ払っちゃった花森くん(受)は、学校でも人気のイケメン七澤くん(攻)にお持ち帰りされてしまう。しかも夢の中だったのか現実なのか判別できない程度で、エッチな事をした記憶もある。目を覚まして困っていると「結婚を前提に付き合う事になった」と七澤くんに聞かされ、さらに困惑。逃げ帰るも、七澤くんは全然別れようとしてくれない。それどころかどんどん近づいてきてー…。
てな感じで、ストーリーは結構面白いんです。実は七澤くんは花森くんのことがずっと前から好きで、酔っ払っちゃった花森くんにつけ込んじゃったパターンなんですけど。そう、それは良いんです。めっちゃいいんだけど、それがちゃんと明かされない。今書いてるんだし、明かされてるっちゃあ明かされてるんだけど、なんかさらっと流す感じになってて。え？もっと盛り上がってもいいネタじゃない？と拍子抜け。七澤くんがクール過ぎるのか、花森くんに寛大すぎるせいか、全体的に「承転」が無さすぎて不完全燃焼のまま終了しちゃった気分です。
まー、本人たちがいいなら、いいですけどね(笑)もっと七澤くんのアピールが熱烈だったら、萌２だったかも。
他２作、読切も掲載されています。
個人的には２作目のツンデレヤンキー西晴くん(受)が、一番好みでした。
要は、そういう「好き」なんです！
同じ大学に通う何人かのオムニバス。と言っても、特に友達同士というわけでは無さそ気なので。うーん、無理くりかな。
◆表題作「そういう『好き』ではありません！」
飲み会あるある、酔った勢いで付き合う事になってしまった、七澤と花森。戸惑うものの、これまで女の子としか付き合った事のない花森は、どういうワケか、『口約束だとしても付き合ってるんだし。』などとアッサリとそれを受け入れてしまう。
七澤がイケメンだから。優しいから。そして。気持ち良くしてくれるから。
七澤にして貰ってばかりで、自分は七澤の事をよく知らない、例えば誕生日とか。
そんなモダモダしてしまう花森の可愛らしさに七澤はもちろんキュン死に。
ショートストーリー＋描き下ろし、でイチャ甘いけど、直ぐ終わってしまうのが残念。
◆「俺にだけかわいいきみ」
ははっ。タイトルの出オチ感、ハンパ無い。
飴井の家庭環境が気になって仕方がないんだが。大学生の飴井には幼稚園児の姪が居て。飴井はいつも姪を迎えに行っている。姪っ子の両親、つまり飴井の姉夫婦はどうしたのか。同じ大学の西晴が、コワモテなのに姪に優しくしてくれた事で、二人は急接近する。そして、好きになる。うーん。これもショートストーリー過ぎて。唐突感は否めない。
コワモテの西晴の優しさ、可愛らしさは俺だけ知っていれば良い。っていう。
◆「君とはじめての×××」
本作だけ、大学生×高校生。プラス、幼馴染。
龍臣の方は、年上の優しさで大切にしたいと思っているのに、高校生の直人は付き合ってるのになかなか手を出して来ない龍臣の気持ちを疑って不安になっている。というすれ違い。
もちろん、可愛いさあまって手を出してしまうんだがな。
描き下ろしにも龍臣視点の、きゅんカワな直人が。
全部ショートストーリーで、描き下ろしもミニミニなので、物足りない気持ちでいっぱい。
全員きっとぎゃんカワな筈なので、ジレモダ紆余曲折はじっくり描いて欲しいよね。
絵も可愛いので、今後も期待したい。
表題作の他に2作品収録されてます
表題作の他に2作品収録された短編集になっています。
表題作は花森が七澤から告白されたものの、酒の席の冗談だと思って頷いたら本当に付き合うことになってしまったお話です。
七澤が花森に惹かれた理由は弱く感じましたが、外堀を埋めて花森を落とそうとするところは良かったです！
2作目は幼稚園から脱走した飴井の姪を西晴が助けたところから始まります。
幼稚園の対応のあり得なさに苛々しましたが、飴井が西晴に惹かれていくピュアな感じは好ましかったです。
3作目は幼馴染で付き合っている龍臣と直人がキスやえっちをするまでのお話です。
直人を大事にしたいという龍臣の誠実さに好感が持てました！
修正は白抜き&白刻み海苔修正でした。
しかし、修正してあるのは1コマくらいでほぼ見えない角度で描かれてました。
