太一は絶対殺さない

関西人と覆面殺人鬼3 ~セックスしていいから殺さんといて!

kansaijin to hukumensatsujinki

関西人と覆面殺人鬼3 ~セックスしていいから殺さんといて!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
90
評価数
21
平均
4.3 / 5
神率
57.1%
著者
Mりあ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
キルタイムコミュニケーション
レーベル
スリーズロゼコミックス
発売日
価格
¥750(税抜)  
ISBN
9784799214503

あらすじ

覆面殺人鬼・ディータに惚れられ監禁されている太一。
殺されないように「好き」と嘘をついていたはずだったのだが、
いつしかその嘘が「本物」になっていったことを自覚する太一。
穏やかな監禁生活が続く中、ディータに騙していたことを話し
その上で今の自分の気持ちを伝えようと決意する太一をよそに
二人の生活が大きく変化する事件が起こり――?
殺人鬼との歪な共同生活を描いた話題作、ついに完結!

表題作関西人と覆面殺人鬼3 ~セックスしていいから殺さんといて!

覆面の殺人鬼
25歳,ディータに監禁された関西人

その他の収録作品

  • 13~20話

レビュー投稿数3

温度差激しい

最終巻。
1巻と温度差激しいです。
3巻では山から脱出し、なんと…!

段々と普通の概念が変わっていき、最後は逆転してしまうストーリーは圧巻です。最後ディータの素顔も出てきたのはMりあ先生大サービスですね。良かったスッキリした。
まさかの楽しいBLにストックホルム症候群が出てくるとは…。これも愛なのかな。お互いの足りないものがピッタリと嵌まった相手だったんですね。
このカップル10年後、20年後はどうなっているのかな。
辛い過去が有ったからこそ幸せにとは思いますが、殺人を犯した罪悪感は増してますね。
このカップルの試練はここからだと思います。

0

祝完結★果たして覆面の下の素顔は見れるのか?

本作との衝撃の出会いから早2年。
関西人(太一)と殺人鬼(ディータ)と食人鬼(レフ)と殺人鬼に殺されたい系頭イカレっ娘キャラ(杏奈)が騒々しく繰り広げるカオスBL、ついに完結です!
電子発の作品だったのでどこまで紙版が出るか心配だったけど、無事全巻手にすることができて嬉しいです。
最終巻は先の2巻に比べてだいぶん分厚め。
1巻→2巻→3巻と太一の表情がだんだん変わっていくのが良いね。よーく見ると覆面から少しだけ見えるディータの目元も( ´艸`)

攻めが殺人鬼ということでどう着地させるのかなーと思いながら追ってきた作品でしたが、読み終わった感想は「Mりあさん、めちゃくちゃちゃんとした人だった…!(失礼な感想)」でした。
2人をずっと森という名の箱庭に閉じ込めて倫理観も禁忌も無視しておしまい、でも別にありだと思ってたけど(BLはそんなお話も多いしさ)、箱庭から出て試練を与えられています。
太一同様に、ディータの哀しき殺人鬼感に私もすでにやられちゃってるからさぁ、、、現実と向き合って弱ってくディータを見てるのが可哀想で、思わずもう森の中に戻りなよ、、そんで現実を見ずに幸せに2人で生きていったらいいじゃない、、、なんて思ってしまいました。
彼等に普通のハッピーエンドを迎えさせちゃダメだよねっていう倫理観のブレーキと、でもなるべく2人で幸せになってほしいなぁと思う気持ちをちゃんと半々ずつ満たしてもらえる感じの着地だったなと思います。

て、私的にはここからが声を大にして叫びたいレビューです。
レフくんですよ。
私はレフくん推しなもんですから、どちらかというとこの最終巻はレフくんパートを楽しみにしていました。
どんどん明かされていくレフくんのこと。
主役2人が真面目な展開になった分、レフくん(とレフパピ&レフマミ)という異質な存在の浮きっぷりが半端ないwww
この人達いったいどういう存在なんだ、、、、、、
唐突にアダムスファミリー感出してきたのに、全然何も分からない、、、
でもレフくんのスーツ姿カッコいい!!!
いやマジで君ら何してる人達なのよ、、、
レフくんと杏奈ちゃんとの進展(・・・・なのかな?これは汗)も見逃せません!!!
杏奈ちゃんによると、レフくんはつっこみながら吸血するらしいんで、そこもっと絵とか音声とかで詳しく!!ってなりました。
愛を知らないレフくんが愛を知る日はやってくるのか。ガンバレ杏奈ちゃん!!(コミコミのリーフレット、ちょっとだけ良かったね杏奈ちゃん♡)
ってことでスピンオフ待ってます!!!

あ、カバー下は先にめくってしまわず、ぜひ読み終わった後にめくってくださいね。

※紙版:カバー下あり、修正は電子と同じ白抜き

5

ブッとびだけではない!

殺人鬼BLという異色作、完結巻。

いや〜…想像よりも怒涛の展開でした。
2巻の終盤で、レフが怒りの感情を出していたのでコレはどうなるか?と思ってたけど、こう進みますか!、と。
森を出るディータと太一を襲うのは想定内。
撃たれたのに元気なディータはさすが!
状況を考えて一人で街に戻る太一は…強くなったね!
離れても募る想い…これはもうストックホルム症候群を越えたんじゃないかな。
そして、レフにも2人の気持ち/決意を伝えて筋を通すというか…それが「遊園地で遊ぶ」というのが「らしい」なぁ。
レフはジェットコースター絶対好きでしょ!
さて、無事2人で暮らすようになってからの展開が私には意外でした。
なんか急にヒューマンドラマみたいな?
感動的ですらあるんだけど、Mりあ先生のブッとび側面しか知らなかったから新鮮です。
いや〜実際感動しました。
ここまで猟奇が勝ってエロは薄味という感じだったけど、この3巻のセックスシーンは心が入ってて読み応えアリ!
ディータの苦しみ、それを包む太一の真心が沁みた!
太一が聖母になるとは…
1巻から3巻への流れ。猟奇から感動へ。この意外性に「萌x2」で。

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