お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
魂が震えます。
お願いがあります!未読のかたがいるなら是非読んでください!なんてね。いやでもマジで読んで読んでw切ないのが好きなかたなら是非。
この感動を上手く伝えられるでしょうか。頑張ります。
最終巻にしてやっとセックスする二人なんですが、その最初のセックスがあまりにも悲しかった。絶望的だった。
ピアニストがずっと片思いしてたヤクザ。
前二巻ではセックスなんてなく、焦らされて焦らされて、焦らされたぶん期待して、なのに突き落とされました(涙)。私のマゾ魂が沸騰しました。
『こんな
こんなのはセックスじゃない
少なくとも俺が望んでいたものじゃない
それでも
それでも俺はこの体を貪ることを止められない』
ピアニストのモノローグが悲痛だ。
ヤクザ・深見の闇はあまりにも深く、一番心を許してるはずのピアニストと肌を合わせても、その魂に近づくことを許さないのだ。
深見はクスリに手を出し、転落しつづける。
そして――。
胸が痛く、魂が震え、号泣しながらページを閉じました。
深見の舎弟の工藤も最高でした。ついでに深見をレイプしたヤクザのエロオヤジも最後はオトコを見せてくれました。
ちなみに舎弟の工藤のその後のストーリーが、『青春の病は』で読めます。こちらも良作です。
名作です! 読んで悔いなし!!
1巻・2巻を必ず読みましょう。(とてもいい話です!)
読まないと 話がわかりません。
私は 横着してレビューは3巻だけにします。
男のドラマ。
ピアニストの愛。
舎弟の工藤の愛。
男の愛に 泣きます。泣かされます。
『願い叶いたまえ!』
本当にそうなのです!!
記憶を無くしてしまった男が無邪気に笑うトコロがもう・・・涙。
涙が 止まらない・・・・。テッシュで鼻をかむ。
西田東作品は やめられない。中毒です。
本作品が最終巻です。
全3巻とも表紙に金色の筆記体の文字入り、そして中の表紙も金色。
花音さんの本気を感じます。
前回キレた深見が有島宅に行ったところで終わっていましたが、
やはり有島宅でまた手錠をかけられ監禁されていました。
しかしあの有島も深見に対してほだされた部分が出てきたのか、
前のように無理矢理最後までせずに帰したようでした。
薬の依存が抜けきれず、薬を求める深見。
薬の混乱からか、肉欲を抑えきれない深見は絹川に肉体だけの関係を求めます。
深見の精神は次第に崩壊していき、身内からも「シャブの抜けきらないものは扱えない」
と言われて仕事を外されるようになります。
その怒りの矛先を中国人マフィアのシマ荒らし連中に向けます。
薬・暴力・肉欲の日々。
絹川は薬をやめさせようと体をはって深見の依存を阻止しようとします。
その気持が届いたのか、深見はヤクを我慢します。
しかし最終的には収まらない怒りを中国人マフィアにぶつけようとし、
撃ち合いになり、深見は頭に銃弾があたり、一時的に記憶を失うことになります。
記憶を失った彼は今までの彼とは少し違う人のようでした。
穏やかな面を見せます。
絹川はこのまま記憶が戻らなければ、
今の穏やかな関係が続けばと願います。
さて、その願いはどうなったのか。
人の生まれはそれぞれありますが、
人の可能性というものは無限にあるんじゃないかと思えてなりませんでした。
どんな生まれの人にも可能性はある。
少しずつ、絹川の影響を受けて変わっていく深見に、
人は変わっていくことができるんだと、前向きなメッセージを感じました。
彼は最終的にヤクザであった自分をどうしたか。
終わりは少しはっきりしないのですが、これはきっとハッピーエンドだろうと思います。
彼らにはきっと明るい未来が待っていると信じています。
ところでやっぱりあとがきが楽しい西田さん(笑)
花音さんで読者への漫画の見せ方(大ゴマを使う、変形ゴマを使う、ラブラブシーンを増やすなど)を習ったそうですが、確かに変形ゴマとかアップとか多かった気がする!
でも西田さんの四角いコマばっかりの漫画も味があると思いますwww
何回読み返しても泣きます。
途中、バッドエンドか…?と思ってしまう場面がいくつも出てきましたが、ハッピーエンドでした。
明確には描かれていないラストは、不意にやってくる以前の記憶や感情のせいで暴走したものの、ふと我にかえって唯一覚えていた彼のケーキ屋を訪れたか、以前の記憶を取り戻し入院中の記憶を忘れ戸惑いを抱えたまま、彼に会いに来たかのどちらかかな、と想像しています。
西田東さん作品、どれも大好きです。
いよいよ感動の最終巻です!
祐介に癒しを求める深見。
深見は有島に薬を打たれ強姦されたことから、ヤクが止められず、またセックスも男性に犯されないと満足できない身体になってしまっていたのです。
でも、祐介にそれを言えず・・・2巻で深見が言いだそうとしていたことはこのことだったのですね。
深見を救うのは自分しかいないと意を決して、深見とセックスする祐介。
それは彼には愛であっても、憎まれ口しか言えない深見には一体どうであったのだろう。
しかし、身体を張った祐介の行動で深見は立ち直るのです。
祐介が言おうとして「俺の願いはね・・・」一体その後に何が続くのか?
きっとそれは有島にぶつけた深見への想いだったのだと思う。
無体な事をした有島も、部下の工藤も、皆それぞれの形で深見を愛していたのだとわかる最終展開。
空港で工藤の叫ぶ
「どうかあの人に記憶を戻させないでください。俺の分の幸運も喜びも全部あの人に!」
涙がとまりませんでした。
深見と祐介に幸せあれ!
無償の愛と書くときれいごとのような気もしますが、本当の魂をゆさぶる心のぶつけあい、そして一途にその人を思う気持ち。
そんな全てが、この物語には凝縮されていると思います。
どんどん深見が壊れていきます。有島に薬を打たれて犯されたせいで薬とそして男の体も欲しがるようになってしまった深見。
絹川に求めるのはもうピアノではなく体です。こんなものはセックスではない、俺が望んでいたものじゃないと思いながらも、いつかきっと心の中に入っていけるのではと深見を抱く絹川。
一巻、そして二巻でも見せていた絹川の捨て身の、深見のためなら命も惜しくないというような行動がきっかけとなり、ここから息をつく暇もなく一気にクライマックスへ。
「願い叶えたまえ」
絹川が繰り返す悲鳴のような願い「あの人は幸せな人間になる!!幸せな人生を送る!!」
最初はこれがタイトルに繋がっているのかと思いました。もちろんこれも「願い」には入っていますが「願い叶えたまえ」は有島でもなく絹川のセリフでもないのです。
あの場面でのこのセリフときたらとにかく泣けます。絞り出すような心からの祈りに泣かない人はいないでしょう。深見の願い、絹川の願い、舎弟の願い、そして有島の願い。読み手もそれらがどうか「願い叶えたまえ」と祈らずにはいられません。
私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのが、こちらの作品です。
描写は確かにヘビーかつ、どシリアスでしたがそれを乗り越えて読んだ人しか得られない言い表せぬ感動を胸に残してくれる作品でした。
以前から読もうと思いつつも、ヘビーだという前評判に尻込みしてなかなか手にする勇気がありませんでしたが、読んで本当に良かったです。最後は涙、涙、でした。
読む機会を与えてくださり本当にありがとうございました。
最終巻。
どんどん壊れていく深見さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。
見てても痛いくらい。
あんなにきらっていた薬を飲み。
あんなに嫌悪していた男に抱かれにやってくる。
ピアノを教えるだけの存在だったものが、あえば体をつなぐ関係に。
それも、体だけの関係。自分をみてくれているわけではない。
目の前には復讐の文字しかなく。
自らの身体を削って。。。な姿が痛ましいのです。
身体を満足させたあと、どんなに身体がボロボロでもベッドからでて一人になる。そこがまたなんだかな気持ちに。
もちろんイイ意味で。
「願い叶えたまえ」タイトルの理由。
言葉の重さ。思わず号泣してしまう(ノД`)
記憶を失った深見。これからの人生。
これまでの記憶。
怒濤なまでに繰り広げられてきた後の平穏。
不安入り交じりつつではありますが、これはこれでハッピーエンド・・でいいのかなとおもました。
何気に工藤さん一番好きでした。
向き合っての甘いセックスがなかったのだけが心残りではありますが、きっとこれからかなと思って気持ちを静めたいと思います。
骨太ドラマなストーリーにぐいぐい惹きこまれ、ラストは号泣。そしてあとがきマンガで一気に涙がひきました(いい意味で)。有島社長の凄みにクラッときました。深見の幸せを願う人たちの想いに胸が熱くなります。深見は記憶を取り戻したんだと思いたい。どんなに壊れていて思い出したくないような過去も深見さんの一部だし…。それを背負ったうえで前に進んでいってほしい。表紙の深見には光が当たっているように見える。
最近西田ヒガシさんの作品にはまって色々買い漁っています。あの独特の絵と世界観が好き。ヤクザだけどどこか無垢で素朴な魅力があり、妙に色気もある深見は本人が希望してないのに男にモテてしまう体質。敵にも味方にも部下にも。結局最終的に彼の側にいられるのは一番ヘタレで弱いピアニスト絹川。
不幸な生い立ちの深見の幸せだけをただ願う絹川の切ない気持ちが本のタイトルだと思ってたけど、タイトルは他の登場人物の心の声でした。いい意味で裏切られました。泣ける。願い叶ったんだな。ちゃんと叶い続けるといいな。だってラストは怒涛の展開。あの緊迫感に深見死なないで!と当然読者も願い続けてしまいます。西田さんギャグとシリアスの匙加減が絶妙です。
西田さんの描くキャラクターは受け攻めどちらもどこから見ても間違いなく男で、身長も大体同じくらいですが、両方共に男特有の可愛らしさも持ち合わせていてそこがたまらない魅力なのです。
深見がどんどんおかしくなっていって。絹川に体を鎮めてもらい…。絹川もこんな形で本意ではないのに、それでも深見を求めてしまって。
絹川だけが信じた、深見は楽しく幸せに好きな音楽を聴いて生きていくんだ!グッと来ます。もう深見は正常な判断もつかなくなってきて。
そして空港で深見は…。絹川が止めようと相手の拳銃を弾がなくなるまで撃って。そしたら?!
意識が戻らない深見。やっと目覚めたら絹川がピアノを弾く人だという以外は何も覚えてなくて。
リハビリを頑張り絹川に光と名前をつけてもらって。
なぜかハサミを集め窓の外の飛行機を見つめてしまう深見。
最後の最後に、ああ!でも踏みとどまった?あのメロディを聴いて。
最後の2ページは深見は何を話したの?最後の2コマは希望?描写?
すごかったです。絹川の深見への愛情。諦めないふんばる行動力。絹川の想いは実ったのでしょうか?違う形でも。