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CJ Michalski 先生作品は
どの作品も面白くて、切なくて、泣けます!
今回は、切なくて泣ける作品!!
裏切りませんよぉ~(苦笑)
一度、読んで見て下さい!!
CJミチャルスキーさんのシリアス系なお話になります。
いつも一人だった高校生の翠は、雨の日に謎の外国人を拾います。放っておけずに家に連れ帰り、面倒をみるようになるのです。実は、未来から来たというリオ。1ヶ月後には未来に戻るリオ。おまけに、好きな人がいるリオに、翠は、恋をするのです。
大人の翠と子供の翠の、リオへの一途な恋心にキュンキュンします。結末は想像できるんだけど、それでも感動してしまいます。リオの過去は壮絶だったけど、それがなかったら翠とも出会わなかっただろうし、必要だったのかなと思えます。
雷の日に倒れている外国人を助ける。
その外国人は未来から来たとつげる。
外国人を助けたのは、高校生の男の子。幼少期に父が再婚をした
義母とはうまくいっていない。
父に褒められたくて勉強を一生懸命している。
友達もいない。
こうして文字にするととても
シリアスな環境の様ですが
イラストが明るいことと
主人公がしっかりと進んでいることでそのシリアスな面は薄まっています。
物語はどこに向かってるのかと思いましたが、以外な展開でした。
ページを何度か戻りながら
頭を整理して読み直したくらいです
萌えはしませんでしたが
面白かったです。
CJ Michalskiさんは、一周回って大好きになった漫画家さんです。
BL初心者だったころに読んだときは、ショタな雰囲気とか色々趣味じゃないなァと思ってしばらく避けてたんですが、立派な腐になってから久しぶりに読んでみたら、これが面白くてさ。
なんかもう可愛くて可愛くて癒されて、アホな部分も甘い部分もエッチな部分も、好きだわァと思いました。
こういうことって、たまにあるんですよね。
なんでかな、BLの世界観に対する理解が深まったことで、「そういうもの」として読めるようになったからかも。
もちろん「そういうもの」として読んだとしても、いつまでもニガテな作家さんもいるんですが。
この作品はいわゆるタイムトラベルものです。
主人公(受け)は、15年後の世界から来たという金髪美青年(攻め)と出会い、恋をする。
でも、一緒にいられるのは1ヶ月間だけ。別れのときが近づくにつれて切なさも増していく。
まぁ、読んでいくうちにシアワセな結末がくるのがわかるので(なにせ15年後の未来からだしね~誰でも予想はつくだろうと思いますが)、安心感はあります。
でも、やっぱり結末にはキュンとしました。
作中ではさらっとしか語られないんだけど、受けの凄まじいほどの一途な執念を想像すると萌えます。「頑張る受け」が大好きな私の萌えセンサーが反応しました。
攻めの少年時代の話も面白かったです。
義父に凌辱されてるとこ、じつはもうちょい見たかった…!鬼畜でスンマセン。
敏感で勘の働く人ならおそらく気づくんだと思いますが、私は鈍いので(笑)
CJ Michalskiさんの作品は、これ以外にもいくつか読みましたが、どうやら先生の作品の本番シーンがちょっと私の肌には合わないようで(汗)うっ…、てなるときも若干ありましたがそれを差し引いてもストーリー展開が良くて、お気に入りの作品です。
翠もリオも、孤独を感じていて、それが合致してお互いになくてはならない存在になっていく過程が良かったです。
同時収録の「恋が叶う前に」は、リオの幼少時代のお話。
施設で育ったリオは、自分のことを養子に迎え入れた養父に陵辱されて――というお話。
「いつか恋が叶うまで」では攻めのリオですが、このお話では受けです。
こういう場合ってリバって言うんですかね?でも相手が違うしなぁ。
このお話では、リオの生い立ち、抱えている影が描かれています。
私がいつも読んでいるものよりは、かなりレベルが高かった…
リオがかわいそうで、読み飛ばそうかとも思いましたが、きちんと読んでよかったです。
暗い部分があるから、明るい部分が際立って、お話がより味わい深くなるんだなーと感じました。