条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
koi ni kogareru kemonotachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
またもやボリュームのある一冊で、恋けもシリーズを堪能させて頂きました。
上巻の続きの方はやはりエンジュのキャラとロムレスの関係性が、今ひとつ好きになれませんでした。
ただ今回はその復讐の魔の手が偶然的にガルリスを巻き込むのですが、そこでガルリスのスイを思う気持ちの強さを知る事が出来たのが良かったです。何気にガレスが加勢してたのが嬉しかったです。
そして何と言っても殆どのページがガレスの半生を書いた番外編でした。
キャタルトンの不良騎士にどうしてなったのかとか、カナン王とエルネストとどう繋がってるのかとか、彼等を本当はどう思っているのかが分かってスッキリしました。
それからガレスの育ての親がとても魅力的な人物で、彼の最後には思わず泣いていました。
ガレスの顔の大きな傷の秘密も分かります。
革命後のガレスの仕事と、それによって助けられたヒト族の少年ユアンをガレスが引き取って育てる話がとても面白かったです。
あのガレスが子育てなんてと思いましたが、そこはやはりガレスらしいところもあったり、幼いユアンを抱っこして絵本を読む微笑ましいガレスもありだと思いました。
ユアンの一途さにガレスが最後には覚悟を決めるところが最高にカッコいいですよ。