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kinou nani tabeta
新刊発売してる事に気づかず、昨日急いで本屋に走った。なんてこった。しかし8月発売でも余裕で買える一般誌大ヒット作。BLレーベルとは違うな、と有難いけどちょっと複雑な気持ち。でもすぐ買えて良かった!
今回も素敵な人情話がたくさん。でも他のキャラ主役のお話が少なく私の目には2人の恋愛成分多目の巻に思えて大満足でした。異性カップルでも(子供の有無に関わらず)ここまで愛情深く相性良く関係を持続させるのは難しい。シロさん達も同棲を始めたのはアラフォーになってからだったし一緒に暮らすというのは楽しいだけでなく大変なこと。愛情だけでなくお互いへのリスペクトや思いやりがないと難しいよな…なんて考えてしまいました。
ちょっと内容ネタバレ触れますと最初の話はケンジからシロさんへの愛情深い話。シロさんの両親がホームに入り、息子として手続きなど頑張ってるのにいつまでも親に対してゲイである引け目が消えないシロさん。押しつけがましくなく「シロさんは大変立派な息子です」と伝えるケンジに感謝。ほんと私も立派だと思うよ。
1番好きだったのはケンジが佳代子さんの家で1人でご馳走になった時、シロさんの溢れんばかりの愛情を第三者から教えられたお話。佳代子さん夫妻も素敵なご夫婦。ケンジビジョンのシロさんが美しくてさすが彼氏目線と思ったのですが、何だか走馬灯のようで少し泣けた。この漫画も最終回へと近づいてきているのを感じて。
そして次巻予告のセリフが衝撃的でした。明るい調子で「…この先俺が死んだ後の話なんだけどさ」と切り出すシロさん。多分仮定の話だと思うけどこういう話題からも逃げずにちゃんと話し合う所がこのカップルのいい所だよなあと思います。
史朗の男前さやケンジへの愛情がたっぷり詰まっていた巻でした。普段ケンジの方が愛情表現が分かりやすいからこそ、ふとした時に史朗の愛が垣間見えるとケンジ同様テンションが上がってきゅんとします。女性客との食事に妬くのではなく、乗り気でないケンジの心情を理解したり、そんな食事の帰りが遅い時は本人の意思に反して帰れなくなっているのではと気を回したり、本当にかっこいい彼氏だなぁと。佳代子さんとの買い物や料理でも、ケンジが好きか、気に入るか、と自然とケンジ中心に考えている史朗の愛、とっても素敵です。
17巻。
第一印象で、女性中心の巻?と思った。
ケンジが色ボケの女性常連客から迫られたり。
いきなり挨拶されて焦った美人がアノ無愛想スーパー店員だったり。
ケンジとのデートで映画を見に行って、新たに推し女優ができたり。
お仕事ではハニートラップ案件。
タブチくんの彼女のエピソード。
そんな中で、佳代子さんちにお呼ばれしたケンジが、佳代子さんから史朗の買い物風景を聞く♯135がいいですね!
佳代子さんがケンジの好き嫌いまで把握しちゃってるのは、史朗が買い物中にこれはケンジが好きだから、とか何かとケンジがケンジが、って言ってるから。
それ無意識で言ってる所とか。なんか……愛だよね。