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akutou no romance
溺愛攻めの鑑のような男が主人公でしたので、思っていたよりずーっと甘かった。
好きだわー、この攻め♡
シリアスからイチャ甘への転調も無理がなく、ハラハラさせる場面や切なくなる心理描写も巧みに散りばめられていて、グイっと引き込まれました。
ある事をきっかけに実家を飛び出した真那也と、義兄の友人・久世との再会をきっかけに始まるラブストーリー。
心に闇を抱える2人が、本当の自分を取り戻していくお話でもあります。
真那也が実家で義兄から受けていた屈辱的な行為……
暴力ですよ、これは!
この暴力に耐えかねた真那也は家を出て、兄から隠れるようにひっそり暮らしてきました。
兄に対する憤りを拗らせた真那也が切ないのですが、その気持ちは痛いほど分かる。
兄からの行為に意味を持たせたい気持ち、分かる。
まだ、兄の気持ちが真那也に対する恋心だった方が納得できたと思うから。
そんな鬱々とした真那也に、ゲスな理由で近付く久世。
この久世が、実はトンデモなく素敵な男でした〜
愛する人を失った久世は、今でもその相手に自分の全てを捧げています。
一途でめちゃくちゃカッコいい〜♡
久世が真那也に近付いた理由が泣けるんです。
傷付いた姫を守り抜く騎士って感じで、すごく良かった!
強引に始まった久世との同居も、ニンマリするエピソードだらけで萌えまくり^^
最初に抱いた印象と180度変わっていく2人が可愛くて、こっちが素ね!って感じでニヤニヤしまくりました。
義兄との対峙に続きもうひと騒動ありますが、この事件が2人の関係を進展させるので、災い転じて……って感じです。
すれ違ってるな〜と、焦ったく思いながら読んでいたので、後半の激甘展開も大歓迎!
正直読めてしまう部分も多々あったのですが、私の読みを上回るほど久世の愛が深かったのが、嬉しい誤算でした。
愛にあふれたHも、過去から現在への久世の愛情の変容がみて取れてキュンとした♡
久世目線の書き下ろしも甘々で、久世の独占欲が炸裂していて可愛かった〜
須坂先生のイラストも素敵で大満足!
久世は最高にカッコよくて、真那也は美しかった。眼福♡
今回は義兄の友人で不動産会社の専務と
義兄との関係で家を出たアルバイトのお話です。
義兄から逃げていた受様が攻様との再会で過去を断ち切るまでと
攻様が受様を愛でまくる続編を収録。
受様は母の再婚により、
酒造会社の社長である父と6つ上の兄ができます。
義父は受様をとても可愛がってくれましたが
両親が不慮の事故で亡くなった高校時代から
受様にとって家は地獄になります。
受様は高校の卒業式の翌日に家を出て以来4年間、
住居を転々としながら飲食店の住込バイトで
ひっそりと隠れるように暮らしてきます。
今は中華街の中華料理店で働いていますが
受様を毛嫌いする中国人オーナーの1人息子から
しょっちゅう嫌がらせを受けていました。
今日も料理を運ぼうとしたところで背中を押され
器を取り落とすしてコック長に怒鳴られ、
水のピッチャーを持った受様にすれ違い様に
足をかけて無様に転ばされかけるのですが
背の高い男性客に抱き止められて事なきを得ます。
この男性客こそが今回の攻様になります♪
仕立ての良いダークカラースーツを着た攻様は
鋭い照りを放つ刃のような瞳で受様はみつめ
彼が昼に生きる男ではないと直感します。
なのに攻様はオーナーの息子をねめつけて
低く凄みのある声で今足を引っかけた事だけでなく、
先ほど突き飛ばした事をも問い質しさえするのです。
受様は攻様との言動に胸のすく思いをし、
見知らぬ人でも見守られていた事を喜ぶのですが、
なぜか翌日受様は攻様に呼びだされました。
訝しむ受様でしたが
攻様が義兄の高校時代の友人であり
受様にも屈託なく笑いかけてくれた人だったと知り
偶然の再会を喜びます。
しかし、
攻様が受様に声を掛けたのは偶然ではなく
ある取引を持ち掛けるためだったのです。
攻様は地上げ屋あがりのリゾート会社の専務取締役で
義兄が継承した広大な土地を狙っていたのです!!
攻様は2年前に高校の同窓会で帰った地元で
受様と義兄の間に肉体関係があったと言う噂を聞いて
義兄に詰め寄ってその証言を録音しており
それを土地の譲渡交渉に使おうとしていたのです!!
しかも受様を追い詰めるため
バイト先の中華料理店に暴力団幹部を名乗る男を行かせ
揉め事を嫌ったオーナーは受様を即日解雇するのですよ。
攻様に住処も仕事も奪われた受様には
クズで卑怯な攻様の手を取るしかない術はないのか!?
雑誌掲載作のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で、
義兄から逃げ続ける受様と義兄の友人だった攻様の
再会から始まる再生の物語になります♪
両親を失った受様にとって義兄は親代わりでさえあり
高校生の受様には誰にも相談すらできず
自分を犯す義兄から逃れる事しかできませんでした。
高校時代の攻様は成績もよくスポーツもできたけれど
くそマジメと言うほどではなく少々の悪さならともにする
受様の義兄と気が合っていて家を行き来するほどの
友人付合いをしていました。
攻様の会社のメイン事業はリゾート開発と都市部の再開発で
国内だけではなく近隣国の事業も手掛ける会社ですが
暴力団との繋がりや強引な手段を使うとの黒い噂もあり
受様は昔とは違い過ぎる攻様が信用できません。
しかし、逃げ出さないようにと攻様宅に囲われ
否が応でも攻様の手の中で暮らすしかなくなった受様は
攻様がどんな男なのかを知っていく事になります。
受様は義兄と言う存在に明るかった未来を閉ざされましたが
実は攻様も鬼畜な友人よって大切なものを失っています。
それが攻様が友人兄弟に仕掛けた取引の真の目的なのですが
読者的には受様の戸惑いとぐるぐるとともに
攻様の言動に見え隠れする真の目的を探りながら
2人の恋に決着がつくまでハラハラ&ドキドキ、
楽しく読ませて頂きました o(^-^)o
最初、タイトルイメージと帯のキャッチャーが
かなりかけ離れている感じがしたのですが
読み終えてみると
タイトルに秘められた想いと帯の台詞は見事にマッチ、
受様だけでなく攻様の未来をも明るくする結末が
すごく良いなと思いました。
須坂先生のイラストも各シーンにベストマッチで
とても素敵でした♡
作者様の作品はお見かけしたことはあるけれど、初めてちゃんと読む。
タイトルの「悪党」の響きにどーしようもなく惹き付けられてしまい購入。
受けが訳アリ幸薄故の気弱タイプ思いきや猫かぶりで、攻めに食ってかかるところは少し意外だった。
攻めもかなり理不尽なことをしているので受けに文句を言われて当然なのだけど(笑)
私の好みは幸薄の受けだけど、啖呵を切ったりするぐらい強い部分がないと展開を切り開いていけないのかな、とも思うのでこれはこれでOK。
でもそのくせ、しおらしい態度になったりと感情の振れ幅が結構あるのだが、そこが訳アリ要素でその部分を荒療治として攻めが隙を突いて責めて来るのがBLの醍醐味。
しかもこの荒療治も蕩けるように優しく抱いてくれる攻め。彼は執着攻めではなく一途攻め。(ココ大事)
指輪をしていて一途に過去の人を大切に思っている。
その過去を受けは少しずつ知っていき、攻めの人となりも知っていき徐々に打ち解けて…
逃げ続けていた義兄との対面までの流れが本当に凄く良かった!!
受けにストーキング不審人物がいる疑惑で一緒に住むんだけど、そのカラクリと義兄と対面した時の攻めの容赦い罵倒とアツイ台詞が本当に良くて。ココが最高潮!
タイトルを回収してくれているようで本当に熱いシーンに受けと共に涙した。
ストーキングのカラクリ付近からは受けも恋愛に興味を持ったり、恋人のフリをするシーンもあるので、その間のモダモダも意図せずとも恋愛の駆け引きぽくなっていて楽しめた。
その後の危機的シーンはこうだったらいいな、と思った展開ではなかったので肩透かしだったかな。
それは義兄が糞で屑なので受けが乗り越えて攻めが罵倒するだけじゃとても贖いになりはしない、と思っていたので『危機』を義兄が発端にしてくれれば事が明るみに出た時に義兄を社会的に抹殺することが出来るよな!って。
攻めは社会的地位もあるので確実にニュースになったはずだし!
読んでいる最中感情的になっていたのでより、諸悪の根源のざまァ展開を経て欲しかったし、善と悪の対比を見たかったので惜しい気がしたけれど、2人の明るい未来のために禍根を残さないこの展開はそれはそれで良かったのかもしれない。
もう最高潮のシーンで分かってはいたけれど答え合わせのラストも甘くて…攻めの一途さを感じられた。
受けと攻めの過去、人生に暗い影を落としてきた件が片付いた2人は本当の自分を取り戻して光に向かって進んでいくのがわかって良かった。
最後甘〜い攻め視点も入れてくださって本当にありがとうございます♡
初めて読むのになぜか懐かしい。
新作なのに、実家の本棚から引っ張り出してきたような、いにしえ感。
それもそのはず。
サイトに上げていた作品と聞いて納得です。
多少の味付けはありながらも、奇をてらった展開や設定はなく、ダーク系スパダリ攻×不憫受、純愛溺愛すれ違いモノど真ん中。ちらちら漂うバブリー感。
シリアスとロマンスの配合は王道比率で、万人受けしそうなマイルドさ。
悪役の兄が最初から最後まで完全ドクズなところにベタ展開の古風さを感じます。
文章はちょっと説明しすぎかな?という所もありますが、基本平易でストレスなく読み進められます。
一言でいえば2000年代のあの感じです。
でもまあ、時代は令和。
流行りも型も少しずつ変わってきていますからね。
実力派作家さんたちが切り開いたBL小説の新境地の数々も知ってしまっていますからね。
物足りない、なんか陳腐、時代遅れと感じてしまう人も中にはいるかもしれません。
もうちょっとこうだったらいいのに…っていう部分はもちろんあります。
それでも、どこか安心感があるんですよね。
学生時代に流行った音楽を聴いて良し悪し関係なくほっこりするようなあの感覚。
同じモノを見て、同じモノを食べて育ってきた感じが伝わるあの感覚。
こういうベタなドキドキ感が楽しくて学生時代BLにハマってったなあと、振り返らせてくれるそんな時間。
新しいものに出会う感動も良いですが、たまには懐かしさに浸るのも悪くないですね。
三度の飯より古風なベタが好き!な方はもちろん、ちょっとBL小説にブランクのある方の肩慣らしとしてもおススメできる一冊です。
始まりはすごーく良かった。描写から窺える世界観から、スケールの大きな話に思えて期待が高まる。
受けの境遇もどうしようもない背景が明かされていき、追い詰められていく展開にはらはらする。攻めは挿絵が素晴らしくカッコよかった!特に初登場シーンの構図が良く、これだけで魅力的な人物に思えて読み進めることができる。須坂先生の黒髪攻め絵は最高。
と、なかなかシリアスで面白そうな導入から、トラウマ除去目的のエロシーン。……凡庸な文章で無駄に長いだけで退屈。目的が達成されたようにも見えないし、前向きな心理変化も見え難い。しかもこの流れで兄との違いを分からせるどころか「お前のためにやってる」という攻めのセリフはちょっと胸糞だった。
続いて舞台はパンケーキ屋というほのぼの世界へ。男とパンケーキの組み合わせで、BLでよく見るギャップ萌え演出。ついでに王道設定も多数組み込まれており、既視感いっぱいだった。
受けのバイトは傷付いた心を癒やすエピソードになるんだろうけど、愛されマスコット扱いはわざとらしく萎える。
クライマックスとなる受けの兄と攻めの対決シーンは、イマイチすっきりせず、物足りなさを感じた。ここまで引っ張ってきてこれで解決?
その直後に、インターバルなしでのぼせ上がる受けも気持ちの切り替えが早すぎて。今まで苦しんできた過程をいとも簡単に吹き飛ばし過ぎ。もう少しじっくり浸るとか、兄との件で心の決着を付ける描写があると、ずっこけることなく楽しめた。
ここさえちゃんと書き込まれていれば、評価は変わったんじゃないかと思う。受けに一気に冷めた瞬間だった。
その後の急展開も攻めに関する種明かしも、散々擦り倒されてきたものばかり。同じ展開でも面白い作品はいくつもあるのに、何が違うのかなあ。ただキャラの好感度が低い点は大きい。
環境が変わってからの受けは、落ち着きが無くアホの子になってしまったようで残念。一途な攻めは魅力的だが、古臭いトレンディー()感を醸し出していて、悪い意味でスタイリッシュな挿絵とのギャップがあった。
読んでいて、次の展開が気になる、続きを早く読みたい、っていうストーリーへの興味が生まれなかった。
全体に漂う古き良きBL感というか、何十年前の作品かな?と思わせる空気も苦手。
悪党のロマンス。
どんな内容なのかが気になるタイトルですよね。
センスが良くて好きでした。
タイトルは好きだったんですけど、辛めのレビューとなります。すみません。
中華街の飲食店で働きながら、義兄の影を恐れ、喧騒の中に潜むようにひっそりと生きている真那也の元に、義兄の友人である久世が現れる…
と、トラウマ持ちのワケありな受けと、その原因となった義兄と近しかった者との再会もの。
ほのかに香る古き良きBLの香りを感じつつ、これをどう味付けして展開させていくのかと楽しみにしていたんですよ。序盤は面白かったんです。
でも、読み進めれば読み進めるほど私には合いませんでした。登場人物の誰にも共感出来ず、萌えられず…しゅみじゃない寄りの中立評価です。
久世が甘党なところは可愛らしかったんですけど。
真那也という子は、なかなかに重たいトラウマを抱えていると思うんですよ。心の傷は深いものでしょう。
BL的な展開で言うのならば、これをどう乗り越えるのか?再会した久世との交流でどう変化していくのか?というところに焦点が当たるのではないかなと思います。そこを乗り越えての恋愛なんてたまらないじゃないですか。
ですが、全体を通して重たいトラウマ部分に関しての描き方と扱い方があまりにも軽い印象が残ります。ここはもっと丁寧に描いてほしかった。
久世による真那也への行いにも理解が出来ないどころか、お尻を引っ叩きたくなっちゃいました。何やってんだ…
荒療治という流れは王道といえば王道。他作品でも数多くありますが、それも段階を踏んでだとか、細かなエピソードが積み重なってからでこそですし…
この時点では攻めに魅力を感じる部分がなかったこともあり、そんな相手に真那也があっさりと気持ち良く抱かれてしまっていることにも疑問。
義兄とは違って優しく抱いているからなのでしょうけれど、これでは説得力がありません。
義兄との対決シーンを描くのであれば、序盤の荒療治は必要なかったのでは…?
もしくは、中盤以降に持って来た方が流れ的にも綺麗だったかも。
なんだろうな。展開だけで言えば王道なんです。
なのですが、義兄との対決後もあっさりしすぎていて、2人の恋心はあっという間に盛り上がり、階段飛ばしで進んでいくというのに、読み手の私は置いてけぼりになってしまって。
久世が真那也を溺愛しているのは分かる。しかしながら、そこに至るまでの過去のエピソードがぼんやりとしていて薄いです。
真那也視点な事もあるのでしょうけれど、ここが本当に惜しくて。学生時代にもっと深い関わり合いがあっただとか、真那也だけの特別な何かによって久世が惹かれた、そんな強いエピソードが欲しかった。
良かったところも書きたいのですが、うーん…なかなかハマりきれず。
久世が一途なところは良かっただけに、細部が惜しい。行動力はすごいと思います。
いやぁ、読んでいてどうした⁉︎と感じていたので、本作が作者の過去作だったと知りなぜかホッとしてしまいました。デビュー作、前作とクォリティーに差がありすぎて、同一人物が書いたものとは思えないほどだったからです、すみません。
友人の義理の弟を思う攻めの恋心を描いたお話で、BL的には古典的設定ともいえるのかもしれないけれど、わたしは大好物です。なんですけど、色々気になってしまってのめり込めませんでした。
受けがもともと明るい性格だったこと。その当時の受けと攻めの関わり。この二つに関する情報がわたしには不十分でした。受けがトラウマに苛まれている割には攻めと再会して惹かれていく過程がフワフワしていてよく掴めなかったし、一歩間違えたらゴーカンだし、受けがさらに傷を深める可能性もチラつきました。だけど受けは攻めを好きになるんですよね。腑に落ちないままなんとかBLセオリーを察して先を読み進めましたが…
攻めの一途さ、優しさには萌えました。…でも。受けの薄っぺらさが見えてくるにしたがってだんだん萎えちゃって、最後のプーケットのエピソードや「恋をもっと」の犬飼いたいエピソードは醒めた自分が若干引いていた記憶しかないです。
一方的に攻めに守られ、甘やかされて何もしない受けは好きじゃないのかもしれません。がんばっているのは料理くらい?自分で自分の食を賄うことって大事です。好きな人のために、苦手なお料理も頑張ってみました!っていう軽いノリが、それまでの極貧逃亡生活は一体なんだったのかと…。
うーん、自分がBLに求めているのはこういったラブじゃないんだな、とあらためて思いました。
須坂先生にハマったのをきっかけに勢いで小説にも挑戦したんですが、なんか読んでごめんなさいの気持ち…。ツッコミ役となだめ役で自分を二人に分けないと読み進められませんでしたw
最初の方は攻めがめちゃくちゃかっこよさげで、テンション上がってうきうき読んでたんです。でもちょっとずつ受けの言動にひっかるようになってきちゃって。
で、決定的にダメになったのは仕事をえり好みしてるとこ!かなり最初の方なんですけどw行くあてもなく超必死な状況のはずなのに、あの仕事は自分に不向きだの気が進まないだの…そんな理由ではじいて仕事が無いとか嘆くか!?野宿は嫌だのホテル用意しろだの、もうブチ切れそうになりましたよ!まあまあ、金持ちのボンだから甘ちゃんなのも仕方ないよ、ともう一人の自分になだめられて次いきましたけど。でもこの受けはずっとそんな感じ。
攻めへの態度とか気持ちにもさっぱり寄り添えず、何コイツ!?って思いたいところがいっぱいで、まあまあ、過去に酷いことされた経験があるから大目に見てあげて、ってなだめるもう一人の自分が必要になります。
受けにとってそれだけ辛い記憶なんだね、ってことが全然伝わってこないので(大事なそこの描写が軽いと思う…)、自分で解釈付けてってる感じです。
それで頭の中で揉めながら読んでいって、諸悪の根源を追い詰める攻め様の見せ場。うむ…こっから先ずっとストリングスサウンドが聞こえてましたw描写がとてもクサイのですよ…。
んで、ツッコミ役もなだめ役も疲れきった状態でやっと半分か~と思ってたらアレアレ…?受けさん、もう色ボケモード!?変わり身早すぎじゃない?なだめ役の苦労とは一体何だったのか。ここで二人の自分は頭パッカーンしちゃいまして。めでたく一緒にブチ切れました。
単視点小説って視点主が合わないと、とことん辛い作業になっちゃいますね。2020年末刊でこの主人公は…世の中舐めてんの!?ってすんげー言いたくなる…。
景気が良いときに読むと…もしかしたら…楽しめたかもしれません…。
挿絵はサイコー素敵で眼福でした!しゅみじゃないゴメン!