条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
yami no kodou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『幻惑の鼓動』の歴史に刻まれる巻です!
一臣と晃一がついに…なんです。
結界絡みでは、塔谷に抑えつけられ身動きが取れない蓮が、神生家後見人・岡島に憑りつき、葉月の額にある霊玉(神霊タルパ)を取り戻そうとする。葉月は圧倒的な力で抑えつけられ、霊玉をもぎ取られそうなところを一臣と晃一に救われる。
葉月は蓮の贄となった後、神霊タルパを取り込んで黄泉がえりしてきたのですが、その理由や過程は描かれてないので、蓮が取り戻したいと願う大事な力がなぜ贄の葉月に?って謎は謎のままです…
神生先代から仕えている岡島は、晃一を大人にしたような黒髪・メガネ・スーツの美人で、個人的に好きなキャラです。
そして14巻、いえ『幻惑の鼓動』最大の見所!
12巻で一臣が想いを吐き出し、13巻で想いが通じ合った二人。でも晃一の前世”羅鬼”は博愛の人で、現世の晃一も家族を大事にして、葉月も見捨てない。一臣は信頼されている自信はあっても晃一から愛されているか不安で、晃一の全てを自分のものにしたいのに、レイプした彰や精気を貪る葉月のようになるのも、晃一からの拒絶も怖くて先に進めない…
恒例の葉月による晃一の精気喰らい、ナイト面した一臣が気に入らない葉月は、一臣の欲望と怖れを指摘すると、一臣は力を暴走させ、部屋を破壊してしまう…
その一部始終を聞いていた晃一。
そしてギリギリのところで耐えている一臣に、晃一は「俺としたいか?」と…
(そんなの!したくてしたくてたまらないに決まってるでしょー!)
そこで一臣は自分の気持ちをさらけ出し、晃一は守ってくれるのが当然の強い一臣が自分のことで取り乱していることに驚き、一臣に全てを捧げる覚悟を決める。
「ベッドにいこう…」と誘うのは晃一。
前世の記憶が鮮明な一臣にとって、千年前は見つめることしかできなかった人、その人が消える時は何もできず、再会して今度こそ隣に並び立てるようになりたいと願ってきた人、その晃一が腕の中にいて全てをくれると言われたら…
晃一にとっても、彰にレイプされたトラウマを乗り越えて、一臣を受け入れるんです。
もういろんな想いや出来事があっての、感極まるシーン!
禾田先生の美しい絵で実際に見てください。
14巻分追い続けてきた時も、既刊27巻まで読んだ今でも一番印象に残っています。
壮大なミステリックホラー物語の14巻です。謎解きだけではなく、晃一の恋愛も絡まってきて、やっとBLっぽくなってきた感じです。
今回は、戒縛に苛立つ蓮が騒動を起こします。戒縛を解こうと、岡島に憑依して、葉月の額の忌石を狙うのです。
間一髪のところで無事だったんだけど、蓮に逆らえなかった自分に苛立つ葉月。強くなろうと決意します。
そんなことがあった後は、葉月の、晃一の気を食べるのも半端なくて。毎回塔谷は、晃一の身体も心配だけど、二人の関係に嫉妬します。
身も心も奪いたい塔谷は、最後まで関係を持ちたいけど、昔の事件で傷ついている晃一に迫ることができなくて…。
塔谷の気持ちが分かるから、晃一からキッカケを作ったのに驚きます。
でも、やっとやっと、二人が本当の意味で結ばれた時には、感動してキュンキュンします。エッチに怯える晃一を、優しく包むように愛する塔谷が印象的です。ただ、本当に晃一を手に入れたのかと、不安になる塔谷が心配です。