電子単行本特典付き
ogikun no natsuyasumi
電子書籍限定ですが、単行本が発売になりました!
シーモアでは既に販売中で限定おまけ漫画もつきますよ。
◾︎田子真也(16歳)×小木春叶(18歳)
大好きな、こいかわ先生の新刊!既刊の「オレ、その顔嫌いです」も大好きでした。連載中、単話配信中も気になって気になって…単話を買った方が応援になると分かりつつ、まとめて読めて嬉しいです。そして2巻に続く長期連載となったことも嬉しい!
田子くんは全盲の高校生で、ただ今のところそう言ったところを殊更に悲劇的に取り上げた作品ではありません。もちろん、彼の思うところを描くシーンはありますが、そこ一辺倒ではない。彼が小木くんと夏休みの毎日を充実させている描写がたっぷり!
初見では田子くんにどうしても注目しがちですが、特にこの1巻の後半からラストにかけて、小木くんの存在感がいやましていきます。彼の抱えている不安定な部分を、田子くんの兄が指摘して次巻につづく!うーん続きが待ち遠しいです。
特に好きなのが花火のシーンでした。
「特別ドキドキはしない」と思っている田子くんと、明らかに緊張している小木くん。手のひらで手持ち花火の熱を感じている田子くんと、打ち上げ花火の光を顔に浴びる小木くん…無性に寂しさが襲ってきてポロッと泣きました。
彼らは2巻でどう変化していくのでしょう。たくさんの人に読んで欲しい作品です。
何と言ったらいいんでしょう、凄い漫画に出会いました。萌2という評価はなんだか相応しくない気もしますが、ひとまずこれで...
全盲の男子高校生ってすごく繊細なキャラクター設定だと思うのですが、当人の田子くんがあっけらかんとした性格で、読んでいてどこか救われる気持ちがします。(自分勝手な感想ですみません)
読み始めるまでは田子くんの障碍についてのお話かな?と思っていたのですが、それだけではなく...
小木くんが自身の性的指向に悩んだり、ジェンダー規範に苦しんだり...周囲の人達の反応も含めて、田子くんと小木くん2人の関係の変化が丁寧に表現されていて、ぐっと引き込まれます。
2人はどうなるんでしょうか タイトルが“なつやすみ”なのもソワソワします...続きが読みたい...
試し読みで気になっていて、電子限定ではありますがコミックになってたので購入。
盲目の高校生・田子に一目惚れした大学生の小木の出会いから、ひょんな事から夏休みの間とりあえず付き合ってみることに…というお話です。
見えないから距離が近くなり、スキンシップ多めだし、一緒に歩く時も小木くんと腕を組むのいいよな〜、イチャラブだなコレはとか思ってたんですが結構考えさせられる内容でもあります。
小木くんのジェンダー的な問題と、田子くんのハンディキャップが相まると少し周りからの誤解が生まれ、2人は会いたいから会って遊びたいから遊んでるだけだけど、そう思われない。
確かに2人が散歩とかしてたら、ボランティアの人かな?くらいは思っちゃうかも知れん…。
田子くんのマイペースな性格から、全然重い感じにはならないのがありがたい。
田子くん側としては付き合うこともなんとなく始めたことで、まだ小木の事も良くわかってなくて、とりあえずHなことはできそうだねって感じなんですけどこれからきっと恋になるんだろうと思うので、ワクワク半分、心配も半分です。