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akuratsu tandeki education
組長の襲撃に失敗した後、とある目的を果たすため組長の息子の世話係をするアラタ(受け)と、アラタにより性癖を曲げられる組長の息子の律基(攻め)の、闇の中で二人の想いが交差する極道主従ラブストーリー。
エンディングに触れるネタバレ込みで感想を書きますね。
参考までに書くと…まず前提としてカチcomiレーベルでアウトローなヤクザな世界のお話なので、バリバリの殺人、暴力などのバイオレンス表現ありきです。そして、無垢な小学生にフェラして精通させて快楽調教しちゃったり、ニップルピアスを開けさせたり、受けが他の男とあえて寝たりしています。
こちらの作品、恐らく、商業BLでは数えるほどしかない「悪堕ちモノ」と言えるかと思うのですが、とにかく、「堕ち」の描写がじっくりしててすごい。かなりの背徳感だと思います。まさか、アソコのシルエットで少年~青年への体の成長を表現するなんて、ね。びっくりです。そして、「暴力は怖い」と言っていた律基を、暴力の快楽を理解(わからせ)てゴリゴリの立派なヤクザにまで堕とす(英才教育する)過程が、本気でゾクゾクしました。
そしてストーリーが面白いんです。薄暗いスタートですが、次にほのぼのとした空気が流れ、またじわじわと闇が忍び寄る…と言った光と闇のタイミングが絶妙で、ページをめくる手が止まらなくなりました。初見時の読了後の感想は「え…すごくイイ話だったなぁ……!」でした。読後感スッキリだったんです。まさか、この表紙の雰囲気で、このあらすじで、途中までの話の展開で、まさか、こんな感想が出てくるなんて思いませんでした。
私的には、性癖で刺さりストーリーでも魅せられた、美味しい所がいっぱいの私向けの作品でした!
血生臭く複雑な人間関係にエロスがドロドロな中で幼き子の中にある狂気を少しずつ引き摺り出し狂人へと育てるストーリーとキャラクターの表情に背中や腹の奥がゾクゾクして堪らなくなる。
アラタは銘厳会会長の命を取りに行き逆に捉えられ命からがらのところを息子の律基に助けられてペットとして生かされる。アラタのこの行動は、自分の命を賭けた一か八かなのかそれとも、、、と先を読み進めるうちに思ってしまう。
幼い律基を慈しみてなづけ、そして狂気の片鱗を見逃さず、狂人への階段を自ら知らず知らずに登らせ育て上げる。時には性的にそして自分の身体を使って。
アラタの本当の目的は、、、
それを知った時の律基は、、、
愛と狂気とエロスに彩られたふたりの行く先は。
ストーリーがしっかり創り込まれていて、その上で2人の心情が絡み合う。
単話買いしていたので、最初から最後迄次を楽しみにし続けて読めた作品でした。
内容は既に詳しく書いて下さっていらっしゃる方も多いので私的おススメPOINTを書かせて下さい♪
先ず、攻めの成長具合をじっくり楽しめる!!
これ、攻めがおショタ時代もチラっと出て来るので
正しく「悪辣に耽溺させられていく様」を追っていけるんです。
これを、教育(エデュケーション)と称してしまう所に
私はゾクっとさせられちゃう(≧▽≦)
2人だけのインモラルな世界観とかが好物なんでこの設定がとても美味しい♡
そして、受け!
攻めを自分の手で教育していく腹黒さや緻密さがある、なかなかの策士!
もちろんそうせざるを得ない理由っていうのもちゃんとあるから
その辺にも魅力を感じるんだけど。
まぁ「策士策に溺れる」ってヤツだよね!
抗えなくなっていく位に育った攻めの掌で
気付かぬ内に踊らされてるってのも幸せだよねー♡
そして復讐劇としてのストーリー!
この辺は緻密に練られてるって訳ではないけど、
勧善懲悪仕立てとしては十分!
しかも復讐の仕方が思いっ切りが良過ぎてこれぞ「漫画の世界」!!
エゲツナイ…!!
攻めが受けを「自身のモノ」と執着した結果、結構ピアッシングとかさせる
調教モノとしてのエッセンスも若干出てくるのも好き。
しかも最初の乳首ピアスのシーンは受けから攻めに促すのも、
攻めの嗜虐性を刺激していてゾクゾクしたなー♪
ただ、この辺の痛いシーンや攻め以外との絡みや激しめ暴力、メインCPとは無関係だけど女性との絡み描写など、気になる方は要注意です。
私的、隠れた名作♡
ただ・・・ヤクザ設定なのに背中の彫り物がトライバルってのが残念ダナ…
タイトルがズバリ過ぎて、素晴らしいなと思います。
まさに、純情少年が快楽と嗜虐に溺れるよう教育されていく姿を描いた作品。
カチCOMI連載作品だけあって、かなりハードでアウトローな世界観を大胆に表現しています。
ヤクザの息子である気弱な少年・律基に与えられたのは、元鉄砲玉のアラタ。
忠実なアラタによって花開かれる律基の性。
アラタに執着していく律基と、思惑を隠して犬でいるアラタ。
禁断の個人授業のその先は、幸か不幸か…と、いうストーリー。
果たして、アラタの目的とはーー…?
ここが本作のキモになります。
アラタのバックグラウンドは、後半に目的を果たすための根拠として明かされます。闇の根が深い。
元は育ちも心根も悪くない男。
それなのに、目的のためにはここまで悪に染まれるのかと、恐ろしくなりました。
律基の父親に寝取らせるところなんかも、ねぇ……
律基の快感と支配欲を呼び覚ますための手段も、そうきたか!という感じ。
エロいんですよ、とにかく。
そして、幼くて純情だった律基が堕ちていく姿には、複雑な気持ちになりました。
少年にHな事を教えていくという、背徳感ありありの行為にドキドキ;
気弱な少年から強い漢に変わっていく律基の成長ぶりは目を見張りますが、それでも性根は腐ってなかった。
優しくて愛情に満ちた律基のままでした。
全てお見通しの律基に痺れた!
はてさて、2人の愛の終着点はーー…?
ハードなプレイ、拷問、NTR、殺人……と、過激な描写も多く、読む人を選ぶかもしれません。
だけど、コミカルで温かい場面もあって、緩急をつけた読み応えのある作品だったと思います。
誰が味方で誰が敵なのか……
この辺りにも注目して楽しんで欲しいです!
悪辣と耽溺がどう絡むのか?と思いますが、ちゃんと絡んでました。
復讐のためにヤ○ザの頭を暗殺しようとする青年、アラタ。しかしとらえられ、慰み者になっていたところを、頭の息子、律基になつかれ世話係となります。
家の割に純朴で気弱な律基。アラタに懐き、成人すると愛するようになる。
しかしアラタには密かなたくらみが。。
無償の愛をそそぐ律基と、ただひたすらに復讐に生きるアラタ。
しかし、愛されなかった律基には愛情を注ぎ執着する相手が必要だったのかもしれません。
頭の秘書役の方がいい味。ひかえめだが抜け目なくそれなりの人物のようです。