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遊び人の年上男子×真面目なツンデレ男子のドキドキ片想いラブストーリー♡
mahoroba eden
ほのぼのファンタジーです。
前作の「あわいろ絵巻」に出ていた一徹がメインということで、購入しました。
前作では、生きる力が強めで、自然に自分のペースに持っていくのが上手い感じでした。また、問題解決のために主人公に問いつめるシーンが、普段のほんわかウェイウェイした感じとの差にギャップ萌えしたので、気になっていました。
今作では、上記の部分を保ちつつ、破戒僧ぶりが追加されていました。
主に、ぐうたら具合と信心深くないところです。
大和くんは一徹を寺の集会に参加するよう催促しに訪れ、一徹はまだやることが…と言って出発を1日延ばしてもらうのですが、実はその理由が地酒を飲んでおきたいがためで、二日酔いでさらに1日延ばすことになります。
ようやく出発となりましたが、一徹が動物を見つけてスキンシップしている間に、乗る予定の川舟に乗り遅れ、5日間舟を待つことに……と振り回されます。
また、川の向こう側を見渡すのに、岸のお地蔵さんの頭上に乗っかり、大和に注意されると、「やべ」と降ります笑
地蔵の頭をペチペチとたたきながら「大丈夫だよ お地蔵さんはこのくらいで怒ったりしないから!」と笑
そういうことなどから、大和は一徹の僧侶としての再教育を決意します。
「あ〜」と坐禅や読経や写経などの修行を普段していない風です。とくに、読経は「にゃんぜんおんみょんぶつ…なむあむもん」と、ひどいですね笑(たまに現実世界でも適当に読経しているお坊さん見かけますが)
「うぇっ しんど…」と経机にある経典の上に突っ伏したり、夜、隙を見て寝所でお酒を飲んだり…(きゅぽん ぐびぐび に思わず笑えます。)
しまいには、修行に耐えかねて脱走したので、大和が逃げないようにと縄を腕も巻き込んで胴をぐるっと縛っちゃいます笑
でも、一徹はあんまり修行していなくても、法力は使えることができて、幽霊を弱体化させたり、錫杖を光らせて明かりとすることができたりと、力があります。
大和自身はマジメに修行する身ですが、まだ法力は得られておらず、一徹が法力を持っている=悟りを開いていることを知り、修行修行の再教育の考えを改めます。
大和は元々神主の長男として、子どもの頃からみっちり教育を受け、頑張っていましたが、いざ神託で選ばれたのはあまり神主の教育をマジメに受けていなかった弟。
親の期待を裏切ったこと、今までの遊びたい気持ちを我慢して勉強していたこと、弟を恨んだことなどが重なり、家を出ていたのでした。気持ちわかりますー。
後半、1人抱えていたそれらを一徹に伝えることができるようになります。
一方、一徹は自由を愛する男がゆえ、周りから信用されない、1人でいることを気にしていましたが、それでも自分を信じてくれる、慕ってくれる大和に好意を持つようになります。「へえ そう? フーン へえ…」と照れる姿がかわいかった。
最終話の最後のシーンで、大和を待つ一徹の姿を、見開き2ページ使って吹き出しなしの絵だけで語らせていて、印象的でした。自分と旅をする気がないのだと腰を上げるも、集合場所のところを何度も振り返ってしまうところが、かわいかった。その後会えて、単純にお互いが思う集合場所が違っていただけで、よかったです。
あと、情事の際の大和の「んっ」がすごいかわいいです。
一徹追いの私としては満足の作品でした。着実に茶目っ気あるイケオジへの道を進みそうで期待大です。
あと、3話登場の警察的な長官、苦労人の怖いおじさんがBL的なことになったら良いなと思いました笑
前作のあわいろ絵巻もピュアな感じで良かったですが、今回も徐々にお互いを思い合って行く感じが良き!
攻めと受けの「好き」がちょっとすれ違って「あれ?俺のこと好きなんだよね…?」って攻めがなっちゃう所もまたいいです。
飄々としてて誰にも深入りしない攻めが、受には執着しちゃうのとかめっちゃキュンでした(*´∀`*)
もちろん、受けは初めて好きになった相手が攻めなので最高に純愛でした。
あわいろ絵巻のスピンオフになりますが、個人的にはこちらのカップル推しです。今まで、受け側の片想いというのをあまり読んだことがなく(攻めも初めから受けに好意を寄せてるものが多いかと…)、新鮮でキュンとなりました(表紙の大和くんの見つめる表情にもキュン…)。しかも最終話まで受け側的には片想いのままで終わるという…。正確には両想いですがすれ違いです。特別編でも、傍にいられるだけでいいじゃないかと思ってて、健気すぎる。
最後の最後でやっと結ばれますが、もう少しその先が読みたかったです。
これまでためてた想いが報われた瞬間、また結ばれたときの心情をもっと描いてほしかったな…なんて妄想がふくらみます…。
あらすじは抜粋させて頂きますm(*_ _)m
えろが基本的に好きな私ですが、ストーリーがしっかりしていてえっちぃシーンが無くても楽しめました。
手に取ったきっかけは大和の性格とキャラデザが当時の推しにめちゃくちゃ合致したとかいうめちゃくちゃ不純な理由なのですが、旅の途中でだんだんと一徹に惹かれていく大和に癒されました。
お姫様抱っこだったり、キスだったり、ちゃんずけだったり細かい萌えポイントがちょこちょこ盛り込まれていますが基本的には冒険物、という印象でしょうか。
とても真面目な大和視点で物語が進むので最初の方は一徹はかなりの怠け者として描かれます。しかし、そんな2人が旅をしていく中で上手く噛み合っていくまでのストーリの展開がしっかりと作り込まれており、思いが通じ合うシーンはとても素敵です(❁´ω`❁)
イラストもとても可愛いのでぜひぜひ!
『あわいろ絵巻』に登場していた僧侶・一徹のお話し。あわいろ未読でも大丈夫ですが、特別読み切りであわいろの出雲と龍汰のお話しも掲載されているので読んであるとよりふたりの関係がわかっていいかもしれません。
あわいろの時の一徹がなんだか食えないキャラだなあ〜、とは思いつつもしっかりしているように見えたので、今回のぐうたらな、ざっくりとしたかんじがちょっと意外でした。
そんな自由人な一徹と一徹とは正反対など真面目一直線な優等生僧侶の大和のどたばたで、いく先々で騒ぎが起きるけれど、癒され和む旅路。
動物大好きで修行嫌いな一徹ですが、のらりくらりとしてみえて決めるところはちゃんと決めて、お家問題で心に抱えるものがあり張り詰めていた大和を持ち前の緩やかさで解していき、解釈違いで求婚になった言葉は素敵でした。
BLを嗜むにあたり個人的にエロは欲しい派なんですけど、ふじとび先生の作品では優しすぎる世界観がゆえに肌色が少し見えただけでも、わあっ、ちょっと!っとなり、ああ〜、むしろナシでも大丈夫です〜!と思う自分が不思議。
なので今回も肌色がちらりとしたので、もれなく照れました(笑)
恥じらう大和がかわいかったです。
そして、すねこすりも安定のかわいさでした〜。
スピンオフで気になっていたので、読んでみました。あわいろと同様に、ファンタジーな要素が盛り込まれつつ、ほのぼのとお話は進んでいきます。
終始、受けが攻めに振り回されながら話は進んでいきます。
この構図がとっても微笑ましい。
攻めの勝手ぶりも憎めないのは、ふじとび先生の絵柄が成せる技でしょうか...
読んでいる途中は、こんな適当なやつ何やってんだ?という苛立ちもありましたが、たまに見せる頼りがいある姿にやられます。
2人の夫婦漫才のような掛け合いを中心に、怪異や受けの弟の登場もありつつ話は進みます。
最後のシーンも、2人らしい在り方で笑ってしまいました。
あわいろ絵巻の読み切りは、出雲のデレが見られてほんっとに最高でした。
これ、あわいろを詠んだ方には読んでいただきたいです。
必要とされたい者同士がお互いを必要となって…。
こういう絵柄もいいですね。逆にストレスなく読めます。ツッコミとか違和感とかもなく楽しめました。
一徹はあんななのにいつ力を身につけたんでしょうね。大和がガミガミ言っても嫌いにならないで懐の深い男です。
こりゃBLにならないだろうなと思っていたら!
そんなつもりじゃなかったのに〜な大和。でも嫉妬してたでしょ?良かったね!
ふつつか者ですがよろしくお願いしますって言われたら、そりゃもう!ですよね。