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初読み作家さんです。
お話の舞台は高校なんですが、かなり特殊な高校です(まぁ、BLではよくあると言えばよくあるのかもしれないんですが…)。
普通クラスと特進クラスに分かれていて、この特進クラスというのがいわゆるセレブの生徒しかいないのか?という雰囲気です(別にお坊ちゃんしか入れないとは書かれてないんですが)。
校則や規制も普通科は通常の高校の様にあるんですが、特進クラスはそういう物が全くなく、生徒会や学校の行事への参加も免除されています。勉強だけしていればいいということらしい…。
こういう特権のせいで特進クラスと普通クラスの生徒の間には確執があるという…。
まずこの設定についていけるかどうかがキーかな。
それと冒頭で主人公が前世のことを思い出すんですが、それを何の迷いも疑いもなくあっさり受け入れちゃうんですよね…。
私はここが余りにもあっさりした展開だったので、ストーリーに入っていくよりも、ちょっと引いてしまいました。^^;
その後もポンポンと軽い感じでお話が展開していくんですが、ほんとこの特進クラス、やりたい放題だな~(笑)。教師や学校の組織の存在は影さえも感じられません。
恋愛面に関しては、この巻では主要な3人の登場人物の動向を見守る感じでしょうか。
一応付き合ってる感じになってるカプはいるんですが、感情的には揺れています。
でも多分、最終的に誰と誰がくっつくのかを読める展開にはなっていると思います。