1等7億円が当たった俺の3日間

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1等7億円が当たった俺の3日間
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×236
  • 萌27
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
21
得点
429
評価数
109
平均
4 / 5
神率
36.7%
著者
常倉三矢 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784832291362

あらすじ

イケメンで仕事も出来るハイスペックな
親友・杉原 玲との格差に
引け目を感じていた会社員・福永悦士。
気まぐれで買った宝くじがまさかの当選!!
高額当選に震えた悦士は「家に帰りたくない」と
玲と近くのラブホテルで一夜を過ごそうと誘う。
玲の隠された恋心も知らずに──。
ハイスペ男子×幸運男子の片恋♥宝くじBL。
描き下ろし付き。

表題作1等7億円が当たった俺の3日間

杉原玲,一流商社のリーマン
福永悦士,弱小メーカーのリーマン

その他の収録作品

  • ××××××の後日談(描き下ろし)

レビュー投稿数21

夢の7億円

宝くじ。当たりたいよね〜‼︎
買ってもいないのに、3億円あったら何使う?って。よく考えちゃう。
まず買えよ。っていうね。
さて、本作は「7億円」よ。
もう人生も人格も変わりそうよね。

レビューも多いので感想だけ。
BLと宝くじの組み合わせは非常に斬新。
でもBLの設定としてはどうなんだろう。
格差のある友人、という設定で、低スペックの主人公の方に7億円が当たる。
当然普通の思考回路はぶっ飛ぶわけです。
でも、玲の告白なんかそれどころじゃない、ってのはもはやBL的にアリなのかナシなのか。
まあそれ以前に玲が悦士を好きだっていうのがBLありきすぎて。
思われる悦士は当初は当然そんな事を思ってもみない鈍感だったのに結局…
両片想いだったというのはどうしてもご都合を感じてしまったかなぁ。
せっかく一世一代の告白をしたのに、当たりクジの紛失事件でちっとも聞いてもらえない、というシーンはまあまあ面白かったですけど…
愛かお金か、という帯のテーマとは合ってなかったかな。「萌」で。

0

一場烏龍讓兩個人正視了對彼此的感情,其實一切都有跡可循~

雖然但是,美攻平凡受

0

7億は人生変わる

常倉三矢先生は3作品とも全て所持してます。

Lifeで涙が枯れるまで泣かせて貰いました。

こちらはLifeとはまた違う作風ですが、常倉先生は全般的に人間らしいリアルな心理描写をとても丁寧に描きますね。

顔良し、性格良し、仕事も出来る優秀な親友 玲 にコンプレックスを抱いている主人公 悦士。

悦史が偶々買った宝くじが、まさかの一等7億円当選。
小心者の悦士は玲には何も明かさず、一緒にホテルに泊まって貰うが、何と宝くじが無い!?
玲、お前が取ったのか?
うーん、なかなか主人公が人間らしいですよね。
だって7億円だよ。そりゃそうなる、仕方ないよ。
さて、見付かってめでたしめでたし。と簡単には行かない常倉先生です。まず全く見付からない(笑)

失くしてからの3日間かみ合ってる様で、全く違う2人の会話がコミカルながら段々と2人の本質が見えてきます。
何故悦士は7億円に執着するのか。そりゃ単純に欲しいけれども(笑)

プライドとか外面とか恥とか全てを捨てて悦士本人も気付いてなかった芯の気持ちの気付く為に、1等宝くじを失くすと言う衝撃的な過程が必要だったんだな。と常倉先生の発想に完敗です。
玲も完璧故の人間くさくて良かったです。最初の出会いで悦士の事を見下して草むらって思ってたりとかね。一回心が繋がったような、あの星空のシーンは本当に綺麗。

最初は同じ大学生スタートだった2人ですが、段々離されてく悦士の気持ちを思うと共感出来ます。一緒に居て楽しいだけじゃいられないよね。

エロは少ないながら影の描写が上手い。
濃厚な3日間でした。

3

今まで見たことない設定

ほんとにすごく良い話だったのでもう神評価何度も押したいくらい!
再読レビューです
宝くじに絡めたBLなんて今まで読んだことない!ドタバタラブコメディーだと思ったら、苦しいくらい切ない両片思い
とにかく見せ方が上手な作家様です以前少女漫画を書かれていたとのことで、セリフのテンポの良さやクスッと笑わせてくれるユーモアからの切なく悶えるところからのながれがもうほんと自然でほんとに上手です。
登場人物もとても魅力的
特に受の悦士はなんか子供みたいに無邪気で学生時代玲のノートコピーをなんの悪びれもなく売ってたり
クズ行為なのに憎めない!天然で飾りっケがなくて可愛いんです。徐々にひかれていく玲の気持ちがすごくわかります
印象的なのは二人で悦士の実家まで卒業旅行したときです。二人で草むらに寝転がって星空を眺めそっと置かれた玲の手
もう切ないの極みですとても泣けました!

それでまた現在に戻るわけですが、その見せ方も過去→現在に戻るところもすごく自然ですんなり入っていけますとても読みやすくて分かりやすい
で、結局宝くじはあたってなかったですね~
でも当たってなくてよかったかも!でもこの3日間はとても
濃密で二人の心が通じあうことができたことは、座敷わらしちゃんの贈り物だったのかも!最後のちび親父のエピソードでめっちゃ笑わせていただきました!イヤな人物が一人もいなくて笑って切なくて泣けて、ストレスなく読めて癒されつつ元気ももらえました何回でも読み返したくなる作品です

かみつきたい、ライフ、今回の作品に続いて常倉先生の次の作品期待してます!

2

欲しいものなりたいものが見つかる

7億に振り回されましたね!

大人になるとともになればなるほど考えちゃいますよね。容姿、実家、学力、職場、お給料などなど比べてしまって。
悦士は大学時代からの親友玲との間に差を感じていて。
卑屈だったり玲に見合う人になりたいと思ったり。
俺なんかの話つまんないだろうに聞いてくれて…とか。

そんなところに悦士が買った宝くじが1等7億円当選したとわかり!
山分けすると言っていたのに、いざ当たると独り占めしようとする悦士。

そして学生時代の回想があり。
何でも持ってる玲にとって、悦士はパワーの塊魂に見えたでしょうね。
独占欲が高じて後悔するようなこともしたり。
二人きりの卒業旅行がかけがえのない楽しい思い出になって。

バッタバタしながら最後は悦士がやっと素直になって。
ヒドイ男だったよ悦士。でもこれからは玲を幸せにしてあげてね。

1

かわいコミカル、かな?

★2.5ぐらいの感じです。
私の好みからすると、少し荒い絵かなあという感じで若干評価が厳しめになりました。

お話自体はコミカルで、頭を使わずに楽しめるものでした。
ずっと受けが好きな攻めさんですが、一生言わないと決めている。一方何もしらない受けは、宝くじの1等が当たりまいあがる。
お互いの心の声がモノローグで聞こえるので、全く違うことにテンパったりしている二人が会話ではなぜかかみ合ったりして可笑しいです。

しかし、宝くじをなくしてパニックになった受けが、とりあえずと親友の攻めとホテルに入ってからの展開が、恋愛的にはう~むという感じなのでした。
攻めがずっと片思いだったというのはよいのですが、なぜこの脳天気な受けが愛にめざめたのか?というところがどうも分からず。

結局宝くじの方をどう落ちをつけるのかな?と思ったら、まあそうだよな~というラストで、まあ二人が幸せだからオッケーです。

1

このタイトルに騙されるな。

この作品は、3回度肝を抜かれる。

①タイトル
②アンジャッシュ式すれ違い
③宝くじ

常倉先生の着眼点は実にユニークだ。
BLはいわゆる「恋愛」を軸にした漫画なので、AとBがどうやって恋に落ちるかが題材になる。
常倉先生はその「恋愛」にプラスアルファをつけるのが上手い。ついでに言うと、導入もうまい。
最初、「恋愛」とはかけ離れた「人間味あふれた何か」で読者を惹きつけて、気づいたら読者を骨抜きにしていく。とんでもない策士だ。
今までのBLにない新しい概念をガンとぶつけてきて、こっちに「今、俺は何を読まされたんだ……?」という、まるで宇宙の真理でも覗いたかのような気持ちにさせられる。

『1等7億円が当たった俺の3日間』

なんだかすごいタイトルだな。ギャグかな?なんて思うなかれ。
これは、コミカルに見せた人間の真理、いや、宇宙の深淵を描いた作品だ。
読んだあとのすっきり感、非日常の体感から戻った安堵感は、他の追随を許さない。始まり方で惹きつけられて、オチで「なーんだ!」ってほっとする。やはり、とんでもない策士だ。
ちょっと手を出したら、もう後戻りはできない常倉ワールドをぜひとも体感してほしい。

毎度のことながら中立の理由は、私の好みじゃなかっただけ。

2

感動にコメディを混ぜるのが上手い!

Life〜を読んだときにも感じたのですが、一冊の中でシリアスとコメディの振り幅が凄いですね。
宝くじ×BLなんてどういう話?面白そーと気軽な気持ちで読んだのですが、まさかの展開にヤラれました。
ストーリー知らずに読むのがオススメです!

すこーしネタバレありです。
宝くじ当選と知った悦士が玲にホテルで朝まで一緒に居てという展開になった時点で、あーこれはお互い勘違いしたままBL展開になる話だなぁ⁉︎と思いましたが全然違いました。
全く想像と違った方向へいく展開はドキドキしてとても楽しいです。
何故悦士が7億円をどうしても手に入れたいか、それが明らかになった時にはジーンとね、しましたよ心が。
しかしそれだけでは終わらず…感情がっ、追いつかん!
最後までハラハラさせられるお話でした!

1

やはり常倉先生

表紙と口絵のギャップにびっくりして、中を読んでう〜んなる程と。表紙と口絵の間みたいな作品です。

常倉先生も言われすぎて嫌だったらすみませんが"あのlifeの常倉先生"だなと感じさせるお話でした。もう少しライトにキャッチーにまとまってますが、周りと自分をどうしても比べてしまう人間の嫌なところとか、欲とか、ストレートに描いて下さいます。お綺麗な作り物の登場人物ではなく、人間ってこうだよなっていう。そこが相変わらず好きでした。

自分はこういうお話だと、本当に当たってるパターンが好きなのですが、7億より大当たりを手に入れたって事で!

1

本当に欲しかったものは…

タイトルから気になったこの作品
BL抜きにしても面白い設定で楽しく読めました!

主人公の悦士が宝くじで1等7億を当てる(?)ところから始まるドタバタコメディちっくなお話。ですが、しっかりラブもあります!

平凡な悦士とハイスペックな親友の玲
宝くじが当たったら山分けな〜と言いつつ、実際当たったら最初、言い渋る悦士
いざ当たったらお金に欲が出たのか?と思っていたら、最終的には7億あったら玲に見合う男になれると思って…とかいじらしい理由にずきゅんときてしまいました…

そして中間に挟まれた、玲目線のおはなし
一見、落ち着いていて穏やかそうな彼が実は結構歪んでいる面に人間らしさがあり好感を持ちました。玲目線の悦士が可愛いのなんの。からあげに目キラキラさせてるとことコロッケ食べてる顔が特にお気に入り笑
こんなに無邪気な笑顔見せられたらたまんないわ〜

からの現実に戻って、本当にそれどころじゃねー!には笑いました。ギャグとのバランスが最高。
でも、宝くじのお金がなぜ欲しいのか考えたおかげで玲に対するほんとうの思いに気付く悦士。そして体を繋げるのですが…ここで両思いハッピーエンドかと思いきやまだそうはいかず!
しばらくして、通帳を持って俺といて笑える?と玲の元を尋ねた悦士に生活大丈夫か?…てほのぼの〜
そしてそこで晴れてハッピーエンド!もー本当に悦士が可愛かったです。明るいのに自信なさげなとことか、ちょっと芋っぽい見た目が好みでした。
そして7億にちっともなびかず、冬の川にも飛び込んじゃう、悦士だけを見てる玲がかっこよかった。

笑えてキュンとしてちょっと感動…のとてもバランスの良い作品で、読んで良かったです!

5

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