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gozen3ji kimi wa naku
あらすじから分かる通り、受けの春は恋人からDVを受けています。
それに気付いた大学生の満春は、春を放っておけず……というお話。
面白かったです。どうなるのかとドキドキさせられました。
満春は困っている人を放っておけないお人好しですが、大学生という若さゆえか〝自分なら春を幸せにできる〟と思いこんでいます。
だけど、春の幸せと満春の幸せがちょっとズレてるんですよね。
そこに満春の傲慢さを感じたし、同時に切なくもありました。
偶然出会った春と満春がバイト先で再会し、日に日に傷が増えていく春に、恋人と別れるよう助言する満春。
ここは修羅場になるかと思いましたが、春と恋人はあっさり別れます。
居場所をなくした春と同居し、満春が健気で可愛い春に惹かれていく展開。
どこか危うさを感じさせる春は、読み進めていくうちに可愛さが際立っていくキャラでした。
二人は惹かれ合い、セックスする仲になりますが、春から時々感じる違和感……
相手に奉仕し、中でしかイケない春に調教の跡を感じます。
元彼から春の過去を吹き込まれ、相手を変えているのは春の方なのではないかと疑う満春は、春をキツく責めてしまいます。
春は決してMではないと思う。望まれるから受け入れ、作り替えられてしまっただけなんだと思います。
優しくされたいから優しくして、相手の理不尽さも弱さも全て受け入れてしまう春が悲しいです。
私は、DVをするような人を理解する必要はないと思う。
そういう相手は、きっと優しさを利用してしまう人だから。
でも、満春は春の本当の気持ちを理解します。
「助けたい」という満春に、「助けないでいいからそばにいて」という春が印象的でした。
春の幸せは、ただ好きな人と笑って一緒にいることだったんですね。
この作品、描き下ろしがすごくいいんです。
春目線のSSなのですが、ここまで読んで完結だと思う。
満春から些細な幸せをもらい、自分も変わっていこうと思う春にグッときました。
ただ、読み取りにくい部分もあったし、私の解釈が正解なのかは分かりません。
春が射精でイケるようになったかも分からずじまいで、そこは気になってしまうよ^^;
※Renta!は300円でレンタルできるので、気軽な気持ちで読めたのがよかった。気になる方はお試し下さい。
攻めは元気でお人よしの大学生。
とある雨の夜。怪我をして座っていた男性に差し出したのは、
可愛い絵柄の絆創膏…それがきっかけで怪我をした男性(パティシエ)と話をするような仲になる訳ですが、いつも怪我をしている男性の事が気になって。
パティシエの彼と彼の店のオーナーの関係は少し痛いです。
DVしておいて優しくする…そしてその言い分に私的に腹が立ちました。
お話としては明るい話ではなく切ないですが
大学生が前向きにがんばってくれて幸せに…と思ってからの展開が切ない。
大人の恋はどこか歪んでいてツライけど
真実の愛を探すふたりの姿は尊いです。
タイトル&表紙買い。
表紙から既に物語が始まっているような、
一体何があったんだろう…と思わせてくれます。
ーーーが。うーん。すみません。
結果、表紙が一番萌えた…かも。何がどう合わなかったかを書こうとするとちょっとネタバレ多めになってしまうので以下ご注意下さい。
辛口になりますが心の移り変わりが私には理解しきれず少々目が滑ってしまいました。暴力を振るう、暴力を受ける。共存がどうのって言葉まででているのに、受けとDV彼氏の関係の終わりが非常にアッサリしたものなんですね。
DVに気付いたノンケ攻めが心配し、
→攻め:そんな関係良くない!やめよう!
→受け:分かった、やめる
→特にDV彼氏と揉めた描写も無くアッサリお別れ。
→その後攻めの家に住む形になって攻めとエッチ。
ううううーん?受けは優しくしてくれる人の方へ吸い寄せられてくだけで、攻めに対してもDV彼氏に対しても恋愛感情を感じられない…。好意的に見られないのは受けのキャラクターがちょっと地雷だったからかも。DV彼氏は以前既婚者で最初は不倫から始まるのですね。そして奥さんとは同じ職場。なのになんの罪悪感もなく逢瀬を楽しむシーンはちょっぴり嫌悪感。
「女性が嫌い」とあったので、奥さんから旦那を奪う悦みたいなものすら感じてゾワっとしました。奥さんと一緒にいるとわかってて電話で呼び出し「おかえりなさい」とニッコリ出迎えるなんて確信犯でしょ…。(なぜ女性が嫌いなのかは明らかになっていません)
でもこの物語は受けがずっと痛みを抱えて傷ついてきた弱者として描かれているので、なんていうのか…ほんとに受けは弱者なのか?という違和感が拭えないまま読み終えました。もちろんDVは犯罪です。暴力を振るうほうが絶対的に悪い!それを大前提としても、受けの行動がシックリきませんでした。
優しくされたいだけとかいいながらSMクラブへ通っていたのも謎。これは付き合う相手が暴力を振るうようになっていって、そういう性癖になったってこと?だから攻めの優しいセックスじゃイケないのか?でも縛られるのはトラウマなんでしょ??ダメだ…私のポンコツ理解では頭パンクする。
攻めは一生懸命でイイヒトでした。
DV彼氏は論外ですが、受けを愛して執着してた風には感じられませんでした。暴力を振るうのは本意ではないようだったので(人を殴って置いてその言い分も腹立つが)、多分受けと別れてホッとしてるところもありそう…な気がする。
最初読んだ時は萌え辺りかなぁ…とおもったけれど、読み返すとますます受けに拒否反応が出てしまって中立であげます。苦手フィルターかかりまくってるので正しく解釈できていない可能性が高いです。が、私が感じたままを書きました。すみません。
DVをする人ってその相手に執着するようなイメージがなんとなくあったのですが、津崎のあっさり引いていく感じにアレっ?となり。
そして自分がそうなったのは春のせい、みたいな口ぶり。
満春と春の関係がカタチになりそうな時にそんな事を言うもんだから
満春は疑心暗鬼になり春を責めてしまうという悪循環…。
津崎の言うことを信じたわけじゃないと思うのだけど、春があまりにも自分のことを話さないので
どんどん拗れていくのを見ているとなんとも言えない気持ちになりました。
"好きな人に優しくして 優しくされたいだけ"という春の願いは、受け身では叶わないものなのにな、と。
満春と春のお話なのに津崎の存在にかなり引っ張られてしまい、なんだかもやもやしてしまうところが多かったなと思いました。
おもったより明るく軽い作品でした。
パティシェと、そこへ出入りする納品業者のバイトくんのカップル。パティシェの受けさんは、オーナーとできているのですが暴力を振るわれている。
それをワンコくんが救済するというストーリーでした。
恋なんだと思うけど、思ったよりワンコくんがぐいぐいおせっかいを焼きます。
ちょっと辛い評価になったのは、受けさんが消極的なキャラだったから。
すごく流されやすくて、自分の考えがあんまりないように見えた。もうちょっと、自分はこうしたい、それに対してどう行動する、みたいなところが見えるとよかったです。