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yotta hitsuji ha ookami wo osou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
色々、外出控えていた間に個人的な桜井りょう先生祭り開催していました。
先生みたいにキャリアが長い方の作品も、紙はなくても電子で購入出来る…!
桜井りょう先生の絵は綺麗で、茶目っ気有りつつエロい。
読むとはまっちゃうんですよ!
こちらは、単話配信は我慢していました。
電子で購入です。
攻めの志恩のビジュアルが、初めと最後じゃ全然違う!
良いです。甘ったれ、叔父さん大好きニートだった志恩。
初めは伸びきったボサ髪、無精髭とかなりニート拗らせてます。
ニート解消のため、日本酒の蔵元にお試し入社。で、叔父の友人の宗二郎からあれこれ教育を受けるのです。
もう、反発しあう宗二郎と志恩がどんどん距離感変わるの良いんです。
なんだろう、私、桜井りょう先生の描く表情とか周囲の人々の感じが好きなんです。
受けも、攻めも上目遣いで互いを見るのとか最高に好きですね…
豆知識は特にないのに、日本酒呑みたくなる。
闇なし、ハピエンが大変よろしかったです。
登場した時はヒゲ面・長髪で不遜な感じだったのに、実際には泣くし感情豊かな志恩が可愛くて、宗二朗が思わず好きになってしまうのに共感出来ました。
叔父の樹に言われたからって、ヒゲを剃って髪を切って来る素直さよ。イケメンに変身してました。
宗二朗も最初は志恩を振り回す魔性のお兄さんかと思いきや友人の秘密はバラさないし、意外に世話好きでいてバランスの取れた人物で好印象でした。
前職の歳上の元カレに捨てられて自暴自棄になって退職したらしいですが、元カレと偶然遭遇しそうになって動揺した時に、志恩が取った行動に読んでいてキュンとしてしまいました。
志恩の叔父の樹の秘密は想像した通りだったけど、樹のように生きるよりは宗二朗のような不器用な人の方が好感が持てました。
酒造所の伯母と旦那さんも良い人たちでした。
それから志恩と宗二朗のセックスシーンは、さすがの桜井りょう先生でとてもイヤらしくて最高でした!
表紙のイケメンワンコオオカミくんははじめは髭面ニートです(笑)
友人の樹からの頼みで樹の甥っ子のニートだという青年の志恩を自分が働く酒造で面倒を見る事になった宗二朗。
伸びた髪に清潔感のない髭面にふてぶてしい態度の志恩の印象は最悪。
さらに歓迎会で酔い潰れて叔父である樹への家族愛の度を超えた感情を吐露してぐずる志恩にはじめは鬱陶しさを感じる宗二朗でしたが、なんだかんだと仕事をこなし始め外見も身綺麗に整えた志恩を意識し始めてしまい…
外見は一丁前ですが、中身がお子様で言動もちょっと新人類感を感じさせる志恩に年上の余裕を振りかざすつもりがいつのまにか振り回されてしまっている宗二朗。
辛い思いをしているので、志恩へいろいろ感情をぶつけながら幸せに過ごして欲しいなと思いました。
樹と年上彼氏も気になります。
桜井先生の描かれる正面のお顔も好きなのですが、横顔のラインもとても好きで、キスシーンの綺麗な横顔にきゅんとしました〜。
ニートをしている甥を心配した樹さんから半ば押し付けられる様にして、仕事の世話をする羽目になる宗二郎。
彼もまた傷付いた心のリハビリの為に親戚の経営する酒造に身を寄せていた。
何かと突っかかって来る志恩に手を焼きながら、段々と気持ちを通わせて行く2人。
…というのはまぁ、定型的なんだけど。それよりも‼︎ 気になるのは志恩の叔父で、宗二郎の友人の樹さん!樹さんですよ⁈
事故で亡くなった姉夫婦の幼ない子供・志恩を引き取って育てる事にした樹さんは、甥っ子の志恩を溺愛している。BL的には実はこっちもアリだ。志恩も叔父である樹さんに懐いている。しかし、樹さんは志恩に隠し事があるらしい。樹さんは一体何を隠しているのか?
気になって仕方の無い志恩に「真面目に仕事をするなら、その秘密を教えてやらない事も無い。」などと釣ろうとする宗二郎。えええ⁈ 何なに何⁈ 凄い気になる‼︎
いずれ恋人同士になる志恩と宗二郎よりも、そっちが気になりました。樹さんは結婚している。結婚したから甥っ子に構う時間が無くなったのかもしれない、などと志恩はヤキモキしていたりもする。
そんな志恩と樹さんの強い絆を見て、焼きもちを妬いたりする宗二郎はちょっと可愛い。
樹さんの秘密はラスト周辺でパタパタと明かされる。いや絶対こっちの方が断然気になりますよ。
冒頭、ニート明け(⁈)に渋々職場に出て来た志恩は無精髭にダラシ無く伸ばした髪で老けていた印象だったけど、樹さんに勧められて髪を切って髭を剃ったら突然のイケメンに。現金なまでにきゅんとしてしまう宗二郎がチョロい。チョロカワです。
世代間の差か、とドギマギしつつ年下の志恩に翻弄されている宗二郎が、恋を自覚する時。過去の苦い失恋はいつか乗り越えて、思い出になっている。
いつだって。失恋を癒すのは、時間薬と恋クスリってね。
エッチは見えそうで見えないアングルだけど、見えちゃってる時は白抜き。
志恩は覚えたてのセックスにガッつきめだけど、今どきの若者らしく、自分が研究や勉強に夢中なときはそっちのけ。自分ばかりが欲しがってると情け無く思っている宗二郎の「来ちゃった」は、可愛い。
ワンコ攻めかと思い購入しましたが、う~ん。。ほだされ受け×年下攻め の構図なんですが、攻め様がちょっと子供っぽすぎて横暴に感じてしまいました。
生意気な言葉に、遅刻、やる気のない態度、清潔感のない見た目で現れたら攻め様の志
恩君は、最後までマイペースな攻め様でした。
たまに子供っぽく受け様に懐くんですが、もっと激甘いちゃラブしてもらいたい自分としては、好みではなかったです。
叔父ラブなのだけはしっかり伝わってきましたが、受け様ラブはあまり感じず、受け様に感情移入して読んでいたためモヤモヤしたまま読了しました。
受け様は受け様でビッチではなく、健気で素直な人な分、しんどいかな。せめて攻め様が嫉妬する描写とか、独占欲剥き出しにする描写とかがあれば、これまでの塩強めストーリーも変わったと思うのに残念でした。
最後の後日談も、まさかの放置プレイ...。
本当に心からの言葉を書かせていただくと、激甘ではない後日談はつらいので必要ないです。