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ruriiro butterfly
仕事の関係で思わぬ再会をした昌也(攻め)小林(受け)。
二人は高校時代、恋人同士だった。
高校時代、小林はキツめの目と言動で昌也達後輩から怖がられていたのだ。
だが小林と昌也は寮で同室になった。
ハーフの昌也の目を、きれいな海の色だと言ってくれた小林。
普段はムスっとしている小林が笑顔で言ってくれた。
それから二人は恋人になった。
昌也は自分の目の色をほめてくれた小林に、同じ色のラプスラズリを贈った。
小林は恥ずかしがりながらも受け取った。
でも別れは突然だった。
小林の卒業式に、彼の方から別れを切り出した。
それ以来、昌也は小林に似た人と付き合うようになった。
酔った小林を部屋まで送ってベッドに寝かせた昌也。
気づくとそこには自分が贈ったラピスラズリがあった。
年下攻めです。
昌也カッコ良かったです。
まだ若い高校生の時のとはいえ、色々考えての事だし仕方がないが、小林10年もったいない事したな…。
(-_-;)
でもまあ、離れていた10年があったからこそ、今の二人があるのかもしれないし…。
あと、昌也は髪を切らなかった方が私は好きだった!
社会人のカップルが3組、高校生カップルが2組登場と若干若手社会人の割合が多くなっている作品です。
この本のタイトルになっている作品はなくて、最初に収録されている「るりいろ片想い」と「るりいろ両想い」のシリーズが表題作に当たると思います。
収録されている短編数としては8作品、1ページのエッセイみたいなものが収録されているのですが、各作品のページ数は少な目です。
そのせいもあると思うのですが、どのお話も「もう少しタメがあれば~!!」という印象でした。年下なんですが受け様より自信ありげな(笑)攻め様、再会モノという私の結構好きな要素があるので、ちょっと惜しい感じがしました。
どのお話も王道な感じなので、安心して読めると思います。