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とんだりはねたりキラキラ光って楽しいな 俺は先輩にもそういう気持ちでいてほしい
tandari hanetari
久しぶりの先生の単行本で、もう1冊にまとまるのがずっと楽しみでした。
変わらない安心感のある、四宮しの先生の物語で、終始にやけながら読み進めました。
緩急のある展開で、キャラ同士の掛け合いはリズムよく、テンポよく読むことができます。
内容としてはバトミントンについての要素が多く、恋愛要素よりもそっちの方が強いです。でもそこが読みごたえがありました。
もう少しラブ要素が欲しかったような...という気持ちはあります。
おまけに今回は、ページ数の関係で描きおろしができなかったようで...
2人のその後が気になる方は、特典つきを!!ぜひ読んでください。
特典を見ているのと見ていないのでは、本編の2人の関係性が全然違って見えると思います。
読む人によっては、かなり物足りなく感じる作品ではあると思います。
個人的には、四宮しの先生のストーリーがどれもしっくり合うので、今回も大満足な物語でした。
みんなほわほわしていてかわいい。それだけで読む価値はある。バドミントンのスポーツ漫画要素が強め。BL要素は薄め。これがラブになるのだろうか?続かないのか?続いてほしい…!
いやー、アオハルだ。
とんだりはねたり、キラキラ光って眩しい青春の始まりです!
四宮先生の作品なのでエロは期待していませんてましたが、
予想以上に全くない。
というか、ラブじゃなくてスポ根マンガです^^;
だけど、個性的なキャラがいいし、みんな楽しそうだった。
だから、読んでいる私も楽しくなりました。
高校の先輩・鷹栖のラケットを遊びで折ってしまった新入生・兎川。
ラケットを弁償しようとしたら、そのままバドミントン部に誘われてーー…!
初心者の兎川が一生懸命だけど、ちょっとズルくて等身大。
それでいて、裏表がなくて天真爛漫だから誰からも好かれるタイプだと思います。
スポーツ、特に部活は、楽しいだけじゃ続けられないし、時々苦しくなる。
そんな時はいつ辞めてもいいし、またいつでも始められる……
そんなメッセージも感じました。
兎川と鷹栖のラリーは、表情から動きから、全身から楽しさが伝わってくる。
気持ちの動きが表情からしっかり伝わってきます。
そんな中、バド経験者の新入部員・小松と鷹栖のダブルスの相手をかけて勝負することにーー!
熱があっても足の皮が剥けても必死に練習する兎川が健気なんだけど、なんかコミカルで笑っちゃう。
この勝負どうなる?って、ドキドキしながら読んだけど、
うんうん、そんなに上手くいかないよね。
この悔しさをバネに……って、本当にスポ根漫画なのですよ(^^;;
鷹栖と兎川がどうにかなっていくんだろうか?とも思いますが、
それも違うのかなー
男同士でわちゃわちゃしてると、それを見てるだけできゅんきゅんしたり萌えたりしますが、まさにそんな感じかな。
友だち同士のイチャイチャを見て、勝手にニヤニヤしちゃう感覚でした。
でも、ストーリーとしては面白かったし、沢山の男の子たちの中にお気に入りを見つけることができるんじゃないかと思います。
個人的には副部長の原が好きでした(゚∀゚)
ぬるいお湯みたいな作品でした。
BL漫画でしっかり部活の関係を描く作品てかなり珍しいです。当事者2人の恋愛に焦点当てると、どうしても多人数登場させての部活動は描きにくいからでしょうか。この作品は逆に"当事者2人の恋愛"という要素は薄いというか最早無いに等しい。ボーイズではあるがラブかというとラブ…?ライク?好意が存在することは確か。
部活動を描いているけれど、若さを感じるかというとさほどでもなく。四宮先生の漫画にややも感じる老成の気配も漂う。ほんとなんなんだろう。不思議な四宮先生ワールド。
他の方のレビューを見ると特典に何かしらラブ成分があるのかな?そういう本編の解釈に多大な影響がある重大要素を特典で出してしまうことは好きでは無い…
『俺は性格が悪い。』が大好きだったので作家買い。
この作家さんの描く雰囲気はやっぱり良いな…。
例によって濡れ場は皆無です。
それはわかっていたので良いのですがやっぱりもう少しラブ要素が欲しい…!
でもそうするとこの作品の良いところが薄れてしまう気もします。
メインカプ以外のキャラクターも好きになれます。
個人的には2年生の子たちが好き。
大槻くんと原先輩も好きだな~。
欲を言えば小松くんが絆されるところが見たいです。
兎川くんのような太陽みたいに明るくて元気でちょっと天然ないい子に絆されるところが…。
もし続いたら他のキャラクターももっと掘り下げてほしい。
中学生という多感な時期にいる彼らが
いろんなことに影響を受け、それを吸収して
日々成長していく姿を
ごく近い場所から眺めているような作品でした。
ただ部活内でわちゃわちゃしているように見えるけれどそんなことはなく、彼らなりに悩んで葛藤している姿がすごくリアルで
BL要素はほぼないながらもすごく引き込まれました。
その時々で揺れる感情がすごく眩しかったです。
もしかしたらこの先、鷹栖と兎川は恋愛的な意味で距離が近付くのかもしれない…
という期待が持てるラストも良かったです。