狐と狸の押しかけ婚

kitsune to tanuki no oshikakekon

狐と狸の押しかけ婚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×214
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
189
評価数
47
平均
4.1 / 5
神率
44.7%
著者
もづ九 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784832291300

あらすじ

――与一、どっちが気持ちいい? 狐の銀次郎と狸の金作は金や食べ物を掠め取ろうと人間に化けて茶店の男・与一に接触する。しかし一瞬で正体を見破った彼に2匹は惚れこみ、その日から猛アタックが始まった!あの手この手で気を引こうとするが、与一はまるでなびかない。どうやら傷心のさなかにあると知った2匹は、癒やすにはこれしかないと与一に夜這いをかけることに…。和風×人外×3Pの恋物語、はじまりはじまり。描き下ろし付き。

表題作狐と狸の押しかけ婚

金作,人間に化けた狸
与一,茶店の店主

同時収録作品狐と狸の押しかけ婚

銀次郎・人間に化けたキツネ
与一・茶店の店主

その他の収録作品

  • 狐と狸の番修行(描き下ろし)
  • カバー下漫画

レビュー投稿数10

きっと、もづ九先生の代表作になる!

めっちゃ可愛い!
これは、今年を代表する人外BLになりそう^^
タイトル通り、人間が狸と狐の妖怪に求婚されるお話です。
着物や言葉、食べ物にも和を感じさせ、江戸時代の良き雰囲気が満喫できるところもgood!

そして、最後はどっちを選ぶ?ではなく、三人とも最後までモブ化しない三角関係が好きでした。
攻めは、どっちも諦めないし引かない。
受けは、二人を同じ比重で愛する。
これが理想の三角関係であり、理想の3Pだと思います!!

3人のほのぼのするやり取り、獣化した時の狸と狐の可愛いモフモフ姿にキュンキュンします♡癒される。
でも、与一を攻めるときの二人は、別の獣の顔!
このギャップたまらん(゚∀゚)
個人的に時代もので期待してしまう、フンドシずらしHも必見♡

与一の裏のない瞳が好きだと語る、男前な狐の銀次郎。
与一の優しさに惹かれ、本人も優しく食いしん坊な狸の金作。
タイプの違う攻め二人に溺愛される、美人で控えめな与一。
このアンバランスな正三角形が最高に良きでした♡

ストーリー自体は、二人の攻めに絆される受けという王道なのですが、とにかくキャラが魅力の作品です。
脇役たちもイイ!
特に、子犬の妖怪・銅丸♡可愛かったぁ〜
与一のお姉さんも好き。目がお金だもん(笑)

妖怪と人間の寿命の違いに切なくなるけど、与一を最期まで看取る覚悟の金作と銀次郎の愛が素敵でした。
それに、仲のいい攻め二人に焼きもちを焼く与一も愛しい^^

で、何と言っても見せ場は3人で番ってからの3P!これ最高‼︎
言葉責めの銀次郎と優しく責める金作に、与一もメロメロ♡
いや、良かった‼︎

全体的に、心温まるハートフルなお話。
カバー下・描き下ろしまで含めて存分に楽しめました。
人外苦手、3P苦手という方にもお薦めできる作品です。
気になる方、どうぞお手に取ってみて下さい。
後悔はさせません!(多分)

7

雰囲気のある絵柄

プライドの高い狐の妖怪・銀次郎と
朗らかでゆるい狸の妖怪・金作。

見目良く物腰柔らかな茶屋の主人の人間・与一を見初め番にすべくあの手この手で気を引こうと店に押しかけまくり、さらには夜の交わりも…なケモミミお江戸三つ巴(3P)です。

与一は過去の出来事から人と触れ合うことが怖い。理由を聞いたら普通はそこで一歩引くところを妖怪のふたりは構わず迫り、濃厚で激しくかつ温かい身体の重ね方をしてとろとろに溶かしてしまいます。
ちなみに夜這いはもれなく申告制です(笑)

3Pだけではなく銀次郎と金作、個々に抜け駆けしたりとすったもんだあり。
それぞれにぐいぐい迫られながらどちらも離れがたい存在になっていき…
どちらかを選ぶことはできないくらいふたりとも大切、と最終的に三人仲良く与一の一生まで添い遂げるという選択にせつないながらも顔がほころびました。

雰囲気のある絵柄が作品にとっても合っていて、
銀次郎と金作の人間の姿も良いのですが ころころした獣の姿の可愛らしいこと…!
川の字になって寄り添って眠る三人はとっても愛おしい。
心がほっこりとする素敵なお話しでした。

3

美味しいご飯にモフモフ妖怪、温かいふとんで眠るんだ



いんやぁ~、可愛かったです。
もづ九先生の動物愛をひしひし感じましたね。

ビジュアル的に分かりやすくお伝えしますと
狸の金作は、まるでぽこぽん日○。狐の銀次郎はまるでカリ○様(ん?カ○ン様はネコ?)
江戸版あつ森に迷い込んだかと思いました。

2匹のもふもふ所作、表情が豊かで癒されます。
与一のカエル姿は、けろけろけろっ○の様でキュートです(関係者の方々、個人の独断的比喩です)
妖怪も人間の姿もどちらも好き。
この2匹+与一の三角関係、3Pです。

皆様、江戸です。江戸は褌、ふんどしです。

江戸の空気感って懐かしさと愛しさと切なさと心強さを感じて良いですね。

随所に先生の拘りが感じられますね、特にセリフには洋の言葉を和に変換しているので世界観も崩れません。
ビッ/チ→尻軽 キス→口吸い その他有りますので探すのも楽しいです。

ですがストーリーは意外とシビア。
昔々あるところに狐の銀次郎と狸の金作がおりました。
2匹は食べ物を盗む為、茶屋を営む与一を騙そうとしたが与一に一目惚れしてしまい押せ押せ合戦の始まり。

この2匹直ぐに獣に変わるチョロなんですけど、与一も身体はチョロなんですよ。
だから2匹で身体ごと奪いあっちゃう(笑)
与一は過去の傷を少しずつ癒しながらも、やはり人間と妖怪の壁が…。
最愛の人が弱っていくのを、ただ見守るだけしか出来ない絶望はどれだけか。
与一の気持ちとシンクロして泣きそうです、決して他人事じゃない。
そして読者が感じる2匹の違和感。
その後の確信。心臓が動いているのは当たり前じゃない。
いつか与一は先に旅立ってしまうけれど、この2匹なら大丈夫。
与一同様、羨ましいとさえ感じました。良かった、本当に良かった。
2匹+犬の銅丸は友達兼、恋人兼、夫婦兼、ペット兼、子供兼、バイトですね。楽しそう。

皆が優しい世界で
心がポカポカ癒されました。

もづ九先生の作品は「堕トシ合い」と「鬼と男娼」の2作品を読みましたが…人外の世界で人間の存在が雑に扱われていてモブレや、ほぼ無理矢理ガッツリ致される場面が多くて人外初心者の自分としてはハードでした。が、こちらは大当たり。
ほぼ最中は人×人なのでそこまで違和感は感じにくいと思います。
オススメです。

0

狐と狸と髷美男

もづ九先生のセカンドコミックスは、和風×人外×3P。
度肝を抜かれたダークエロの前作から一転、江戸を舞台にしたほのぼのコミカルエロ作品。

少しせつなさはありますが、狐狸とのやりとりにクスっとし、ほのぼの和んでエロ絡みな感じ。
狐と狸が人に化けるとケモミミシッポイケメンで、人間と3P攻め受け固定。
狐と狸のカワイイ獣姿はありますが、獣での絡みはなしで至って普通の人外3Pですよ。

私は前作よりも今回の画が好きです。
獣描写が本当にお上手で、今回は特にカワイイ獣。狐、狸、子犬。
人に化けた表情もいいんですが、獣姿での表情が個人的には可愛すぎて好きです。

人に化けた狐狸が茶店店主の与一を騙そうとしますが見破られ、
それでも優しくしてくれる与一に惚れて、狐狸が押しかけ小競り合い。
妻に先立たれた傷心の与一を慰めて、与一が困った時には助ける狐狸に、与一もほだされていく。

狐の銀次郎は長髪イケメン策士で、狸の金作は天然食いしん坊ワンコ。
与一を巡るライバル関係ですが、与一の為なら協力する正反対な二人がカッコイイ。

内容的にはサラッと読めるエピソードではあるんですが、
ドタバタ楽しい狐狸のキャラが魅力的で画がステキな作品です。

与一は大事な人がいなくなったことが辛くて、もう誰かと特別な関係になれないと言いますが、
妖怪の狐と狸に与一より長生きすると口説き落とされ抱かれて3P。
けっこうチョロい与一なんですが、チョロい与一を巡るネタも面白い。

狐と狸がお互いを出し抜き与一を抱いて揉めた際、仲裁に入った与一に、
「与一もちょっと尻軽なんじゃねぇのか」と思わず言ってしまった狐狸…
静かに怒ってダンマリで狐狸をシャットアウトする与一。

機嫌を取ろうとする狐狸のドタバタと、タイプ違いの反応も面白い。
天然ワンコ狸の金作が凹みまくってメチャクチャ可愛い。
狐の銀次郎は凹みながらもライバルの金作を元気つけたりと、
二人のやりとりを見てるだけで癒される。

溺愛ワンコ攻めが好きなので、狐狸の溺愛ワンコ攻めって堪らんわ。

狐狸と一緒に暮らす子犬の銅丸が与一にヤキモチを焼いて一悶着ですが、
結局は与一を崇拝するケモミミが増えただけという、
今はまだショタ子犬ですが、直ぐに成長するであろう銅丸もそのうち…かな。

与一は全てを優しく受け入れる母性受けって感じですね。
可愛い獣姿の狐狸を抱いたり、膝に乗せている与一も幸せそう。
始終与一を巡って小競り合いしながらも助け合う、ドタバタ賑やかで楽しいお話でした。

キャラに合わせた和装もステキで、小物使いも凝ってるので読んでて楽しい。

※シーモア:修正は白抜き。

3

ケモノと美人に癒されろ!!!

〖DMM電子書籍〗
修正:濃霧
カバー折り返し:なし
カバー下:描きおろし漫画
帯:なし
裏表紙:あり
カバーデザイン:
電子書籍特典:漫画1P
備考:
ひと言:金作も銀次郎も可愛いけど、与一が一番可愛い…♡

〖紙媒体〗
未読

2

もふもふケモケモ

初読みの作家さんでしたが、すごくかわいかったです。
狐の銀次郎と狸の金作は、人に化けて食べ物や金を掠め取ろうと茶屋の与一と出会います。一発で妖怪だと見破られたのに、優しくされ与一にゾッコン!2匹共、自分の番にしようとあれこれして気を引きます。
与一は、奥さんを亡くしておりその傷がまだ癒えていません。それを知った2匹は、言葉巧みに与一を誘い甘やかし大切にします。
獣化したときのサイズ感、もふもふでかわいい!掛け合いも面白くて、応援したくなります。お互いへの嫉妬から、与一に尻軽だと責めてしまったときの与一の絶対零度の目。なんとか機嫌をとろうとする2匹がかわいい。打たれ弱いので、与一の事になるとすぐ喜び、すぐ凹みます(笑)
銅丸くんが金作、銀次郎を与一に取られた!とイタズラを仕掛けますがあっさり懐柔されます。成長したら2匹と共に求愛するのかなあなんて思いました。

0

ミニケモノたちが可愛すぎて

人に化けられる狐と狸とそれにほだされる人間の、3Pありの三角関係ものです。Hシーンの狐と狸は人化してるので、他のもづ九さん作品みたいに獣姦じゃなかったです(逆にびっくりしてしまいました笑)。
ストーリーの大枠や結末は王道ですが、妖怪設定が絡んでとても面白かったです。円満なハピエンで読後感も良いですし。妖怪と人ってことで寿命が違う切なさはありますが、それが与一にとっては今持ってるトラウマを癒す材料になっていて、ほろっと泣けました。
狐と狸は自在に獣姿になったり人に化けられたりするんですが、獣姿だと二人一緒に与一の腕の中に納まるサイズになるんです。これが本当に可愛くて。もうずるいくらい可愛い!ちっちゃな獣の手で与一のために花を摘んだり、獣姿で膝を抱えて落ち込んでたり、母性をくすぐられるタイプ?のきゅんを感じます。
お気に入りは番外編の一人+二匹で布団に納まるシーン。もふもふの可愛さも楽しめる作品で好きです。

0

狐と狸

嫁に先立たれた優男が化け狐と化け狸に求愛されちゃうお話。
なんやかんやとぼけた緩めのテンポがとても良い作品でございました。

俺の番にする!!
から始まった三人のドタバタ劇。
なんやかんやいいながら
「触るだけなら」…「一回だけなら」
流されすぎな展開も面白い。
普段地味な雰囲気なのに濡れ場になるとイイ顔する受好きです。
夜中に獣の姿でやってきて、油断したところ朝までズッポリ
を二回繰り返しちゃうとことか好き。

後半のチビワンコも今後の作品でどこか登場しないかしら。
続編あったも面白いなと思う作品でした。

0

和風もふもふ3P

モフケモ好きにはささる一冊です。
人型だとは表紙の姿をしている狸と狐の、獣バージョンの姿がもふもふしてて大変可愛い。また、そのもふもふを胸に抱いて寝たり、横に並べて同じ布団で寝たりするシーンがあるのですが、自分も欲しくなっちゃう可愛さ。
作画が丁寧で、キャラにも、舞台の細部にも、もづ九先生の愛を感じます。

お話は3Pものにはよくある展開なのですが、時代モノにして、化け獣モノにしたところが先にやったもん勝ちですね!そこで差別化されています。

0

モフ妖怪

狐と狸の妖怪が、田舎でお茶屋さんを出している与一さんを見染め、押しかけ女房をするというお話。
この妖怪達は、元の獣に戻ったり、人に化けたりと自由自在のようです。見目良くかっこいい狐と、脳天気で屈託のない狸、両方に愛されてもてもてな与一さん。妻を亡くしてからは誰とも恋愛しないと決めていたけれど、二人に押されて流されちゃう典型的受けさんでした。

筋や、恋愛に至るまでの過程などは読めてしまうので、モフとか3P好きならよいかもしれませんが、試し読み以上の感慨はなかったので厳しめ評価です。。

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