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hiyokokun wa amakunai
電子で先生のデビユーコミックスを読んで衝撃を受けました
そのあとに続く作品を心待ちにしていましたが…
今回一冊をかけて成就していく恋が、もう素晴らしいの一言
まずは画力!
そして密度!
一冊の総ページは他の作品でも同じなのに
このコミックスは長編読んでるような感覚で
読後の満足感が半端なかった…すごい。
お話の組み立て方も素晴らしいです。
トラウマ持ちのヒヨコくんは甘いものが食べられない。
パティスリーの御曹司はおじいちゃんの想いを継ぎたい。
告白してもすれ違う思い。
言いたいコトが伝わらないもどかしさ。
それ故に一度は離れるコトをしたのに…追いかけて追いついて。
ハピエン。もう大団円…誰もかれもにオススメしたい!
Hはほぼありませんが絵がエッチい←
最後のお話はお風呂Hなんですが、もうね表情がエロすぎる。
試し読みで1話を読んだ時はほんわかながらも少しクセのある絵でコマにセリフもキャラもぎゅうぎゅうに詰まっていて、ちょっと独特な読み応えを感じ、ポチったものの少し置いていたのですが、この作品、後半に向けてテイストが変わります。
『パンツ脱いでお尻見せて』なんて無茶ぶりからのストーカーっぷりを見せる安吾に塩対応のヒヨコ…
そんなわちゃわちゃしたかんじからヒヨコの甘いものが食べられない苦い理由や安吾の想いなどが上手く絡んでいって、あ、そんな方向に向かうんですね!?と好きな人のために人生そのものが変わっていく展開にいい意味で裏切られました。
はじめのあのプリケツテンションからは想像できなかったふたりの甘いけど甘くない姿にとっても満足です。
ヒヨコの髪型が前半と後半では別人のようなのはもちろんアリだし納得なのでどちらも好きなんですが、安吾は最初の頃の髪型(ウィッグなしの素の方)が個人的に好きでした。
ちょっと前の商業BL界にトリップしたようだ。
10年ぐらい前の東京漫画社とかこんな作品多かった気がします。
特に絵が10年前っぽい。可愛くて、好きな絵柄ですが、最近の流行とはちょっと違うかもしれない。お話も似たような感想で。
お話は、要素が多すぎて散らかってる印象でした。あれやそれや設定が多すぎてゴチャゴチャしちゃった。もっと削れるところを潔く削ってシンプルにした方が自分は読みやすい。コマ割も単調な印象があるので、決めるところはもっと大ゴマでも…とか。
コメディにしても技巧的に笑えるというよりは、突飛な設定や展開を羅列してる感じなので、リアリティをどこかに持たせた方が、それが引き立つと個人的には思う。
多分タナカイッパチ先生、詰め込めるだけ詰め込む、サービス精神旺盛な方なんだろうな。この雰囲気に満足感が高まる方も多いとは思う。
ラスト付近のふたりの関係性が好きでした。
絵はとても可愛らしく、お話はギュッといろいろと詰め込まれている作品でした。
表紙でも帯でもお尻のことに触れてますが
安吾は日向のお尻目当てではないし、あのエピソードはそんなに重要ではなかったように思います。
日向の表情筋が仕事をしない、っていうその表現が面白くて
本当にその通り笑顔にならないけど、お客様の心に寄り添う感じにほっこり。
とても良い子なのに、トラウマのせいかどこか後ろ向きな日向が安吾との出会いで
その心を成長させていくのが見れたのは良かったなと思いました。
文字による説明(?)が多くて、読みにくく感じてしまったのは残念でした。
絵はキレイです。
憂いのある表情も魅力的でした!
が、初めてこの作家さんの漫画を購入しましたが、裏表紙に書いてあるような作品紹介とは少しというか、大分違うように感じました。
登場人物に対しても、センチな感情の表記はあるものの、イマイチ深さに欠ける印象でした。
いらないんじゃない?って思う設定もたくさん!
なぜ尻フェチっぽいスタートだったのかも、裏表紙に書いてはありましたがいらない気が。それに何ヵ月後、何年後などの飛ばしも多すぎて置いてかれる感が。
受け君と一緒に成長していきたかったかな。
書きたいことが作者さんたくさんあったんだなと思う反面、風呂敷広げすぎ感が否めない作品でした。