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あんた――もしかして、オメガ?
douryo no kokuhaku wo kotowattara omegaverse sekai ni tobasareta
fleurさんのweb連載時から、大好きで……
発売日と同時にお迎えしました。
ファンタジー要素が強いですが、ファンタジー要素の中に「人を好きになるということ」の意味を感じることの出来る、素敵な作品です♡
オメガバースがテーマではありますが、オメガバースではありません(読めば分かります!!)
描き下ろし(おまけ??)で「えっ……!?」というような4コマ漫画が収録されておりましたので、web連載でこの作品を知っている方も絶対に楽しむことが出来ると思います(*°꒳°)
渦井先生らしいシュールな作品です。
タイトル通り、異世界トリップした先がオメガバースの世界だった!いうストーリー。
オメガバの世界が男同士の恋愛を後押しするスパイスになっていて、独創的で想像外の展開が面白かったです!
自分の人生は完璧だと自負する菅田は、
予想外に同僚でライバルの中原に告白されます。
自分は嫌われていると思っていた菅田は、
中原にからかわれているのだと思い、逆に手玉に取ろうと告白を受けます。
しかし中原の本気を知り、動揺した菅田は車と接触しそうになりーー…
と、ここからオメガバースの世界に飛びます。
偶然知り合ったα×Ωカップルに記憶喪失者だ思われ、
しばらく面倒になることに。
須田はこの世界を「男でも妊娠できる世界」と理解し、
自分がΩである事を知ります。
性別の壁がない世界で、考えてしまうのは中原のことばかり。
オメガバ世界が、菅田に同性同士で愛し合うことに慣れさせていく展開が上手いなと思いました。
ここでの感覚や気持ちが、現実世界に活きてくるからです。
異世界でヒートを起こし、Ωのこーにイカされた事で帰還する菅田(笑)
現実に戻る手段は〝射精〟です^^;
現世に戻り、中原を受け入れて付き合い始めるのですが、
次に起こった問題は、タチネコ論争!
菅田はプライドが高く、男としてーーという気持ちが強い。
絶対に抱かれたくないわけでも、どうしても中原を抱きたいわけでもないのです!
だけど中原は違っていて、明確な意思を持って須田を抱きたいと思っています。
ハイスペックイケメンなのにDTで一途な中原が良きです(´∀`)
今度は2人でトリップするのですが、中原がαだと思ったら、
Ωだったという驚き‼︎
そうきたかと。
こういう意外な展開が面白いのです。
Ω×Ωであることは、2人が対等であることを表しています。
同じ性において抱く方が男役で立場が上というのではなく、
どちらにしても二人の関係は常に対等で変わらないと認識していく姿が素敵でした^^
抱かれてみれば、くだらないプライドなんてクソくらえだった……と感じている菅田も素直でよろしかった。
中原が初めてとは思えないほどのタチっぷりで、
スパダリを予感させる抱き方も萌えました(*/□\*)♡
描き下ろしではリバる?と思わせて、菅田がすっかりバリネコになっているという展開に(笑)
相性バッチリの二人です^^
コメディでありながら、オメカバ要素と同性同士の恋愛の壁をうまく描いている作品です。
情報量の割にゴチャっていなくて読みやすかったと思います。
オメガバ世界のけい&こーのストーリーも読んでみたくなりました。
Renta!の修正は白抜きです。
これは物語としてすごく面白い作品でした。
ですが、オメガバースものだと思って購入することはオススメはできません。
運命の番とかロマンチックなものはでてきません。
以下ネタバレ含みますのでご注意ください。
設定として、現実ではギラギラ仕事に生きている主人公のお話です。
ライバル視していた同僚から告白を受けるけど、同性だからと断ります。
で、事故でオメガバースの世界へトリップしちゃうという流れになります。
このオメガバースの世界には、糧にしていた仕事はなく、助けてくれた同性カップルのお互いを深く愛し合う自然な姿を目にすることになるでした。
そこには性差別はなくα、β、Ωの3つでわけられている世界で、素直な気持ちで同僚へのことを考えられるようになっていき、自分の気持ちに気づけるというお話でした。
オメガバースの世界=異世界 という非日常的なファンタジーな物語なのに、登場人物の感情はかなりリアルに描かれています。
どちらが攻めになるか話し合うとか、同性だから付き合えないとかなど葛藤がリアルで、大量のbl漫画を読む私には、自然に受け攻めが決まるのが当たり前という考えがあったので、正直上記のリアルさに面食らいました。
ファンタジー×リアルな感情 のかけあわせで、とても面白いと思いました!
ただ萌えるかと聞かれると、胸キュンはあまりしなかったかな。
思った以上にファンタジー色が濃いお話でした。
異世界での設定は・・・
・オメガ→男女問わず妊娠可能・社会的地位が低い・番が居ない限りαやβに狙われ続ける
・オメガとαは男同士でも結婚できて妊娠もする
菅田は3年付き合った彼女に振られたこと以外順風満帆の銀行員です。文武両道・眉目秀麗(本人談)
ただそれは居酒屋にて、同期でライバルだと思っていた中原から5年越しの想いを打ち明けられるまでの話。
その告白を最初冗談だと受け流そうとした菅田ですが、マジだとわかり気が動転。その時、車のライトが・・・
異世界に飛ばされた菅田は記憶喪失のはぐれオメガというていで、けい&こーちゃんカップルに一時保護されます。余談ですがこの二人、美形カップルで眼福です。
一方現実世界では、自分が告白しなければ菅田が事故に遭うことはなかったと中原が己を責めるのです。
非常に新しい試みだと思います。
同性間での恋愛という悩みを、if世界に持ち越して解決への糸口を探る。異世界と現実との割合をどうするのか等、興味を惹かれた部分は「そうきたかー」という感じ。
ネタバレ(強め)
異世界からカムバックした菅田ですが、何と「俺らの最適なポジション争い」つまりどちらが上か下か問題で揉めた時、再び異世界へ飛ばされるんです。しかも今度は二人で一緒に。ここの部分は意表を突かれましたが、中原の内面がじっくり描かれている良い回でした。
これ異世界トリップなしの菅田と中原の話を読んでみたいな。飛び道具抜きでじっくり二人の関係を築いていくやつ。
Rentaにて購入。修正→白抜き
渦井先生の過去の御本はだいたい読ませていただいていてます。
それぞれに楽しんでますが、今回初のオメガバース!
って思っていたら…ん?( ,,`・ω・´)ンンン?ちょっと待ってww
現実世界とオメガバ世界を行ったり来たりしてる(笑)
一般的なオメガバのお話ではないので、ちょいと難しい
面白いんだけど…面白いんだけどオメガバースをメインで考えていたらちょっと裏切られた(笑)
キライじゃないです。むしろ面白い✨
オメガバ世界で世話になるケイ×こーちゃんの二人もいい味してます
あと攻の髪型がどうして鬼〇郎なんだろう←
受攻ともにマウント取りあってるのも面白かった♥
この、何とも言えないラノベ風なタイトル。中二病感満載の設定に惹かれました。あーんまりラノベに親しんでるわけでは無いけども。深夜に放送されている設定がとにかく難解で、言い負かされる感満載の世界観を作る人の事をただただ凄いなぁ、とかねてから思っている私としては興味深々なのであります。
まぁ一言で言うと、肩透かし感は否めない。読み手側の予測を上回って欲しいのだ、そこはもぅ絶対に。ラノベってそういうもんでしょ?←勝手な想像。
ノンケの筈の菅田は、ゲイの中原からの真摯な告白を受け、その直後事故に遭いオメガバースの世界に飛ばされる。自身がこの世界の中でΩ性なのだと知り、男同士のカップルの自然さを見るにつけ、割と簡単に「中原と付き合うはアリかもしんない。」と、思ったところで、現実に引き戻される。ここでめでたし!でもいいのに。まぁどちらかというと、もうちょっとオメガバースの世界の中で、真実の愛を知る、くらいなとこまで頑張って欲しかったけども。それで付き合う事になってみれば上下問題が勃発。
そこで今度は中原と2人してオメガバースへと飛ばされてしまう。白黒決着か⁈と思いきや、どうやら中原もΩらしい。Ωは「ヤラれる方」と思い込んでいた菅田の、考え方に異変が起こるのは良いとして。
本書の主題としては性差も何もかも超えて、対等に愛し合うということなんだと思うんだけども。
そうなってる?大丈夫?と。ややモヤモヤさせるのだ。オメガバースは大体に於いて、その性差による差別、それを乗り越えて真実の愛に到達する、だとか。Ωでも対等に渡り合える実力や人間力を持ってして強く生きる、だとかが主題なんだと思うんだけど。菅田は何を学んだの?っていう。さらに何度もバンバン2人が飛ばされる意味あったのか⁈とか、その世界で寄り添って仲良く生きている「こーちゃん」と「けい」のことも気にかかる。彼らは何処の誰ともわからない中原と菅田に親切過ぎるのだ。良い子たち過ぎる。
あとがきで、彼らがBL漫画の世界に生きる2人なのだとやんわり種明かしされているので、彼等の世界はその漫画の終わりで詰んでいる、という事が分かるのだかけれど。つまり、どうもならない。というある意味切ないラスト。
菅田と中原がこの世界に飛んだ事によって、もっと何か、成長とか、感じさせて欲しかったなぁ。うーん。
それともう一つ、中原が出来るバンカーだというのに前髪バッサーは気になります。そこはスッキリさせといて欲しい。
個人的にオメガバースに特にこだわりはないんですが、
この作品は通常のオメガバース作品に入るのか?と悩んでしまう…。
オメガバースをフィルターにした、ノンケとゲイの恋愛模様かな。
人生勝ち組の銀行マンでノンケアラサーの菅田が、ゲイの同僚ライバル中原に告白され拒否、
飛ばされたオメガバの世界を通して、性別や種について考えるようになり、
それ以前に大切なことに気づけるようになる内容で、オメガバの悲壮感などは一切なし。
オメガバについて学び、Ωである恐怖を感じる場面はありますが、
菅田が世話になるオメガバの住人、ケイとコーは番でラブラブ、基本的にコミカルテイストな作品です。
なのに、しっかり掘り下げてます。
ノンケ菅田が同性は無理…から、少しずつほだされながら揺れる様が見どころ。
元の世界に戻り中原の本気を知り受け入れても、お互い抱きたいと攻めバトルの中、二人一緒にトリップ。
ここでよくあるオメガバの葛藤、α×Ωじゃないと幸せになれない。
同性を恋愛対象にみることがなかったノンケが、同性愛に葛藤するようになり、
オメガバ世界でも同じ種になり悲観する。
刷り込みによって選択肢を狭めているのは本人なんですが、
それに気づかせてくれるのが、イケメンライバルの中原。
とにかくカッコイイんですが、好き好きワンコな面もあってカワイイ。
ずっと同性愛を隠してきた人生で、
性別も種も関係ない、菅田との対等な関係のまま愛し合いたいと願っている中原が、
男前な言葉で菅田の凝り固まった概念を崩して、新しい気持ちに気づかせてくれる。
中原の告白から、一気に菅田の人生観が変わる展開と揺れる心情描写は見ごたえありです。
描き下ろしでは、まだ攻めを諦めてなかった菅田。
上下関係なくお互い気持ち良ければそれが一番と言う中原の言葉にホッコリですが、
可愛い菅田を見たい中原が攻めを譲る日はおそらく来ないだろう…。
抱きたいけど、尻が気持ち良くて快楽負けしてしまうノンケ元攻め、大好きです。
なかなか面白い作品ですが、通常のオメガバ目当てだと肩透かしだと思います。
番のケイαとコーΩが、小柄な高校生攻めと大人なコーで身長差と年齢差があるCP。
いつもあまあまなので、幸せオメガバースでした。
※シーモア:修正は白抜き、菊はフリーです。