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kyoumei retsujo omega omegaverse
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
刑事バディの二作目です。
一作目は二人のプロロークという感じで、
ちょっと物足りなかった感があったのですが、
今回はようやく一歩前進です。
(一歩前進するのに一巻かかりましたが!)
散々オメガという自身の枷に縛り付けられ、
苦しんで来た天音。
彼は自分だけでなく、
他のオメガの苦しみまでその背に背負い、
晴らそうともがいている。
それが生きる意味だと思っている。
そんな天音になにも知らずに、
ただ『好きだから』『運命の番だから』と
後を追いかけていた刈谷も、
自分の世界と天音のいる世界が違うのだと、
アッパーとダウンタウンの違いを肌で感じて
自分の無知さを知っていく。
そんな二人の心情の変化を、
丁寧に書き込んでいく岩本さん、流石です!
オメガバースというと、
どうしてもヒートやフェロモンのアイテムで、
えろえろ重視になりがちてすが、
天音はそこに意地でも屈したくないという
強い意志を持っている!
それでもそこにどうしても屈し、
引きずられてしまうのがオメガで、
その辺の葛藤や悔しさが滲み出ていて、
その辺は読んていて結構辛い!
更にアルファの刈谷がぼんぼんなので、
どうしても天音の居る所まで降りてこられない!
この辺ももどかしい!
けれど、二人がそんな
互いの肉体の、心の葛藤を捻じ伏せるように
繋がっていく過程が、
BL腐女子としてはたまらないのです!
この痛くて泥臭い感じは、
BLじゃないと成り立たないお話だなと。
(それていて、
正装とかテーラーとか
腐女子の好きアッパーアイテムを
散りばめてくる所も流石です)
今回は確かに天音が意地っ張り過ぎて
刈谷に厳しいので、甘々とは程遠い展開で、
更にキツイ過程もあるので読んでいて結構辛い!
しかしその分後半は、
枷が外れたように一気に晴れ晴れとした気分に!
さて、これから二人に更なるどんな事件が、
心情の変化が訪れるのか、
とにかく続きが楽しみであります。
古の腐女子としては流石岩本さんと、
BLを読んだ!という充実感にどっぷり出来たので、
評価は「神」で!
『共鳴発情』に続くシリーズ二作目。
αの名家出身の煌騎(α)とβと偽る天音(Ω)のバディものオメガバースです。
刑事の煌騎と天音は〝運命の番〟ですが、どんなαにも屈しない強さを持つ天音とは一筋縄ではいかない関係^^;
前作に引き続きラブ要素よりもバディ要素強めの作品ですが、
少しずつ天音の気持ちが動いてきたかなーーというところ。
不幸なΩを減らしたいという信念を持って刑事を続ける天音と、
自分を助けてくれた刑事に憧れてキャリアを捨てた煌騎。
実は、煌騎の憧れの刑事と天音の信頼していたバディが同一人物である事が分かったりします。
こういう所も運命なのかな……なんて思ったり。
そして今回は、バディとしてグラドル殺人事件を追います。
レイプドラッグを盛られて睡眠姦された挙句妊娠し、
さらには殺されてしまったΩのために立ち上がった天音と煌騎。
美貌とΩフェロモンを武器に男を惑わす天音に対し、
嫉妬した煌騎が無理矢理天音を抱く展開は好きじゃなかったな。
αに抗えず、ヒートでアイデンティティも打ち砕かれてしまう天音が可哀想になっちゃうんだよなぁ……
ただ、ピンチに駆けつけるのも煌騎なんですよね。
単独行動の結果、クズα3人にレイプされそうになった天音を煌騎がすんでの所で救います。
ここはやられちゃうのーー!ってドキドキしましたが、
ギリ大丈夫でした(フェラはさせられたけど)
捜査ものとしても楽しめましたが、犯人がクソすぎた!
社会的に弱いΩの立場が浮き彫りにされ悲しかったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
危機的状況で天音が思ったのは煌騎のことだったので、
もしかしてもしかする?と期待したら、
「俺は…おまえを……バディとして信頼している」ってーー
おいおい( ̄▽ ̄;)
今いち素直になれない天音ですが、煌騎を特別と言ってみたり、
結構無自覚に煽ってますよね。
タフもそうでしたが、これ天音が煌騎への気持ちを認めたら相当イチャ甘だと思うんですよね(灬ºωº灬)♡
まだまだシリーズ続きそうですが、
天音がデレて甘える姿がみられるまで追い続けます!
ちなみに、煌騎の兄・圭騎のサイドストーリーがコミカライズされて電子で配信されているそうです。
こちらも興味ありなので、読んでみたいです^^
続編ですね。なぜ受けがベータとして生きてこられたか、警官を目指した理由や捜査のノウハウを教わった恩師の存在などの前作ではなかった肉付けがされています。
今回の事件もハラハラですね。というかまた正規の捜査じゃないんですね。よく都合がついたというか時間が取れたというか…。
ようやく攻めをバディとして認めてきた受け。
しかし今回の事件の捜査でαの世界に潜入したり、攻めの社会的地位を目の当たりにしたりで改めて住む世界が違うと実感したり。
正装したらものすごい麗人な受けなのや、ハイクラスのパーティの様子や首藤家の豪華さなどさすが岩本さん。
しかし二人がこじれちゃって。
受けは意地になって一人で危ないところへ飛び込んで…。
なんというか刑事バディものの王道なんですかね。読んでてハラハラするけど、きっと攻めが助けにくる!とこちらも信じてしまう。
今回は受けの発情期も重なり、ゴムもなくでさらに何重もハラハラしました。
予想通りの展開でしたが、受けがようやく攻めのことを認められて、時間はかかるけど素直になれる日が来そうですね。
前作読んで「受けが強い!」と嬉しかったので購入。今回は受けがちょっとヤラレテしまって、あまり嬉しくなかったので萌にしました。ワンコ攻めは可愛いんですけどね。本編390Pほど。
国民番号を持たない野良オメガでしたが、幼い頃に知り合ったベータの個人情報を使って刑事になった天音。人との関わりは極少に抑え、ピルでヒートをやり過ごしていましたが、アルファである煌騎とバディを組まされ、気分は最悪。ある日、煌騎がなにやら一人で調べ物をしている様子に気付き・・・と続きます。
今回の新しい登場人物は、事件関係者と前作出てきてなかったと思う攻めの兄の圭騎(気になる・・コミカライズはこの人なのかな)、母、受けの先輩である小田切(故人)。
++攻め受けについて
まだ社会に出て1年目、刑事としての経験値低であるためか、やたら受けに弱く耳しっぽ垂れているワンコ状態の攻めさん。それは1冊目とあまり変わらない感じですが、今回は舞台を攻めのホームグラウンドであるアルファ社会に移したからか、ヘタレわんこ感を残しつつもアルファ感が増したように思いました。
ちょっと残念だったのが、受け。オメガフェロモンを操れるというスーパー能力は健在だったのですが、今回は事件関係者のアルファにやり込められちゃうんです。
そこが悔しかったーーーーーっ
それをきっかけの一つとして、攻めの事が嫌じゃなかったって気付くので、大事なエピソードかもしんないけど、「無敵状態な受けが攻めにだけボロボロ甘える」というのが好きだからかな、他のアルファに力負けしてしまうのが無念だったです。くー。
最後にちょびっとだけ素直になって、年下ワンコのあまりある精力に身を任せて、二人どろどろになるシーンがあり、「そうそうこれが欲しかったの」と嬉しかったですが。天音さん、強いんだからもうちょっと頑張ってくれれば良かったのに・・と個人的には思った一冊でした。バディとしても番としてもまだまだこれから伸び代ある二人なので、また続くと嬉しいな。
ベータと偽って生きる天音とトップアルファの煌騎が魂の番で、発情期に身体が触れると抑制剤も効かずに共鳴発情するという設定のオメガバース第二弾でした。
2人は刑事でバディなんですが、今回もオメガが亡くなった事件を秘密裏に捜査します。
今回はターゲットに近づく為に煌騎の実家のパーティーに天音も入り込むんです。そこでアルファの世界を見て、自分と煌騎の生まれと育ちの違いを痛感するんです。もともと素直じゃないのに、余計に意固地になって行くんです。それが余りにも可愛げ無くて、ちょっと嫌気がさしました。
そして天音は煌騎を避けてしまった事により、自分でピンチを招いてしまうんです。
刑事として成長した煌騎が必死で天音の居場所を探し出して、無事に救い出すことが出来ました。そして煌騎が自分にとって特別な存在だと自覚することが出来て初めて素直に謝るんです。
でもですね番の契約をしようとした煌騎に、自分は野良オメガだから、フェロモンが無くなったら刑事としての武器が無くなるって拒絶するんです。そこがちょっと納得出来なかったです。
うーん……2巻目はどうも乗り切れず。かなりモヤッとしちゃったんですよね。
もともと私、オメガバースというジャンルが登場した頃は苦手だったんですよ。
『ヒートに抗えない』っていうのがダメなんです。「口ではイヤって言ってても体はイイって言ってるぜ」という、この世の中で最もゲスなセリフを思い出しちゃうんですね。
その後、オメガバはバリエーションが豊富になりまして『ハンデをひっくり返すほど強いオメガ』が出る作品も増えて「面白いじゃん!」と変わりました。
で、このお話の主人公の天音。
抑制剤を使ってヒート中のフェロモンを操り潜入捜査をするという、オメガの弱点を逆手に取った戦い方をするんですね。伏せられているけれども、自分に関わる何らかの謎を明かすという目的の為に。
1巻はここに痺れたんですよ。
それがねぇ、今作でその手を使って被疑者に近寄った天音は、嫉妬に狂った煌騎にやられちゃうんですね。最初は力づくなんだけど、ヒート中だったため途中からは止められなくなっちゃうっていう、あのやられ方で。
これ、まさに前述の「口ではイヤって言ってるけど……」のパターン。
もうこれがダメだった。
で、その後の展開も……うーん。
大ピンチに陥ると煌騎が現れて救ってくれるという王道パターンなんですよ。
嫌いじゃないよ、そういう王道。
でも、さっきの『無理矢理』とセットになるとキツイ。
「天音がどーんなに努力を重ねてもオメガだから無理なんですよ~」と言われている様な気がしてしまいます。
苦手だわ、こういうの、私。
ベテラン作家さんですのでお上手なんですよ。だから面白いの。
面白く読んでいると「ありゃー……」ってなる感じでした。
多分、次巻も読むと思います。
天音が『か弱い者』『守られる者』になりませんように(拝む)。
なかなかのボリューム
そしてなかなかのお値段
続編ということもあり、買ってみました
前作、そんなに嵌らなかったんだよなぁと思いつつ
で、あらすじと言うか詳しいところは皆さん書かれてるので内容1点これだけは知りたい
天音、結局レイプされたの?
そこんとこの描写がよく分からんのですよねぇ
まぁ、無理矢理口に突っ込まれてましたが、挿入されたような描写はなくていきなりそこで場面転換
攻めターンに入るからまるで挿入されてるかのようだし
うーん
あと、生理的にダメだったのが強制フェラされた天音にキスしたりとか
レイプあったのかないのか分からんまま生で致すのは
衛生的になんだかなぁ、と思ってしまいました
せめてシャワー浴びようぜ