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私とそなたは、永遠に一緒じゃ――。
kyuubi no kitsune to kodure no bouzu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きなシリーズの3作品目が発売されるのを先日知り、テンションMAXにして発売を待っていました。
なのに…!!
題名に『永遠に』なんて、付いちゃってるじゃありませんか…!!
とうとう、このシリーズも終わっちゃうのか…と寂しく思いながらも、充実しまくってた内容に大大大満足なフィナーレでした。
だって、相変わらずな玉嵐たちのイチャイチャはもちろん、円仁の心の成長、円仁の結婚、そして孫…最後は亡くなっても2人一緒に…。と、見たかった全部が詰まってて、胸がいっぱいになった読後でした。
それでも!それでも!!やっぱり終わっちゃうのが寂しくて、しばらく『九尾の狐』ロスになりそうです…。
『九尾の狐となまぐさ坊主』『九尾の狐と子連れの坊主』のシリーズ、堂々の完結編です。
カップリングは、玉藻前と呼ばれた九尾の妖狐:玉嵐×なまぐさ坊主でお人好しな僧侶:円楷
表紙の可愛いお子さんは円仁ちゃん、この狐と人間のハーフである幼子の両親として玉嵐×円楷夫婦が奮闘する子育てBL話。
ちるちるでネタバレされているレビューを読んだときから、絶対に泣くと分かっていました。
好きなマンガの完結編を読むのも、作品が終わって欲しくないから辛いですしね。発売日に買ったくせに、読むのを数か月もの間ずっと躊躇していたけれど…どんな結末なのか知りたい欲に負けました。
覚悟して読みましたら…結果、やっぱり号泣…号泣!!
漫画作品で涙がボロボロ止まらなくて、本が濡れるからって理由で途中で読めなくなったのは久しぶりです。
玉嵐×円楷夫婦はもちろん、円仁ちゃんも狸達も円楷の両親も元美ちゃん!
もう登場人物全員が大好きだから未来が見れたのは嬉しかったんですけどね!!
本作は円仁ちゃんの成長と死生観を軸に、人間に化けられる狸:嵐太郎や猫:阿国を助けるエピソードが入ります。
円仁ちゃんをはじめとする子ども達や、モフモフな狸や猫の擬人化もあるので可愛いの大好きな方は必見!
さらに肉体的にも成長した円仁ちゃんも見れてしまうし、気になっていた玉嵐に恋する元美ちゃんがどうなったのかも判明!
玉嵐×円楷夫婦の好きなエピソードはやはり最終話で、初めての夫婦喧嘩に仲直り
まで…カップルの深い絆を感じました。
妖力を補う手段があれば永遠の命を持つであろう妖狐の玉嵐が、円楷のみを伴侶として添い遂げる道を選んだこと。
そして円楷が玉嵐に寄り添われながら亡くなり、約束を守って命を終えた玉嵐…
この一連のシーンで…命の長さが異なるカップルの人外BLとして、ひとつの理想的な答えを貰ったことに感動しました。
ただし!もの凄ーく泣きました…涙で前は見えないし、鼻水まで出て息が出来なくなるくらい泣かされました!!
これから読まれる方は、本気でティッシュを手の届く処に用意してから読むこと!覚悟してください!!!
エッチシーンについて…
☆玉嵐は淫らな妖怪:妖狐なのでエネルギーを得る為にエッチするのは、シリーズ全体の設定です。
できあがっているカップルで、かつ物語が完結に向かう話がメインとなった巻なので少なめです。
修正はエッチ描写自体が少ないせいもありますが…ほとんどなし、局部を見せない構図がメインです。
既刊では普段は表情豊かなキャラの円楷が、エッチのときは格別に可愛らしく変化する様が絶品だったので…エッチは物足りなかったかも。
シリーズ3作目にして完結巻。
優しくあたたかく素敵なお話でした。
今回は大きく3つに分かれてて
前作でも登場した狸の「団三郎・嵐太郎」のお話。
円仁が連れてきた壷の付喪神「阿国」のお話。
玉嵐と円楷の天寿のお話。
どれも感動でした。
嵐太郎の恋のお話では、嵐太郎の感情に気づき・じっと話を聞き・優しく話をする円楷の立派な姿に感激しました。
1巻で「なまぐさ坊主」だった姿とは比べ物にならないくらいに人として成長してる姿はカッコよかったです。
阿国の話はとにかく泣いちゃいました。どれもそうですけどこれもやはり優しいお話で。切ないんですが最後はあたたかくなる展開に泣きました。
ラストは玉嵐が円楷を生涯最後の相手と決めたお話。これも勿論切ないんですがやはり心あたたかくなるお話でした。
BLというよりヒューマンドラマですね。
あー、もう耐えられなくて泣いたよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
感無量ですよ。
最後まで本当に素晴らしかった。
人外好きの方にも苦手な方にもお薦めしたいシリーズです。
円仁、優しくていい子になったなぁ。
まさか、元美がここで絡んでくるとは思わなかったけど、嬉しかったです^^
このシリーズ、本当にどのキャラもどのエピソードも最高で、感動しかなかった。
円仁が寿命でこの世を去った時は悲しくて仕方がなかったけど、
玉嵐との愛の深さを感じさせられました。
もし天国がこんなに素敵な場所だったら、生きることも死ぬことも怖くないと思います。
恋愛・親愛・慈愛・親子愛……色んな愛を感じさせてもらいました。
そして、そのどれもが無償の愛だったと思います。
素敵な作品に出会えて嬉しかったです。
ありがとうございました。
シリーズ2冊を気になり読んで続きは?!となってたタイミングで3冊目を手にしました!
タイトルにもあるように『永遠』円楷と玉嵐が愛し愛されて家族となり永遠に愛されていくお話です(*^^*)
ふたりの子供、円仁の成長にもウルウルします。
作中のモフモフタイムも至福・・・♡
大好きな作品の最終巻です。
元?なまぐさ坊主の円楷が九尾の狐玉嵐と恋をして、兄夫婦の忘形見である円仁と家族になり、愛を育む。
人と妖、妖と妖、妖と故人
色々な愛の物語が紡がれますが、どれも切なく尊い。
人である円楷は九尾の玉嵐よりも先に旅立ってしまいますが、天国で再会し、タイトル通り「永遠に」仲睦まじく暮らすのだろうな、と心温まるエンディングでした。
生と死という重いテーマを扱いつつも、シリアスになりすぎず、あくまで愛の美しさ、尊さを際立たせるストーリーの完成度もさることながら、その魅力を120%引き出すしらゆき先生の画力にもぜひご注目を。
お二人のお力の足し算ではなく、掛け算で生み出された傑作だと思います。
ぜひ3巻まとめてお読みください。
号泣必至なので、大きめのタオルをお忘れなく。
最後は涙を抑えるなんて無理でした。
読みながら泣いて、ても悲しい涙をでもなく。
種の違う者同士、お別れというのは必ずしもあるし生きていく時間も違うのはあるのにこの作品はそれを本当に素晴らしく表現されています。
一冊丸ごと私は泣いて読んでました。
これから読む方は是非3冊合わせて読んで欲しい!
それこそ、この作品の良さが本当にわかる。
沢山の人に読んで欲しい作品です。
BLジャンルに、親子の情を物語る作品があるとは思わなかった。
親子の別れのシーンは、つい泣けてしまう。
余り多く書く必要が無い良い作品でしたが、読後のメモ。「心が震えた」
是非読んでみて、泣いてください。
・・と書いても、きっとレビューを読む人は多分いない。
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「九尾狐」:
九尾狐(きゅうびこ)・九尾狐狸(きゅうびこり)は、中国神話の生物。
9本の尾をもつキツネの霊獣または妖怪 吉兆をもたらす神獣とされる場合と、人を惑わす妖怪とされる場合がある。
記述:中国最古の地理書『山海経』で、「南山経次一経」の青丘山の項/「東山経次二経」の鳧麗(ふり)山の項/西晋の時代に『山海経』に追加された「大荒東経」。
後漢時代の『白虎通義』/唐代の歴史書『周書』/北宋時代の『太平広記』
平安時代の『延喜式』では神獣
「天狐」:
千年生きた狐は神獣となり、体毛は白く、眼は金色に輝き、千里先までを見ることができる
二千年生きると「空狐」となり、狐耳を持つ人の姿をした神になる
安倍泰成:清明の母は白狐だったというのに・・
鳥羽上皇付きの陰陽師。 安倍晴明の四代目の子孫。
玉藻の草子「御伽草子」