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運命の相手は“既婚者"だった。
2banme no alpha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
綺麗なストーリーでした。
ハピエンです。
切ない展開で、なんだかヒゲダンのpretender聴いてる気持ちになりました。
そういう雰囲気のストーリーです。
攻の森田が出会って真っ先に「運命」を感じるのに、受である松本の薬指には指輪が光ってて…。
ここだけで、もうエモくないですか?
エモいんですよ…。もう指輪が気になって仕方がないですよね!?
松本の気持ちをどう動かせるかがポイントになっていくと思うんですが、念のため言っとくとNTRではないのでご安心ください(?)
NTRじゃねえかよ!って思った方は、手を出さない方がよろしいかと思います。
松本の妹なんていうキーキャラも出てきて、2人が徐々にくっついて行く過程がジリジリと焦ったいけど、そこがまた物語に惹きつけられるんです。
エモ切ないストーリーをお求めの方はぜひ。
オメガバースで番となるには首を噛みその跡が残るもの
その跡をつけた相手を失い残されたオメガと彼に出会った運命の番のお話
運命の番なのに相手は別に番を持ってしまっていてというお話
このお話もとても良かったです
出会った日一眼で運命の番とわかった年上の彼の指には指輪があり首には番が付けた歯形があった
運命の番のアルファの森田の匂いに釣られてヒートがきてしまったオメガの松本の首に歯形があると分かっていても衝動を止められず結ばれてしまう二人
懸命に想いを止めようとする森田だが松本には件の番の気配が感じられず…
年下の森田の真摯な姿勢を感じながら壁を作る松本に
松本の番は今どうしているのかと思いながら物語を読み進める事と思います
破綻してるのか、アルファに別に運命の番が見つかってオメガを捨てたのか、それとも…と
わかった時松本の苦しみの理由が心身共に根付いたものだとわかりとても切なかったです
森田が松本の過去への敬意を持って対するところもとてもよかったです
深く愛されたからこそ孤独は深かったでしょう
だからこそまた愛する事は失う恐怖を思い出させたでしょう
乗り越えられたのは森田からの愛だけでなく真摯に愛された記憶のおかげだったんでしょうね
森田死んでも松本を置いて行くなよと思います
題材はヘビーですが松本が大人で森田が紳士で終始淡々と物語が進んできます
ドラマティックな物語がお好きな方には少し物足りないかなと思いますが、二度目の恋だからこそ臆病になり慎重になる姿は私は好きでした
未亡人・・年下攻・・オメガバース。
少々暗めだが、ラストが可愛くてよかった。
運命の番としての運命の出会い。
お互いにすぐに気づいた。
惹かれ合う気持ちはあるものの一歩踏み出せない理由。
Ωである受が失った相手との過去
確執、心の持ちよう。
展開がたんたんとして盛り上がりは薄目。
惹かれ合っているのに受け入れられない理由が個人的には好みでした。
亡くなった夫視点だとどう見えていたのかというところが
描かれてたりすると面白いのかなぁなんて思いつつ。
運命を受け入れてからの二人も微笑ましくて良
運命の相手は既婚者だった。
このフレーズを見たらオメガバース好きさんは読みたい欲溢れでちゃうと思います。
私もそのひとりでした。
松本には切ない過去があって、というかそんな言葉では片付けられないほどの出来事ですよね…番が亡くなっていること、そして亡くなる前に番を解消されたこと。(これは相手が松本のことを想ってしたわけですが)
立ち直ることなんて出来るのだろうか?松本の気持ちを考えると胸がいたみました。
そして森田の松本に対する「アツさ」が良くも悪くもひっかかってしまいました。
森田と松本は運命の番だというのはわかります。それこそ自分の意思とは関係ないところでも引き寄せられるのもわかる。
でももう少し冷静になれないのかな、と。
いくら仕事の時には話を聞いてくれないからといって、酒が入ってるところで急に理性を失う姿にはどうしても共感できなかったです。
どんなに好きでも運命の番でもめちゃくちゃアツく想いを伝えても!松本が心を解いて話をしてくれるまで待つ、くらいの余裕があればよかったなと思いました。
結構前に読んだのですが、思いの外良い作品でしたので、遅ればせながらレビューさせていただこうかと‥。
ストーリー的には主人公に恋する人が現れますが、主人公は亡くなった恋人を忘れられずにいて頑なです。やがてその新しい人からの真剣な想いにもう一度人を愛し幸せになってもいいのかなっと思うようになり新しい人の想いを受け入れます。
「お前は生きているだ!死んだ奴より目の前の生きている俺を見ろ!」みたいな(本編にそんなセリフは出てきませんが‥)
ドラマに良くありそうなストーリーなのです。
でも、そこへオメガバースという要素が入ってくるから一筋縄ではいかない面白さが出てきます!
主に番についてですが、オメガバース設定は良く活かされていたと思います。
絵柄はきれいでとても読みやすいです。
攻めくんもとても誠実な人ですし、登場人物は好感度の良いキャラです。
わちゃわちゃしたかわいい系の好きな方には物足りないとおもいますが、美しく静かで落ち着いたストーリーなので、大人の方にぴったりな作品だと思います。
オメガバース
読み進めていくうちに
Ωさんが絶対に運命を受け入れたくない…という理由が分かります
若干テーマは重いかもですがちゃんと幸せになるのでOK
内容は大人な感じ
空港で出会った瞬間に運命を感じるα
相手のΩは会社の先輩で薬指には結婚指輪が…
発情期に巻き込まれ我慢して立ち去ろうとしたのに
Ωに引き留められてセックスしてしまう
ものすごくよく組み立てられた作品だと思う
オメガバース設定が活かされているし
絵は緻密で大人向きという感じ
とても面白かったです
あらら、レビューでの評価が低いようですね…
私はかなーり!引き込まれて読みました。非常に良かったと思います。
物語はオメガバース。
本作のキモは、「運命の番は、既婚者だった…!」という部分でしょうか。
主人公はαの若者・森田。
父の経営するインテリアデザイン会社を継ぐ前の修行的な感じで、まず叔父が社長の支社に入社する、という設定です。
その支社の社員でデザイナーの松本さんに出会った瞬間!
森田は悟った。「俺の…運命…」
ただ、松本さんの左手薬指には指輪が!
この松本さんがいいんですよ〜。
年相応の落ち着き、仕事の安定感、人への接し方、芯の強さ。
それなのに森田の歓迎会で薬が無く発情が始まってしまう松本さん!もう、迂闊!
そりゃ「運命」を感じてるΩの発情を目の前にして、森田の理性なんて吹き飛びますよね。という事でいきなりホテルにて挿入まで……!
うなじの噛み跡に手をやり「ごめん…春馬」とうめく松本さん…so sexy…
松本さんはベッドで儚げで甘やかな肢体をくねらせて。
芯が強い、だけどどこか支えてあげたいような淋しさを纏わせる男。
この松本さんの魅力にノックアウトされました。
その後、怪我をしても、残業続きでも、何の連絡もしてこない松本さんの伴侶。
…となると松本さんの抱えている秘密は、わかりますよね。切ない事情ですよね。
だからこそ松本さんの纏う淋しさが迫ってくるんです。
対して、若い森田は人物的にあまり魅力が無い。仕方ないけど、人間としての深みなどはまだまだなんです。だから単なる年下わんこ、松本さんの魅力にメロメロの恋する若者なだけになってる。
でも本作は松本さんの救済的な展開としても読めますね。
そう読めば、単純だけど一途な男に今までの哀しみ、淋しさ全てを包んでもらう、そんな松本さんの生き直しの物語になる。
さて、森田を受け入れる事を決めた松本さんはとってもセクシーです。
誘い方も行為も、自然ににじみ出る色気。
描き下ろし「発情期明け」
手を怪我した時に外した指輪。
でも捨てる事はどうしてもできない。ごめんね…
これがパートナーを死別でなくしたひとの哀しさなのかな。今幸せで、でも…という。
もちろんそれ込みで松本さんを包もうとしている森田は気にしたりはしません。
発情期の毎晩のセックスで疲れた風情の松本さんの色っぽさ、噛み痕と身体中に彩られたキスマークがイイです。色っぽい!
『運命の番が既婚者だったら』の帯に期待値爆上がりで読み始めましたが、主人公の森田(α)に萌えず・・・
父親が経営するインテリアデザイン会社の支社(叔父が社長)に入社した森田。
(お坊ちゃんなのねーとか思ったけど、あまりこの設定はその後生かされてませんでした)
空港に迎えに来た入社10年目の松本に出会った早々運命の番だと気付く。
しかし松本の薬指には結婚指輪。
その日の歓迎会でヒートを起こした松本を助け連れ帰ろうとするがラットがしんどくて近くのホテルに寝かせ帰ろうとするも我慢の限界で襲ってしまう。
セックス中「ごめんな春馬」と泣きながらうなじを守る松本。
翌日、昨夜のことを無かった事にしようと言う松本に謝り続ける森田。
ここからだんだん森田の猪突猛進っぷりが発揮されてきました。
松本が怪我をしたり連日残業しても心配している家族の雰囲気を全く感じず「ないがしろにされている」と勝手に判断しちゃう所も驚くほどの突っ走り具合に引いちゃいました。
実際には番を亡くしていて、病床の春馬に誰かを好きになったらそいつと幸せになれと言われていた松本はラストに春馬の墓前で悩んでいるとそこに現れる森田。
もう愛した人を失うのが怖いという松本に「貴方より1日長く生きる」と誓う森田とハッピーエンド。
この展開分かってはいたけど、このシーンまでに松本が森田に惹かれてる描写が少なかった・・・気がします。
「運命の番だから」「愛をごり押ししてくる攻めを受け入れた」的な解釈になってもおかしくないような。
完全に好みの問題ですが…
運命の番だからこそ、本能で惹かれるけどそれとは別で心から相手を愛しく感じてしまうって展開を感じたかったです。
『運命の番が既婚者だった』
こんな一言を目にしてはオメガバ好きとして買わずにはいられないじゃないですか╭( ・ㅂ・)و ̑̑
もぉぉぉワクワクさんで読み始めたんですけどね。
ーーーーーうん。だね。っていう感想…;
何に重点を置いて読むかで評価が変わりそうかな?と思います。
個人的にオメガバース作品としては良いところ突く割に普通の域を超えなかったかなーと。
目を惹く設定なのに大味な展開は勿体ない…。
オメガバースを取っ払って考えると
年下ワンコ攻めスキーの萌えツボをつく可愛さにニヨニヨできて面白かったです…!
淋しげな年上受けからは切なキュンを感じられるセリフもあったので良き良き。
評価は中立と萌え×2の間をとって萌えです。
あと1歩ディープさが欲しかったなぁ…。
設定はいいのに勿体ない。ああ勿体ない。
(感想を書くに当たって大きめなネタバレがぼかせなかったので以下ご注意ください)
内容はドーンと目を惹くキャッチコピー通り、
『運命の番が既婚者だったら?』を軸に展開します。
攻め:森田(α)はデザイン会社の社長の息子。
新卒で入社し、早々に社長代理をしてる違和感は拭えないかな;
(インターンで働いていた経験はありますが…)
それはさておき本人は真面目で仕事熱心。
非常に真っ直ぐな心根は恋愛面でも発揮され、出会ったばかりの「運命の番」に一直線。
既婚者だと知っても片想いは止められず少々暴走気味ながらも必死でアピールをするワンコ攻めです。
あ、もちろん最初から奪う気満々ではないです。
受けの松本があまり幸せそうに見えない点や、家族に愛されてる雰囲気がないことが気になった結果、
"オレだったらもっと松本さんを大切にするのに!解せぬ!!"精神で少し暴走しちゃうのですね。
個人的にはいじらしくて可愛く感じました(∩´///`∩)
受け:松本はどこか淋しげな雰囲気を纏ったお人です。
既婚者だから…と森田を制止して大人の対応でスルーする割にどこかほっとけない空気というか。
普通の既婚者とは違うワケアリっぽさがビシバシ。
(で、展開が想像つくという…。)
(で、感想が"ですよねー"となる。)
大きめなネタバレになりますが
正確には「「「未亡人受け」」」です。
このワードがすご~~~くシックリくる…!
(既婚者でミスリードするより最初から未亡人受けを押せば良かったのに…って素人考えですかね?)
松本の発情期に当てられて森田が無理矢理襲っちゃうシーンがあるんですけどね。
森田に抱かれながら「ごめん、ごめんな春馬」と泣いてるのが切なくて萌えるのですよ!(;///;)
亡くなった番の春馬を想い続けたいのに、
どうしようもなく森田に惹かれて本能に抗えないという切なさ…!!
この辺りをもう少し掘り下げてほしかったな…。勿体ない…。
番が亡くなっていることを知らない森田は「俺のほうが…!」と迫るんですが、
逆に言えば、番は松本を大切にしていないと糾弾している形になるのですね。
生きている時はすごく大事にしてくれてたのを否定して無神経に侮辱しているようなもんです。
この誤解も切なくて痛々しい…(;////;)
番を喪うと残されたΩは噛み跡が切り裂かれるように痛むそう。
それを踏まえた上での「貴方より1日長く生きてみせます」の一言がグッときました。
そんなこんなで良いところ突いてる作品ではあります。
あと1歩が惜しい。もしくは最初から未亡人受けで売って欲しかった…。勿体ない…。
運命の番として出会った相手には、既に伴侶が居てー。
と言う、オメガバース作品になります。
もう、めちゃくちゃ好みの設定で、発売を楽しみにしてたんですよね。
実際、しっとり読ませてくれる素敵なお話だったんですよね。
いや、てっきり受けの配偶者というのはオメガをモノ扱いしてる酷いアルファで、そこに王子様的に攻めが現れ・・・的に予想してたら、真逆のオチで。
こういう、切なくも優しいお話って、すごく素敵だと思う。
ただ、これ、攻めの思い込みが激しいな!
そもそも、運命の番ってだけで好きになると言うのが、個人的には好みじゃ無いんですよ。
普段なら萌えまくる「愛してる」に、「早いよ!」と冷めてしまう。
そんな感じで評価に迷うんですけど、全体的には好みの為、「萌」とさせていただきます。
で、ザックリした内容です。
アルファである新社員・森田。
新しい職場で先輩として出会った社員・松本ですが、なんと運命の番だったんですね。
しかし、彼は既婚者で、既に番が居てー・・・と言うものです。
まずこちら、森田が真っ直ぐな年下ワンコ。
で、松本がどこか寂しげな、影のある受けでしょうか。
運命の番だと気付いた次の瞬間、相手が既に既婚者だと分かってショックを受ける森田。
ここから、松本のヒートに巻き込まれ、二人は関係を持ってしまうんですね。
更に、松本の様子から、彼が配偶者に大切にされていないのでは無いかと気づく森田。
自身が幸せにしたいと強く望むものの、松本は想いを決して受け入れようとはせず・・・と言った流れ。
繰り返しになりますが、てっきり松本の配偶者と言うのは、オメガをモノ扱いする酷いアルファだと思ってたんですよね。
ところが、それとは真逆のオチがくる。
私の松本に対する最初の印象なんですけど、どこか未亡人っぽいなぁでして。
寂しげで影があって、時間が止まってる的な。
ヒートを起こしての森田との過ちですが、うなじを噛まれそうになった松本がですね、泣きながら首を庇うんですよ。
噛まれないように。
で、うわごとのように「ごめん・・・」と、配偶者の名前を呼ぶ。
家に帰れば一人で、ケガをしても面倒も見てくれない配偶者。
その様子から、強い胸の痛みを覚え、狂おしく松本を求める森田。
何故、そんな酷い配偶者を、いつまでも松本が待ち続けのかー。
不思議で仕方なかったんですよね。
が、終盤で分かる事実。
実は松本の配偶者ですが、病で既に亡くなってたんですよね。
これが分かった時、これまでの松本の行動に全て納得がいって、切なくて切なくて。
また、松本の配偶者がですね、すごく素敵なんですよ。
自分が亡くなったあと、愛する人が出来たなら、そいつと新しい人生を歩んで欲しい。
そいつが運命の番でも、そうじゃなくとも。
お前に幸せになって欲しい。
松本の時間というのは、彼との別れから、ある意味止まっていたんですよね。
きっと。
それが森田との出会いにより、再び動き出すのが素敵と言うか。
いやマジで、亡くなった彼の為にも、幸せになってほしいと願っちゃうんですよ。
そして、森田の真っ直ぐで一途な想いが、そんな彼の心を動かすのにもグッときちゃうんですよ。
ただこれ、微妙に引っ掛かる部分。
森田なんですけど、運命の番ってだけで好きになるんですよね。
ついでに、やたら思い込みが激しいと言うか、勝手な想像で突っ走ると言うか。
もちろん、松本のここに惹かれたんだろうなぁと言う印象的なエピソードなんかもあるんですけど、最初から「運命の番」だの「愛してる」だの言ってる為、なんか共感しがたいよ!と。
これが無かったら、もっと評価は上だったんですけど。
一途なワンコっぷりは、とても良かったんですけど。
まぁそんな感じで、全体的には好みなんですけど、共感し難い部分もある。
なんとも評価に迷う作品でした。