有能編集×高校生作家の凸凹お仕事ラブ♡

恋のネームが切れません!

koi no name ga kiremasen

恋のネームが切れません!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×29
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
86
評価数
21
平均
4.1 / 5
神率
38.1%
著者
黒沢椎 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784199608193

あらすじ

人気急上昇中の漫画家・二階堂ムギこと、紬。
ちょっとHなラブコメ路線で
人気を集めているけれど、実は現役の高校生!!
七三メガネでお堅い担当編集・羽柴の指導に
反発する日々だ。
そんなある日、羽柴がゲイだという噂に乗じて
悪乗りしたら、キスされてしまった!?
「こんなことであんたを手放すなんて嫌だ」
口うるさいと思っていたけれど、
担当替えを宣言され、心穏やかでいられず…!?

表題作恋のネームが切れません!

編集者
漫画家

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数5

攻め視点の続編希望

絵柄が好みだったので購入しましたが、タイトルのイメージでラブコメ感が強いのかなぁと思っていました。

確かに笑える所も多々あるのですが、続きを描いてくださいお願いしますと土下座する勢いでいい話でした。
笑えて萌えるだけではなく心の中で反芻して噛み締めるタイプのBLです。


まず紬いいやつ。
年上編集者にタメ口という生意気さはありますが、真っ直ぐで素直で本当に描くことが好きなんだなぁと全編を通して伝わってきます。
特に羽柴から「ホモらしくない」と言われホモらしいとは、と考えを巡らせる1コマ。きつい言われ方に投げ出したくなるだろうにしがみついていく紬がかっこよく、多方面から読み解こうとする様が物語を産み出す人の脳はこうなっているのかなぁと少しだけ触れられた気がして感動しました。

何より萌えたのは羽柴から冷たくされて「だって好きだし」と拗ねるシーン。
「だって」て!何それ可愛すぎる!!
この素直な言動があったからこそ二人は結ばれ、試練を乗り越え、ハッピーエンドを迎えられたのだなと思います。


そして羽柴もいいやつ。
紬の専属騎士っぷりがかっこよくて、口悪いくせにその言葉全てに紬への愛が溢れていて萌えが止まりません。
最初から最後まで自分の坊っちゃん(担当作家兼恋人)に手を出すやつ全員ブッコロの姿勢に拍手喝采です。

紬は羽柴から大事にされている自覚はありつつも冷たいなぁと感じているようですが(実際冷たくはある)紬が思っている1億倍は愛されているので安心して欲しいです。それに気付いてない紬もいいんですけどね~。
なんせ再開後のエッチで別れていたから他の人とヤッていてもおかしくないと考える紬に対して、そんな選択は一ミリもない羽柴。それを伝えるのも「…ないだろ」と甘い台詞は皆無なところが羽柴らしくていい!!

羽柴らしいといえば紬がお宅訪問すると分かっていてもボサボサ頭の部屋着で出迎えるのがいいですねー。来てすぐエッチしてるし笑
そして七三眼鏡スーツからの休日スタイルは普通にギャップ萌えで羽柴が魅力的すぎて狡い!
紬が高校生なので忘れがちですが羽柴も24歳という若さ。今でもキュンキュンが止まらないのにこれからどうなっちゃうの!?と羽柴の成長が心配です。


全編紬視点で読みごたえ抜群だったのですがそうなると羽柴の思いも気になるわけで。
羽柴も暴言から気持ちが表れてはいるのですが、付き合う前はどう考えていたのか、復縁した後どんな思いでどんな態度をとるのかとても気になるので羽柴視点の過去含めた続編があれば大変ハッピーであります!!

4

ギャップ萌えです!

内容も面白かったし、
絵がとても綺麗で読みやすかったです!


年齢を偽った高校生漫画家・紬と、
担当編集・羽柴の二人三脚ラブコメです^^

紬は高校生ながら23歳と偽り、
パンチラありのラブコメ漫画を描いています。
その担当が羽柴なのですが、七三眼鏡のお硬い男……
と思っていたら、バイで元ヤンでオタクというギャップ!

紬は普通の高校生らしい男の子なのですが、
羽柴のギャップがすごく良かった!
真面目な見た目に反して元ヤンだし、
突然のタメ口に呼び捨てーーキュンです♡

なんやかんやでお付き合いをはじめ、
軽くHなんかもしてます^^;
ただのお仕事BLかと思ったら、
突然羽柴に誹謗中傷メールが届いたり、
紬の正体が暴かれそうになったりと事件が起きます。

この犯人は羽柴の元同級生なのですが、
こいつがかなりクズでしたね。
このクズに立ち向かう紬はカッコ良かったです!

だけど、自分の責任を感じ、担当を降り別れを告げる羽柴……
やる気をなくす紬を励ますのはアシスタントだったりファンだったり、そしてーー羽柴です。

〝日本一のラブコメを描く〟
過去に言ったこのセリフを実現すべく頑張る紬。
それは、もう一度羽柴に会いたいから……
普段強気な紬が健気に頑張る姿には、
グッとくるものがありました。


ハッピーエンドで終わる本作ですが、
なんといっても羽柴のキャラが光ってましたね。
普段と休日のギャップにもやられました!
とても面白かったです‼︎



4

ギャップ萌え♡

漫画家・二階堂ムギは、実は現役男子高生の紬。編集長の指示で年齢詐称中♪
元々はバトル漫画を描きたかったが現在は少年誌でラブコメ連載中。毎回担当編集・羽柴に乳やパンチラを求められる事に鬱憤たまってた矢先、学校でクラスメイトがムギの漫画を「オカズ漫画」と言っているのを聞く。
あんな奴らの為に乳やパンチラを描いてるんじゃないと躍起になってネームを描くが、羽柴がゲイかもと噂を聞いていたことで羽柴への不満が漫画に現れラブコメにBLチックな展開を描き怒られる。
口論になって血迷い(笑)ハッテン場へ行った紬は男に声を掛けられ怖くなったところを羽柴に助けられる。
怒りでテンパった羽柴はつい自分の気持ちをあらわにしてしまい、真剣に自分の事を考えてくれてる羽柴に絆され付き合う展開に。

付き合った後に色々と起こりますが・・・
まぁーーー何はともあれ羽柴のギャップがたまらない。
紬には冷たく口うるさい羽柴が他の先生には丁寧で優しい処世姿。
七三分けのド真面目羽柴が元最強ヤンキー。
ころころ変わる表情や口調にきゃっきゃなっちゃいました♡

1

やっぱり密接になるんだなぁ

そこそこ人気の漫画家紬と担当編集者の羽柴の恋の話。

紬は、アナログなんですね~
アシスタントさんと、ほぼ2人で描いています。これを漫画家デビューした14才からやっているという設定です。
一応、ラブコメだから年上に年齢詐称しなくてはならず。確かに、えっちな描写有りきだと支障がありそうですね。

担当編集者の羽柴が、なかなかツン対応の人。だけど、ちゃんと紬を守って育て上げる決心の裏返しでも有るんですよ。
紬に対する態度も、気を許している証拠らしく。これは、なかなか分かりづらいよ!
だからこそ、18才で人気ある漫画家に育ち、描く事に集中出来たのではないでしょうか。

担当編集者と、漫画家さんは密接な関係性なんでしょうね~過去にも同じ設定有りますし。

元ヤンだった羽柴を逆恨みしている同級生なんかが出てきて、紬が巻き込まれてしまうんです。羽柴が解決するために距離をとったり。解決こそするけど、紬とは担当を離れ距離が出来てしまう。

だけど、紬が頑張りました!
初恋だよね、初めての恋人で自分を大切に育ててくれた人。
諦めないで、ちゃんと自分が成長する方向に持っていくんです。偉かった!

紬の成長と、キャリアアップにも関わっていく羽柴は再会してからは、どちらにとっても支え合う良き恋人になりました。
よきかな、よきかな。
紬の作品も、もうちょい作品中で見たかった!
ほっとしたお話でした!

1

攻めが良い!

「兄とは恋仲なんですが。」以来の黒沢先生の作品でした。

今回は表題作がまるまる一冊だったので、ストーリーをじっくり読む事が出来て良かったです。

紬が高校生という事もあり本当に子どもなんです。羽柴との関係やネットでの悪意に右往左往して仕事に集中出来なかったり、危機管理も甘くてお子ちゃま感満載なんですが、そこも憎めない可愛さがありました。
そして羽柴の担当編集者の顔の他に、過去のヤンチャだったころの面影にドキっとしてしまいました。
プライベートでの眼鏡を外して、髪を下ろした姿のギャップにやられてしまいました。

羽柴の過去を知る同級生の薄気味悪い悪意が、紬に向いた時の羽柴の本気の顔にキュンとしました。

軽くアッサリ読める作品でしたが、萌えところはしっかり押さえていると思いました。この続編が読みたいと思いました。

0

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