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gokuraku ni ghost
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
小さい頃から作文やお話を書けばいつも評価され、新人文学賞では小説家の獺郷が特別賞を設けるほどに評価もされたが、スランプから書けなくなりウェブライターとして働きだした右。
連載を依頼した獺郷先生と会うことになるが、実は獺郷先生は10年前に亡くなっていて10年間獺郷先生の全財産を相続した羽鳥がゴーストライターをしていたことを知る。
「書けなくなった自分」とうまく向き合えていなかった右が、羽鳥のゴーストライターとして書いた文ではなく私小説をたまたま読んでしまった際に、羽鳥の圧倒的才能と自分にはそれがないという事実を泣きながら受け入れるシーンはたまりませんでした。
羽鳥がどん底人生だった自分を拾って人間らしい生活を送らせてくれたことへの感謝と尊敬によって獺郷先生のゴーストライターをしているというのが切なくもあたたかかったです。
獺郷先生が依頼してたDNA鑑定結果を未開封だったというシーンは好きでした。
思っていたよりもずっと素敵でした〜
ちょっと謎めいた感じで始まる一話、
美人小説家・豪雨の中の停電・秘密の暴露……
まるでミステリー小説のようで一気に引き込まれました!
webライター・右(たすく)は人前に出ない文豪・獺郷に仕事で会うことに。
還暦を超えた獺郷の家にいたのは美しい青年・八尋で、
八尋は自分が獺郷だと言い出しーー…⁉︎
八尋はすでに亡くなった獺郷のゴーストライターを10年続けてきました。
敬愛する獺郷亡き後、八尋は自分の存在を殺し獺郷を生かすことを決めたのです。
思いがけず秘密の共有をすることになった右ですが、
八尋が右に直接会いたかったのには理由があります。
それは、右が19歳の頃に書いた小説に関係しており、
八尋の人生を変えるきっかけになるものでした。
右はかつて天才と呼ばれた若き小説家でしたが、
ある日突然挫折を味わうことになります。
自分の限界を感じた右が八尋と出会い、
八尋を生かす道を探します。
腐らず嫉妬にかられるでもなく、
単純に素晴らしい才能に出会えた事に感謝するような右が、
一人の人間としても仕事人としても素晴らしいと思いました。
八尋は変わり者ですが美人で艶っぽく、
右とはセフレですが一緒に飲んだりキャンプをしたり、
子どもっぽいけどとても魅力的です。
モラトリアムの終わりと本当の自分・新しい関係ーー
こうなったらいいなと思うラストで、
表紙とは髪型も変えた八尋がとてもカッコよく見えました!
Hはたくさんありますが、比較的ノーマルセックスです。
八尋が積極的で表情も色っぽくて綺麗でした。
シーモア修正短冊
比較的甘めの修正だと思います^^
自分自身が持っている才能は、いつ、どこで、だれが、見極めるのかのお話。
webライターの右が、普段は決して表舞台に顔を出さない重鎮作家の連載企画の打ち合わせに、自宅に呼ばれて訪れた先にあったのは、鎌倉の、江ノ電極楽寺駅から山手に上った奥、木々に覆われた、いかにも文豪の屋敷然とした日本家屋で、其処にあらわれたのは年若い美青年が一人。
実は彼こそが、すでに亡くなってしまっている作家のゴーストライター。
という事で、タイトルだけ見ると、幽霊のゴーストが出てくるファンタジーみたいですが、生きている人間が自分の人生を決定していく、結構真面目なお話です。
最初のセックスのきっかけが、ちょっと軽すぎる感じもしますが、そこはBLだからということで目をつぶっていただいて、エロい八尋を堪能しましょう。
この作品、「BKACK TIE」に登場していた小説家の奥沢先生が登場します。
スピンオフという程には関連は強くありませんが、そのうち奥沢先生メインのお話が読めるかも、読めるといいな。
まず「絵」が良かった。表紙の彼のルックスは超好み。
内容も良かったですよ。
過去、天才少年、今ただのひと、として鬱屈してるライターの右(たすく)。
ダメ元で文壇の重鎮にWEB原稿の依頼をしたら、思いがけず直接会いに来て欲しいという。
そこで出会ったミステリアスな男との……
…という物語なんだけど、読んでいくとミステリアスというより意外とHに関してノリが軽くて可愛らしいのね。
そこがいい感じに作品イメージをブレさせていると感じました。
この表紙の彼・八尋のやっている事、それは深く突き詰めてしまえば犯罪性もある。だけど彼の行動の根底には非常に深い思慕があるし、八尋の持っている元々の素直さや可愛らしさ、人恋しさ的なものが読み取れる。
その上で、ずっと作家・獺郷才を背負う切なさや、八尋本人の眩しいほどの才能。
それを知って驚きも嫉妬も絶望もあったけど八尋を世に出す、という右自身の生き直しというアツい物語の側面も絡みあって、意外なほど読み応えのある物語になったと思う。
エロ方面も悪くない。キレイなお兄さんが何も隠さず乱れるんだもんね、八尋が男でもいけちゃうよね。
ラストも後味の良いハッピーエンドで良かったと思います。
サスペンスの印象が強い作家さん。サスペンスBL大好きなので作家買いしています。
さて、この作品はちょっとしっとりした雰囲気で結構良かったです。
物書きを目指していたが、圧倒的な才能に触れ、挫折して編集をしている主人公。新しく大御所の担当をすることになり、なぜか人嫌いの先生に呼び出され行ってみると。。
という出だしでした。
主人公、相手の迅瀬衛と夢がしっかり描かれていて読み応えあり。
しかしBLなので、受けさんがHにゆるいという設定ですることはしている :-)
作者さんの作品の中でも結構上位に入るお気に入りになりました。
茶渡ロメ男先生の作品、楽しく読んでます。
やはり、作家さんと読み手の相性ってあるんだねぇ〜。
いやぁ〜、分かっては居たけど〜ココ最近読んだ、前作でも今作でも立て続けに同じ様にに感じた事があったから〜余計ね。
茶渡ロメ男先生の作品は、BLってよりもヒューマンドラマな感じで、読んだ方が〜やはり、わたしには会ってたなぁ〜。
決してつまらないと言う訳では無い。
私の、萌のポイントの問題なんだろう。
次回作も期待しています。