偏愛ランジェリー

ベビードール姿のイケメン達

社畜の徹が自殺しようとしたところを、止められ振り向くとベビードールを着た月之木（笑）
変態登場にテンパって気絶したが間一髪月之木に助けられる。
女性用下着を作っていたが新しいことに挑戦するため可愛いメンズランジェリーのデザインを始めた月之木に、死ぬぐらいなら自社ブランド「ｏｎｅ」でモデルをしてくれと頼まれる。
徹を見ているとアイディアがどんどん浮かんでくると言われ「必要とされる」事に喜びを感じる徹。

求められる喜びと、過去の苦悩を払拭し目標に向かって頑張る月之木に惹かれる徹。
月之木が徹の気持ちを受け入れる展開はちょっと早いなぁとも感じてしまい物足りなさが残りました。

同時収録に「ｏｎｅ」の新入社員のお話が入っていますが、こちらは彼氏と既に同棲している状態からお話がスタートします。
ｏｎｅに入社したことで仕事にやりがいを感じ頑張る湊乙に公務員の年上彼氏･真和が時間のすれ違いを寂しく感じる展開。

表題作も同時収録も、彼らの恋愛を楽しむというよりランジェリー姿を楽しむのがメインな感じがしました。
フリフリランジェリーを着るイケメンが大好物の方には満足な一冊だと思います。