条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
sennsei suki darake desu
実は最新作の「魔都の星屑」を読み、とても気に入り先生の作品をもっと読みたいと思ってこちらを購入しました。
どなたも書いていらっしゃるように表題作よりも同時収録作の方が印象的ですし、こういう作風に実力発揮されるかたなんだなと強く思えます。
主人公の俳優が出演した映画のシーンが戦時中の兵士のやりとりで妙に印象深い。
BLでも太平洋戦争末期は結構描かれてはいるんですが、最近のコミックでは珍しいからかな。
綺麗な絵柄ですが独特で不思議な魅力があり、現代の高校生のお話よりレトロチックな美少年ものとか御伽話めいたものとか昭和大正明治の近代ものが似合います。
今後も注目していきたい作家さんです。
他のコミックスも読むつもりです。
表題作と描き下ろし+同時収録作品、タイプの違うコミカルエロ2作品です。
★先生、スキだらけです。★
生徒×美術教師
Sっ気のあるチャラい生徒に、下ネタの苦手な美術教師が、放課後の美術室で弄ばれるお話。
普段は寡黙で無表情な黒髪清楚系の先生が、下ネタで一気に赤面し可愛くなる。
そのギャップに気付いた生徒が、教師をいいようにする感じなんですが、
黒いタートルネックのシャツがエロくて、キャラがいい。
受けが流されチョロ助さんなのもいい。
エロ重視作品で終わっているのが勿体ない内容です。
避妊具の使い方がおかしいネタが大好きで、先生のキャラに合っていて可愛かった。
短編2話と描き下ろしで60Pほどしかなく、
短編だけだとこれからというところで終わる感じ。
描き下ろしの10Pで何とか先のある内容にしようとしてますが、消化不良です。
★だってあなたが火をつけた★
美少年趣味の売れっ子俳優×妖艶な若手俳優
葉山は俳優でブレイクして1年、
溜まったストレス発散にバーで出会った好みの美少年と一夜のはずが、
途中で泣かれて最後までできず消化不良のまま、新しい作品にクランクイン。
共演者の若手俳優辻丸が彼と重なり、どんどん惹かれていく。
辻丸が妖艶な美少年で眼が色っぽい、ぽわぁ~っとした雰囲気も可愛くて魅力的。
葉山がゲイバレしないようにと、辻丸への想いと葛藤する様子がコミカルに描かれていて、
ホクロやジッポ使いが小粋で好きです。
画も構成も上手くて最後までストーリー展開が楽しめる作品でした。
この作品の質の高さに驚きです。なんで表題作にしなかったんでしょうか。
しかも、丸々一冊で読める内容だったらと思うと、勿体ないなぁ。
どちらも面白いのに中途半端な感じで仕上げてしまったのが残念。
エロ描写が上手い作家さんで、次回作を楽しみにしています。
評価は表題作が萌、同時収録が萌2で、総合が萌です。
※シーモア:修正は棒も菊も発光です。
表題作と同時収録が1本。ページ数的には同時収録の方が長いお話です。
表題作は、
自称「好きな人はいじめたくなるタイプ」の男子高生亮平は、授業中喋ってても全然怒らない美術教師風見が、下ネタを話した時だけおしゃべりと注意してきたことで先生が”潔癖”だと察する。
放課後美術室で風見をからかい手コキまでし、翌週にはセっクス迄してしまう。
風見が抵抗らしい抵抗はしない!!!
未知のエロス・教師と生徒・神聖な教室、すべてに結局は興奮しちゃうチョロリンドMちゃんな教師♪えろぉ(笑)
恋愛的な感じはあまりしませんが、描き下ろしでは亮平が一生逃さない的な発言して二人で燃え上がっちゃってんので本人たちは愛し合ってるのかも…。
付き合うとかの表現はないので、襲う生徒と受け入れる教師の関係のまま本編は終わってます。
表題作にしてはあっさりな終わり方だったかなーって感じました。
二作品入っていました。
【先生、スキだらけです。】表題作
チャラくてゆるゆるイケメンの学生に目をつけられたのは、美術教師の風見。
攻めは好きな子ほどイジメたいドSで、逆に受けは普段クールだけれど下ネタでも顔が赤くなってしまう先生。
無口で冷たい印象なのに、体は敏感で快楽に弱いギャップが可愛かったです。
その姿に、最初はからかうつもりだった攻めも、段々と惹かれていきます。
いい感じになっていって、これからだ…!というところで、あっさり終わってしまったのが残念…。
短編なので仕方ないとはいえ、序盤だけを味わった感じでした。
【だってあなたが火をつけた】
俳優(ゲイ)×若手俳優
美少年好きな攻めは、可愛い子を求めてバーへ訪れます。
そこで出会ったのが理想の子である受け。
お金を渡して一夜を共にしようとしますが、本番は怖いと断れます。
電気も点けずに真っ暗な中でのやりとりだった二人。
しかし、互いに実は今度共演する作品の相手ということが共演して数日後に判明。
真っ暗だったので気づかなかったとのことですが、いくら暗いとはいえ、お互い分からなかったのか!?
更には受けが攻めのファンだと判明。
受けの部屋には攻めのグッズやDVD、ポスターがびっしり…。
攻めの方が受けのことを好きだと思っていたが、どちらかというと受けの方が愛が強くて一枚上手だったお話でした。
まるまる表題作の作品かと思っていましたがもうひと作品収録されていて、どちらかというと表題作のほうが内容薄めだったかなと感じました。
下ネタが苦手な風見先生にチャラめな生徒の亮平が目をつけて、放課後の部室でエッチなことをするという展開でしたが…
亮平は風見のことが好きだというけれど、本当にそこに気持ちはあるのか?という疑問が。
そして風見はただ単にウブなだけなのか、何かあって触れられるのも下ネタも苦手なのかがわからないので、ふたりの盛り上がりにイマイチついていけず。
亮平の性格的にもあまり長続きしなさそうだなと感じて、ふたりのこの先を応援したい!と心から思えるようなカップルではなかったなと思いました。