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ibara no ori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表紙が緋襦袢ですが、遊郭とは全くありません(笑)。
完全に現代もので、しかも舞台は建設会社と政治家絡みのお話です(本人が政治家ではないんですけれど…)。
「花もあらしも!」シリーズのリンク作ですが、前作の2作品を読んでなくても、多分理解できる内容かと思います。
もちろん、読んでいた方が背景は分かりやすいかと思いますが。
「花もあらしも!」で主人公だった九条鋼君の兄、剣君が今回の主役なんですが、ストイックなイメージあったので、今回の設定は意外でした。
過去に辛い経験があったとはいえ、少し自暴自棄な所があって流されやすいのは少し気になりました。
とはいえ、強引だけど実は結構健気で一途な攻め様とはいい組み合わせだったと思います。
実は私、お話の中盤も過ぎた頃に攻め様が過去についての打ち明け話をするまで、攻め様はずっと年上だと思ってました(汗)。
だって、受け様の方が若く見えるんですもん!!(美人の特権か?)
年下だと分かったら、なんか性格も急に大人しくなったみたいで、それはそれで萌でした(笑)。
中身が全くないBLとは真逆で、逆にいろいろありすぎて
そしてその全てが暗すぎて・・・重い!(笑)
展開もさすが桜川園子先生といいましょうか・・・
「お金がない」シリーズをご存知な方であれば、
一筋縄ではいかないだろうとお思いではないでしょうか。その通りです!(笑)
剣道の道に長けた主人公、しかしとあるケガをきっかけに合わせて、
弟の優れた力量が兄の自身をなくさせ、さらに父の期待をなくします。
兄として弟は可愛いのですが、やけくそになった兄は弟子と行為にふけり、堕落してしまいます。
そんな姿を父に見つかり、ひどい折檻を受けます・・・背中に消えない傷を残して・・・
それから数年経っていちょまえにりっぱに働くのですが、
その淫らな体は大人になっても嫌な男に弱みを握られ迫られ・・・
本当は自分を好きなのに体をつなげたきっかけは脅迫・・・
(;´∀`)
最終的には愛にあふれた?終わりになりますが、いやー重いっすね!(笑)
弟くんの話も別冊にあるのですが、兄がねー・・・淫乱設定です(笑)
たまにはここまでドンッとした内容のものもいいかもしれませんね。
「花もいばらも」「花もあらしも」の受 鋼ちゃんのお兄ちゃん 剣さんのお話です
表紙 緋襦袢だけど遊郭モノではありませんw
女の子と見まごうばかりの鋼ちゃんとは打って変わって 美人だけど体はがっしり目でしっかり大人の男な剣さん でも受w
そして「いやなのに感じちゃう(*´д`*)」なM
↑茶化しすぎ m(_ _)m
クスリを盛られ襲われそうになったところを葛城に助けられますが そのまんま襲われちゃいました ヽ(・ω・;)ノ
半ば脅されるように続く関係
葛城くん 剣さんを繋ぎとめるために必死です 余裕ないです
そこらへんが年下攻の醍醐味でしょうか
鋼ちゃん編より エロエロであだると~♪な雰囲気です
しっかし この兄弟二人とも男に走っちゃって。。。
九条流の後継ぎはどーすんだい?w
長髪受けが好きなのですが、いまいち萌えなかったのはどうして・・・
足の障害のことや親子関係がかなり重ーい設定になっていますが
そこまで際立ってなかったかも・・・・。
葛城に関しては、なんで剣さんをいたわってあげないのよ!
と、思ってしまいました・・・
ですがそんな葛城を求める剣さんはちょっと可愛いですね^^
トイレで苛められる剣さんもちょっと可愛かったです。
というか、彼はM?淫乱?
最後になって二人は結ばれますが
それまで二人の関係が曖昧・・・。
重い設定をもう少し活かしたら萌え評価だったかも。
同作者の「花もいばらも! 」と「花もいばらも!」の主人公・鋼の兄の話。
兄はケガをして剣術の道を究める事が出来なかった。後継者の座は弟に渡す事になります。弟に期待をし、弟ばかりをかまう父に兄はカインコンプレックス(親の愛を巡り兄弟にコンプレックスを抱く事)になります。
あさぐれた兄は弟子と抱き合って鬱憤を晴らす…、が、父に男と抱き合っているのを見つかり酷い折檻を受けます。兄の体にはその時受けた折檻の痕が今でも残っています。
そんな兄も大人になり、真面目に仕事をし、建設会社重役にまで上りつめます。
仕事は出来るがツンツンしている。若いのに生意気だ!
受(兄)は色んな人にやっかまれ、薬を使って辱められかけます。
そこを見事なタイミングで助けるのが攻。
攻と受はこの時が初対面…と思いきや、攻は受の事をずっと思っていた!
剣術の大会で、緊張で臆病の虫が泣き出してガチガチに震えている攻に、受が先輩としてアドバイスをした。その時の事が攻にとっては大きな思い出になっていて、受の事をずっと思っていたが…。
抱いてみると好き過ぎてドSスイッチ入っちゃって結構エロは激しくて酷いです。
好きなのに乱暴。
ずっと想っていたのに優しく出来ない。
不器用な年下攻めで、一途な想いがチラチラチラリズム。
攻の純な想いを知り、あんな酷いヤツ最低だと思っていた受もほろりほろりと絆され惹かれていきます。
結局巧くまとまるのですが、弟の話に比べるとドラマチックで飽きない設定かなーと思います。好きなのに酷くしちゃう。好きだから酷くしちゃう。そういうもどかしさが年下攻めの美味しいポイントだと思います。